文章を書くのはあまり得意ではないが、近い志をもっているレーベルと仕事をして、そのレーベルに声をかけて頂き自由に文章を記せるというのはとても嬉しい事なので筆を執る。
何から書けばいいかと迷う所ですが、とりあえず自己紹介を。
まず、僕が好きなものは漫画、大衆文学、テレビ番組、ゲーム。音楽については置いといて、煙草はゴールデンバットを吸う。
それとお酒にビールにラム。あと散歩が好き。
食べ物についてはあまり好き嫌いは無いがその中でも、と言える好物はみそ汁、蕎麦、カップ焼そば、梅干、オムライス、寿司。
順位をつけるとしたら一位は何だかんだ茶碗によそった湯気の立つ白いご飯。
食べ物について考えればいつでも幸福な気分に浸ることができる。
ご覧の通りいたって平凡な好みなので日常的な楽しみに困ることが無い所が恵まれているなと思う。
好きな物のエピソードなどが沢山あるのであれもこれも書きたいが、今回は笑える話とかはせず食べ物を好きな理由について詳しく書きたい。
想うだけで幸福になれるほど僕が食べ物を好きな理由は、多分美味しいだとか不味いという感覚を世間の流行、意向に関係なく自分の素直な尺度で感じれるからだと思う。食事をしている間とても正直でいられる気がする。
食べ物を題材にしたテレビドラマやグルメ漫画なんかも好きでよく見る。しかし沢山あるグルメコンテンツを見る中で残念だと感じる事がある。それは登場人物が格好よく、可愛く食べる時だ。
それはそれで見たい人がいるのでそのコンテンツを否定するのは検討違いだと思う。だけど、全然美味しそうじゃない。
素直に美味しければそんな角度でスプーンを口に運ばないし、わざとらしく手で口もとをぬぐったりしない。一口食べて身の丈に合わない飾ったコメントをしたりもしない。
繰り返しになるがキャラクターや脚本を見せるコンテンツを否定している訳じゃあない。
これはただ食欲という観点のみから見た暴力的な話だけど、食指を誘う食べ物、それにまつわる話、美味しそうな食べ方をされるから僕もお腹が空いて、うまそうだなぁ、と幸せな気分になる訳で、キャラクターに焦点を当ててこれは美味しい、と言ったからといってキャラクターが可愛い格好いいとしか思えないという事だ。
それはさておきミロクレコーズの雑記という事でミロクレコーズの話になる。
僕がミロクレコーズと一緒に何かをしたいと思うのは社長の大澤くんのシュミがとても正直だからである。
以前大澤くんちで二人で飲もうとなった時、あんまりお金無いけど沢山飲める方がいいかなと思い西友で一番安い合成清酒の鬼ころしを買って行ったら大澤くんは全然飲まなかった。買って来た責任を果たそうとべろんべろんになるまで飲んで、後日その話をしたら鬼ころし大嫌いと堂々と言われた。
音楽のシュミもそうだし、何よりもミロクレコーズをどうしたいか話を聞き、言葉だけじゃない働きを見ていてつくづく思う。
だから、世間の流行、意向に関係なく素直な尺度、さらにその上の思慮で物事を判断する大澤くん、ミロクレコーズの仕事が楽しみだ。
なので僕はミロクレコーズと仕事がしたいと思う。これからの仕事を考えると胸が躍って幸福になる。
それは、白いご飯の事を考えるのと同じくらい。
…と、まぁお後もよろしい所で食べ物の話ばかり書いてお腹が空いたので自己紹介おわり。
下手な文章だけど読んでくれてありがとう。
次お声が掛かる事があれば愉快な話をしよう。
それでは僕の初回はこれで。
またね。
ナカザワドアノブ