三沢自転車商会

スポーツ自転車の商品情報満載
チャリは今日もラブリーかい?

08 チネリ ウィリン

2007年10月31日 | 08モデル/ロード

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新しいデザインのチネリフレームがリリースされました。チネリと言えばそのデザイン性が高く、凡人には思いもよらぬデザインを毎年見せてくれます(笑)新作ウィリンは、フレームはもちろん新作ですがカラーリングも斬新です。

ブラックフレームに目立つシルバーのロゴですが、その上に被せてオレンジとイエローのポップなカラーで小さめのロゴが散りばめられています。遠めに見た感じだと、オレンジやイエローが入っているなぁと思うくらいですが、良く見ると全てロゴです。ロゴの上に更にロゴというセンスが最高!フレームはフルカーボンでコロンバス製モノコックの新型。継続モデルのマンマシーンの弟分という感じで、高めの剛性です。価格260,400円(フレームセット)


08 クォータ カルマ

2007年10月30日 | 08モデル/ロード

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価格以上の走行性能と07でも評判の高かったクォータ/カルマのシマノ105完成車です。08でも継続ラインナップされ、ホイールがフルクラム/レーシング7に変更されました。

国内だけではなく、世界各国で高評価だった07では、イギリスのCycling誌で”パフォーマンス・オブ・ザ・イヤーに輝いたそうです。この価格帯での本格派カーボンバイクは、カーボン技術に優れたメーカーだからこそ実現できていると思います。フレーム、フォーク共に剛性の高いカーボンでペダリングパワーを充分に受け応えてくれます。フォークも自社製なのでトータルバランスが良く、ステアリング等にも安定感があります。徐々にグレードアップしていく、ベースとしてのフレームとなるでしょう。価格279,300円。


08 デローザ チーム8

2007年10月29日 | 08モデル/ロード

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08デローザニューモデル、チーム8です。アルミフレームながら、インテグラルシートポスト採用で機能面、デザイン性ともにアップしています。

フルアルミのフレームは、デローザの中では一番下のグレードになります。ですが下と言ってもこの形状ですからね。エントリーとは言い難い仕上がりです。このインテグラルシートパイプはどうしても抵抗があると思いますが、チーム8はカットはもちろん可能ですが、このフレームシートパイプに通常のシートピラーが刺さっているので、上には通常のピラー分だけ調整可能です。もちろんピッタリでカットした方が剛性も上がるし、カッコもいいのでメリットは多いですが、通常通りシート調整ができればエントリーでも安心です。しかしロゴが消えてしまうまでカット必要な方は残念ながら諦めましょう。価格187,950円。(フレーム)


08 インターマックス クアトロ

2007年10月28日 | 08モデル/ロード

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各社、軒並み価格上昇されている気がしますが、このインターマックス/クアトロ完成車は価格変更無く継続リリースされます。

07でも人気の1台だったクアトロ。フルカーボンフレームでシマノ/105完成車で247,800円とかなりのコストパフォーマンスな1台です。安いカーボンフレームだと性能は?と感じてしますものですが、インターマックスは今中さんが全てテストライドして作られているので、安心感がありますね。この価格帯ではかなり高性能で、上位モデルのフィードバックが生きているのでしょう。全体的にマイルドでありながら、踏み込みには反応する剛性でレースにそのまま使用しても良いでしょう。07ではメーカー在庫になり難く、予約等が必要かもしれませんね。


08 カレラ イロス

2007年10月27日 | 08モデル/ロード

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07の中盤からリリースされたカレラ、フルカーボンフレームのイロスです。このモデルのキャッチフレーズは、クラシックデザインとモダンマテリアルの融合。

このフレームが実現したかったのは、スチールフレームの美しさに仕上げたい!でしょうか。なるべく細く、最低限のチューブ径で作るカーボンフレーム。このシャープさが他社にはなくスタイリッシュです。もちろん走行性能があってのことで、フレームのストレスのかかる部分には特殊な繊維を使用して耐久性を維持しています。オートクレーブ製法による、サイズごとにワンピースの特殊な型を使用して生産されます。ユニディレクショナルは当たり前、更にカーボンチタニウムファイバーベクトランという特殊素材も織り交ぜ、強度を高く保っており、負荷の掛かりやすいボトルケージやフロントメカなどのパーツ取り付け部分は、ケブラーで補強されるという徹底した作りになっています。個性的に行くならフィブラ、クラシックに行くならイロスとラインナップも豊富なカレラレーシングフレームです。価格669,900円。


ピナレロ FP5

2007年10月26日 | 在庫自転車

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08モデルが徐々に入荷してきている今日この頃。ピナレロ、フルカーボン完成車、FP5が入荷です。

07で言うF3:13の後継車でもちろんF4:13と同じ金型を使用して作られているモデルです。F3:13とはまた違うカーボン繊維を採用し、30HM12Kというカーボンに変更されています。最近はやりの、目の粗いカーボン網目を表面に使用し、昨年までベタ塗りでしたが、ゴツいフレームが更にインパクト強く感じます。振動吸収性重視といえど、イタリアバイクはBB周辺の剛性はしっかり残していますので、踏めば良く進んでくれます。30HMカーボンになったことで昨年より全体的にも剛性感がアップしていることでしょう。レース系ロングライド車という感じのカーボンフレーム。08FP5はシマノ/アルテグラSL仕様とカンパ/ベローチェの選択ができます。価格は同じ、365,400円。入荷モデルはアルテグラSL、サイズ46。

122 このアングルがステキ。ダウンチューブ下にロゴが入っているんですけど、いつアピールするためなんでしょう?08も多くのカーボンフレーム完成車がリリースされています。ちょっと奮発して完成車を買う予定の方は、カーボンは乗り味等、だいぶ違うので悩みますね~。見た目も大事な選択肢ですよね。


08 オルベア オルドゥ

2007年10月25日 | 08モデル/ロード

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これは…凄くないですか?見た瞬間は「なんじゃこりゃ」です。オルベアの新作TTフレーム、オルドゥです。既にプロチームで使用しており、目にした方もいるかもしれませんね。

風洞実験、耐久テスト、ライディングテスト、応力分析テストなどを何度も重ねてようやくこのオルドゥにたどり着きました。フレームに使用されているチューブ全てが、エアロダイナミクスを考慮した設計で、昨年までのオルドゥに比べ約40%もの空気抵抗が減少されているそうです。フレームの素材はM30というカーボンが使用されており、TTやトライアスロン等の走行に適した素材選択で理想的な特徴を引き出しています。個人の力のみで勝負する競技向けなので、この大幅な空気抵抗削減は特筆物ですね。このボリュームなので重そうですが、フレーム重量は1250gです。更に、オルカ同様のSSNシステム採用で、全サイズ同じ乗り味になるよう設計されており、小柄な日本人でも最高のフレームを堪能することができます。価格438,900円。

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シートパイプ周辺もゴツイですが、このヘッド形状がカッコイイです。個人的には新幹線?みたいな印象でした。なんだか単純に速そう。そして速く進みそうな気分にさせてくれそうです…


キャノンデール CAAD9・6

2007年10月24日 | 08モデル/ロード

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キャノンデール、エントリーロードCAAD9の08モデルが入荷しました。エントリーモデルと呼ぶには失礼かもしれません、数年前はクネゴが好んで使用していたプロモデルですからね。アルミフレームの製作技術と生産能力の高さを誇る、キャノンデールだからこそできるハイグレードエントリーモデルという感じです。

エントリーでおすすめを聞かれた場合、必ず候補にあげているCAAD9ですが、やはりこの価格帯では最も軽量で乗りやすいフレームだと思います。アルミらしいパリッと感はありますが、自慢のカーボンバックの必要性を否定する独自形状のアルミバックが振動吸収性も高く、幅広く使用できる万能型です。性能だけじゃなく、仕上げも美しく、実車を見る機会があったらぜひ溶接部分を見てみてください。デローザまでとはいきませんが、匹敵する溶接痕ブラッシングですよ。ハンドメイド感がよくわかります。シマノ/ティアグラにコンパクトでこのままどこも変更することなく乗り出せます。08はシンプルカラーなので、好みのカラー等にも合わせ易く、バーテープやサドル、タイヤ等のカラー変更で個性も発揮できます。価格179,000円。


08 デローザ キング3

2007年10月23日 | 08モデル/ロード

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デローザのフルカーボンレーシングフレーム、KINGも第三世代になります。そのままKING3というモデル名でデビューです。今回の日本国内での新車発表、並びにプレゼンテーションにはクリスティアーノ・デローザ氏も来日。ブランドへの熱き思いと、新製品の解説をして頂きました。デローザは未だ、ビッグブランドとしては稀なイタリア国内にて全てのフレームをハンドメイドするというこだわり。それは製品に対する愛情と想いがギッシリ詰まったフレームになっているような気がします。本物というモノを魂を込めて作り、その想いを感じてもらえた方に乗ってもらいたい。そんな職人気質のブランド、デローザ…

2000年のデビューから今回で3作目になるキングは、更に軽量になり重量は920g、インテグラルシートポストを採用。そして機能だけじゃなく見た目も重視する、ワイヤー類全てをフレーム内蔵とし、非常に美しくそして速いフレームになっています。デザインはもちろんですが、独特のカラーも見る者を魅了します。ガチガチの高剛性フレームではなく、ある程度の快適性を持たせた非常にバランスの良い考えられた設計です。価格617,400円。


08 TIME VXRSアルティウムワールドスター

2007年10月22日 | 08モデル/ロード

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TIMEの新作、そしてフラッグシップモデル、VXRSアルティウムワールドスターです。これぞ宇宙一と自負するカーボンフレーム、タイム社のテクノロジーの集大成です。

やはり自社でどれだけ開発できるか、そして自社でどれだけ良い物を作り出せるか。タイムのカーボンは全て自社で繊維から生産されます。常に新しく、より良い物を作るというコンセプトは変わりません。この最新のアルティウム・ワールドスターは、最近良く耳にするナノカーボンは既に採用済みです。もっと前からナノレベルのフレームを製作しており、これはカーボン繊維がナノカーボンではなく、カーボンシートを接着する際のエポキシ等にナノレベルのカーボンを混ぜることで、より濃厚と言うか密度の高いカーボンシートが作られるそうです。このカーボンシートを全面的に採用し、全ての性能がよりアップしています。これぞ最強のレーシングフレームでしょう。重量915g。価格680,400円。