風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

続々 秋の日

2016-10-14 06:03:48 | 心理と真理
17代続いて来た我が家

といっても私は

この家に血縁関係はない

父はこの家の婿養子


この家の跡取り娘であった父の妻は

姉と幼い兄を残して亡くなった

その後後妻に入ったのが母

そこで生まれたのが私と妹


だから私には祖父母が合わせて6人いた

といっても

母方の祖父母は私の生まれる前に亡くなっていたし

生まれた家の祖母も亡くなっていた


幼い頃の祖父母の思い出は

生まれた家の義理の祖父にある

祖父が80歳近くになって生まれた私だから

祖父との思い出は家の庭と縁側にある


むずかる赤ん坊の私を乳母車に入れて

縁側に座って乳母車に紐をつけて

庭に押しやったり手元に引っ張っては

あやしてくださっていたという


小学校に上がり少しましくそに成った頃

秋の日に収穫した籾米を

筵に広げて干したり取り入れたりするのは

私と祖父との仕事


庭の畑に祖父は自然薯を植えて

とろろ汁を作ってくれた

私は祖父が摺るすり鉢を抑え

出し汁を少しずつ流しいれた


お盆やお正月が近付くと

祖父の昔話を聞きながら仏具を磨いた

油を付けて磨く藁縄を捩じって束ねた道具は

祖父の手製のものだったのだろう


祖父の傍で絵を描けばMisaの絵は

生きてるなぁなどと

厳しかった母の代わりに

褒め育てていただいた


祖父が亡くなってもう50年になる


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