【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

大根炊き「生駒聖天さん」

2016-12-10 | デジカメ紀行
宝山寺(ほうざんじ)
奈良県生駒市門前町にある真言律宗大本山の寺院。

生駒山の中腹に位置し、商売の神様を祀る日本三大聖天のひとつ。1678年に湛海律師によって開かれ、現世利益を求める多くの人々の信仰の寺として、古くより栄えてきました。生駒聖天(いこましょうてん)、生駒の聖天さんとも呼ばれています。
鎮守神として歓喜天が祀られています。
生駒山中に約10年の年月をかけて完成した伽藍には、山中の寺院ならではの独特な寺院建築物が並び、そのそれぞれには様々な神様・仏様が祀られています。
毎月1日・16日は「歓喜天御縁日」で、商売繁盛など現世利益を祈願する人々が数多く参拝されます。

12月1日「大根炊き」

お下がりの大根を神酒で焚き上げ特別に調合したタレで召し上がっていただき体内のみならず精神的にも解毒していただく行事です、と。


大根は体内の毒を消すと古くから言われています。大根は聖天様の好物でご紋にも大根が使われています。
12月1日深夜0時とともに、大釜で炊かれ宝山寺味噌のタレをかけた大根がいただけます。

一の鳥居

石造りの鳥居としては、国内でも特に背の高いものとして
知られているそうです。

扁額に「歓喜天」の文字。
この「一の鳥居」は、もともとは近鉄生駒駅の近く(参道の入口)に建っていましたが、昭和50年代の駅前再開発事業により、現在の場所に移築されたそうです。

宝山寺のように、寺院で鳥居を見かけることがありますが、それはその寺院が天部の神様を祀っているからだそう。天部の神様とは、仏教成立以前のバラモン教の神々であり、仏教の成立後は仏教の守護神として位置づけられており、この天部の神様は穢(けが)れを嫌うことから、参拝者は鳥居をくぐり身を清めて参拝をします。

一の鳥居付近で

参道

生駒山ケーブル駅から、10分ほどの所です。

金剛殿

惣門の手前右手にあるお堂です。交通安全祈祷。
本尊はお不動さん。聖天さんの根本霊場です。


惣門へ向かいます。


惣門を横から見ると

薬医門と呼ばれる形状をしており、横からみると屋根を支える本柱が
中心より前にせり出しているよう。

薬医門とは。
薬医門のいわれは、一説には矢の攻撃を食い止める「矢食い(やぐい)」からきたとも、医者の門として使われたことからとも言われています。
倒壊しやすい棟門の欠点を補い、本柱の後方に控柱を建てた門。
本柱が門の中心線上から前方にずれ、本柱と控柱を結ぶ梁の中間の上に束(つか)をのせて切妻屋根をのせた門。
棟は本柱の垂直線上から後方にずれています。

地蔵堂

惣門の正面にある階段の途中にあります。ここに並ぶのは、福徳地蔵尊像や融通観音像など6体の石像。福徳地蔵尊像と融通観音像は宝山寺ができた当初に寄贈されたもので、そのほか4体は昭和に入ってからこの場所に居られるとのこと。
この融通観音像、実は双子だと言われ、まったく同時期に制作された、よく似た姿のもう一体の融通観音像があり、そちらは奈良市三碓の添御県坐神社(そうのみあがたにいますじんじゃ)に居られると伝えられているそうです。直線距離で約5kmほどの場所から、互いが互いの方を向き合うかたちで立っているそうで、この場所から融通観音様が見つめられている視線の先には、奈良市のまちを見渡すことができるようです。

鐘楼


境内にはいります。

中央あたり、屋根がいくつも重なっているような建物が拝殿。
右手屋根が半分ほど見えているのが本堂。



しめ縄

12月16日に、一の鳥居に付けられるそうです。

鳥居

扁額には歓喜天と刻されています。

本堂

五間四面・重層の護摩堂様式。同寺で最古の建造物。
本尊として、宝山寺の中興開山者である湛海律師により作られた
不動明王像が祀られています。

不動堂という意味の「阿遮羅場」と書かれた額は、
東寺学頭大僧正賢賀の筆(明和5年/1768年)。
堂内では、護摩祈祷が行われていました。

拝殿

瓦葺きの本堂の隣には、檜皮(ひわだ)葺の聖天堂拝殿。
棟や破風の数が多い、「八つ棟造り」という様式で、寺院建築としては
非常に珍しい外観だそうです。
きらびやかな飾り灯籠で荘厳されています。
建物の手前が外拝殿、そのすぐ後方が中拝殿、
一番奥が大聖歓喜天(聖天)を祀る聖天堂。

般若窟

本堂の後ろに見える岩壁。役小角が般若経を納めたと伝わっています。
弥勒菩薩が安置されています。

巾着袋のお賽銭箱



歓喜天が持っている巾着を模した賽銭箱です。歓喜天の好物で、
食べると身が清められる大根の絵柄が彫られている。

多宝塔

現在の多宝塔が建てられたのは、昭和32年(1957年)。中興開山の湛海律師はこの場所にこそ「多宝塔」を建てるべきと考えたが、その時期は将来にゆだねていました。そのころよりおよそ300年という長い年月を経て、故実に基づき建てられたのが今の「多宝塔」。
本尊は、清らかな愛の成就を祈る愛染明王像。


境内にはたくさんの石碑が建っていて、
そこに「永代浴油」と彫られています。
浴油とは、独特の供養法で、聖天さんの御像に杓を用いて真言や印で、加持をした油を潅ぐ供養法で、生駒では夜中の2時に
住職が毎日行っているそうです。

大きな釜で8000人分の大根が炊かれたそうです。





熱々の大根「ごちそうさまでした」。
11時半頃には、大釜の中は、空に・・・。


説明文は公式ホームページ等より





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