【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

おふさ観音バラ祭り

2017-06-18 | 花だより
2,300 種類以上のバラをはじめ、四季折々の花が楽しめる、おふさ観音。





「美しいお花たちによって、訪れる方々の心を少しでも安らげたい」という思いで育てているうち、現在の姿になりました。花いっぱいの美しい境内が、調和のとれた仏様の世界のようであることから、「花まんだらのお寺」とも呼ばれています。
おふさ観音では、大切にしていることが2つあります。ひとつは、庶民のお寺として、身近な存在であること。そして何よりも、「元気が出るお寺」であることです。

おふさ観音は、高野山真言宗・別格本山のお寺です。
その本堂が建つ辺り一帯は、かつて「鯉ヶ淵(こいがふち)」と呼ばれる、大きな池でありました。

時は慶安3年(1650)4月、ある日の早朝のこと。この地で暮らす「おふさ」という娘さんが、鯉ヶ淵のそばを歩いていると、白い亀の背中に乗った観音様が、目の前に現れたのです。おふささんは、池のそばに小さなお堂を建て、そこに観音様をおまつりすることにしました。

その観音様は、色々なお願い事をかなえてくださるとして、近くの村人たちに厚く信仰され、大切にまつられました。やがて誰からともなく「おふさ観音」と呼ばれるようになったといいます。

明治時代になり、「観音様のために、大きな本堂を建立しよう」という計画が持ち上がりました。そして様々な人たちが協力して寄付を集め、無事、現在の本堂が建てられたのです。完成した本堂には、高野山からお坊さんを紹介していただきました。

その後も、おふさ観音は多くの人たちに愛され続け、現在の高野山真言宗・別格本山へと発展していきました。

おふさ観音のバラの特色は、品種の多さです。基本的には1種類1株を栽培しています。
園内のバラは、1995年から少しずつ増やしていったもので、副住職を中心に寺内の一堂が丹精こめて育て、剪定をしてまいりました。
近年は特にイングリッシュローズを中心に栽培しています。優雅な花形で花弁が多く、四季を通して花を咲かせる上、香りの良いものが多いのも特徴です。
(公式サイトより引用)

バラ祭り(5月15日~6月30日)開催にあわせ、6月9日、出かけてきました。

おふさ観音、山門


  


藤原宮の大極殿を真ん中にして、東西に位置する桜井市の安倍文殊院と橿原市のおふさ観音を結ぶ約4キロの道。
長寿延命をこのニヶ寺に願掛けするため、この大和長寿道を歩いて参拝されたようで、近年は「ぼけ封じ」のお寺として参拝されているそうです。

門をくぐり振り返ってみました。






境内案内図



手水



鐘楼




もとは元禄3年銘の釣り鐘がありましたが、昭和19年に第二次世界大戦のために供出。現在の鐘は昭和51年、密門光範代に再鋳したもの。
「和の鐘」と名付けられました。


西諸尊堂

玉置の大神(活力創造)、愛染明王(縁結び)、弁財天(芸道上達)の
諸尊が祀られています。
「西の三体様」とも呼ばれています。


東諸尊堂

地蔵菩薩(子供の守り神様)、正市井稲荷大明神(五穀豊穣)、弥勒尊石(衆生の救済)、福の神(福徳円満)の諸尊が祀られています。
「東の四体様」とも呼ばれています。



本堂




本尊の十一面観音様(秘仏)が祀られています。

「生き人形」が特別公開されていました。
幕末から明治にかけて作られ、徹底的に本物に似せた人形です。
初代安本亀八作の「飯田喜八郎像」を見ることができます。
皮膚に静脈が浮き出ているのが分かるほど、
精緻に作りこまれています。
飯田喜八郎氏は、明治の地元の名士で、おふさ観音の発展のために
大変ご尽力下さった方と伝えられているそうです。


本堂の前に

びんずる様

お釈迦様の弟子の1人。
体の各部位の痛みをびんずる尊者に託し、病気平癒を願います。



仏足石





境内では、約2,300種類のバラや四季の草花を見ることができます。













































お参りをし、色々な花達を見ながら、日本庭園の方へまわります。


三宝荒神堂

火難除けの三宝荒神様が祀られています。


恵比寿尊社



大和七福八宝の神様で、商売繁盛・家運隆昌の福の神様として有名な
恵比寿天様が祀られています。


大師堂

宗祖弘法大師と、向かって右に普大士尊(もの忘れ封じの神様)、
向かって左に庚申尊(病魔退散)が祀られています。


金毘羅尊社

農業・漁業・医療など広くご神徳のある金毘羅様が祀られています。


本堂裏手にまわると・・・。




大和十三仏霊場会のご本尊としておまつりしている千手観音様を、
外からもお参りできるようになっています。


大銀杏

古く明治時代から境内にあるといわれる銀杏の木です。
おふさ観音のシンボル。


スモークツリー




テッセン
     

 




紫陽花






ツツジ


ドクダミ


ホタルブクロ


ハギ


夏椿


  

  


亀の池

たくさんの亀が泳ぐ池です。亀は、観音様の化身とされています。


鯉の池



おふさ観音発祥の物語にちなんだ鯉の池です。体長60センチ以上の
大きな鯉が泳いでいます。


円空庭
四季折々の様相を見せる、鯉の池を囲む回遊式の日本庭園。
名前の「円」は‘悟り’、「空」は‘無限’を表し、見る人に心の安らぎを与えてくれる庭、という意味がこめられています。


7月1日~8月31日には、風鈴祭りが開かれ、境内には2,500を超える風鈴が吊り下げられるそうですよ。  
  
説明文は公式ホームページを参考にしました。
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