管理人のごった煮日記

こちらは管理人八洲の徒然日記です。映画のことやゲームの
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それってどんだけうっとりよぅ?

2007-03-05 00:38:14 | 映画で悶絶
昨日、ウィーンフィル(だったと思うのですけども)交響楽団が初めて音楽を担当したということで、
またネットでは750ん人のエキストラが一斉にラブシーンを演じながらきついR指定をくらわなかったということで
話題の『パフューム』を見にいってきました。(下記、ややネタバレ有りです)
劇場内にはほのかに香水が香っていて、普段香料を苦手としている私でもお?と思う良い香り。
その香水を先着で配っていたのですが、これが映画の宣伝部長である某女装お笑い芸人の匂いを映画と同じ製法
で抽出して作ったものです、とあって「どんびきだよ!」と本人の突っ込みも入ったなかなか笑えるものでした。
確かにそれで本当に作ったものならドン引きです(笑)
作品はとにかく全体的に画面が暗い。『ハンニバル』に近い暗さです。明るいシーンもどこか退廃的で暗さが漂う。
それほど凄まじくグロいシーンは出てきません。ただ冒頭の2~30分はちょっと「うっ」となるかもしれないシーン
が続きます。スプラッタ的な気持ち悪さではなくて、生理的嫌悪感でした。当時のパリはとにかく臭い、と説明が
あってそれを映像が思う存分伝えてくれました(笑)映像をみて想像すると「うぇ」となります。
 主人公の生い立ちはとにもかくにもどん底で、あの当時どこでどんな風に死んでも誰にも何も思われず、下手を
したら気づかれもしなかったかもしれない人間の一人。そんな彼の自我=匂い。
匂いが彼の全てで、究極の香水を作ることだけが人生の目的になります。その為に罪を犯しますが悪気がない。
淡々と、ただ必要だから処女達を殺す。彼が感情的になるのは香水作りがうまくいかなくなりかけた時だけ。
その時ばかりは半狂乱になります。
彼の作った究極の香水はその製造過程を見れば悪魔の所行、けれどその香りは人々を魅了し、惑わし、全てを忘れ
させる。そして人々に幸せを与える。
ただ、その香水を作った彼自身は幸せかというとどうなのだろう、と思いました。
最後はどうなるのだろうとどきどきしていましたがまさかそうきたか!と思う一方ですごく納得のラストでした。
「彼は香水で人々の愛をよびさましたが、彼を人並みに愛される人間にはしなかった」という台詞があり、それが
彼の人生をまさに象徴する台詞でした。その台詞をふまえてのことなのでラストシーンに私は説得力を感じました。
全体的にひたすら暗くじめっとしていて淡々とすすむので長く感じました。けれど天才と狂人は紙一重という
ギリギリ感、その危うさ、純粋さがぎゅっとつまっていました。
面白いかどうかと聞かれれば面白くはなかったですが、良い映画だったと思います。
笑い所はまったくもってないのですが、主人公が自分の作った香水を含ませたハンカチをひらひらさせて群衆を
魅了するシーンがあるのですが、群衆のあまりの恍惚した表情に思わず(笑)どんだけうっとりだよ!とちょっと
つっこみたくなってしまいました。
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