結局Piroさんはインフルエンザで布団から起き上がれず、私だけが先に仙台へ行くことに。
2月2日
昨晩から降った雪がまぶしい仙台空港に降り立つ。雪の少ない仙台でも、こんなに真っ白な光景は珍しいかもしれない。
家の庭も真っ白である。毎年、雪が降るとベランダから写真を撮っていた。同じアングルから1枚、ぱちり。
関西に比べると格段に寒いのは当然だが、家の中は仙台のうちのほうがずぅっとあったかい。暖房のパワーが違うのだ。
神戸ですっかりカゼをひいた私にはうれしい暖かさ。
家族で晩酌をしつつ、夜が更ける。
2月3日
病院へ行ったあと、街をぶらぶらする。
ここ数年の仙台は、お店の入れ替わりが激しい、と思う。自分が仙台を離れたからなのか、「え、このお店なくなったの?」とか「こんな店できてる!」とか。
個人的に残念だったのは、一番町の森天祐堂がなくなっちゃったこと。今思うと、何やさんだったのかがわからないくらいごちゃごちゃとしたお店で、
「一番町角のタバコ屋さん」という表現のほうがみんなわかるような気がするけど、時々そのお店をのぞくと、ちょっと素敵な絵葉書が売っていたりするので、すきだったんだけど。
隣のお蕎麦屋さんもなくなってた。ウチの家族がお気に入りのお蕎麦屋さんだったんだけど。
今度仙台に来たときはどんな顔をしてるんだろう。
夕方、Piroさん仙台入り。
2月4日
母方の祖母のうちを訪ねた後、近くの日帰り温泉へ行く予定にしていたPiroさんと私であるが、祖母がしゃべくりまくるので、帰るタイミングを逸する。
そうしているうちに叔父が帰ってきて、また話込んでしまい、帰ろうとしたタイミングで、叔母と従兄弟が、そして、隣のおばさんまで来てしまったので、コタツから一歩もでることができなくなってしまった。
結局、夕方5時過ぎまで祖母のウチで過ごす。
Piroさんご苦労様でした。
2月5日
Akikoさん夫婦とランチ。
ハンバーグを食べに行ってきた。かなりの人気店なので、開店と同時にお店に入り(っていうか、開店前から待っていた)、しっかり堪能させていただきました。
日本のご飯はうまい。和食はもちろんなんだけど、日本の洋食って、どうしてこんなに素敵なんだろう…
と思わずうっとりしてしまう。
お店が満席になろうとも、すっかり長居してしまいました。
Akikoさんたちと別れた後、昨日果たせなかった日帰り温泉へ!
車で行く途中、Piroさん、なにやら緑色のたかーーいネットを発見。
打ちっぱなし場、である。
「ちょっとだけ打っていっていい?」と聞くPiroさん。
だめ、といっても君は行くだろう~。こんな~にしてまで~~
だって、車にこの前買ったドライバー積んでるじゃん。
ほぼ雪原と化した打ちっぱなし場でおよそ100球ほどの試打。うまくボールが当たらなかったのは、寒さのせい…としておこう。
ようやく温泉にたどり着いたのは午後4時半。
駐車場係の男性が、大学時代の同級生?と思ったけど、どうしても名前が思い出せず、思わず目をそらしてしまうみっきぃさん。なんとなーーく向こうも気づいていたかもしれない…程度のかる~い会釈を交わした後、いざ、
温泉へ!
雪見露天風呂はサイコーですわ、やっぱ。
こんな環境が家から20分足らずのところにあるなんて、かなり贅沢…。言い換えれば、ウチの実家はかなり田舎…ということにもなりますが。
ぽっかぽっかのまま、家路へ。
そういえば、駐車場係の彼は、私たちが帰るときには、スーツ姿で接客してた。ここで働いているんだぁ。ちゃんと名前覚えておけば、今後何かで…。
あ、邪念でした。