河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

3/20(水祝)15時 東京藝大奏楽堂 河野文昭退任記念演奏会 シューマンピアノトリオ第2番他

戸隠 悼・河合隼雄さん⑩

2007-08-01 17:07:29 | 悼・河合隼雄先生
戸隠での「お話と朗読と音楽の夕べ」は
1999年秋から始まって
毎年1回開催。

去年の6月で8回目でした。

河合先生は
毎年、戸隠をとても楽しみにしておられ、
どんなに忙しくても
戸隠の日だけはなんとか確保されていました。

特に長官になられてからは
本当に超御多忙で、
東京で単身赴任の身ではあっても
晩御飯を家で一人で食べる時がない(会食などで)、
とおっしゃってました。

戸隠の「お話…」では
毎回テーマを決めます(「読む」「木」など)。

その相談に
前もって
先生、谷川さん、山田さん(企画のモトジメ)と私が
集まるのですが……

そうそう、思いだしてきました。

ずっと昔は先生も時間に余裕があったので
その相談が終わったあとだったと思うのですが、
4人でカラオケへ行ったこともあります。

先生は童謡を歌わはりましたね。
私は、松任谷由美の「あの日に帰りたい」。
谷川さん、山田さんはなんだったかな?

私は、カラオケ生まれて2回目の経験だったので
忘れがたい思い出です。

で、
その前もっての相談ですが。

新宿の韓国料理屋さんに
夜行くことが今までは多かったのですが、
去年だったか
どうしても先生の夜の時間が取れず、
お昼休みの文化庁に来て、
ということになりました。

ちょうど文化庁の引越しのときで、
丸の内近くの仮の場所でしたが
長官室の先生の仕事部屋で
先生のポケットマネーで
お弁当をご馳走になりました。

先生の大きな仕事机の上には
未決、保留、済み(だったと思うのですが?)
と書かれた三つの木の箱がありました。

未決の箱には山のような書類が積んであり
済みの箱は空っぽだったの覚えてます。


戸隠の「お話…」は
毎年、秋の土曜日の夜に開催していたのですが、
去年はどうしても先生の調整がつかず
秋に開催するところを
6月に早めました。
みんなとても楽しみにしていたので。

このつづきはまた明日。

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