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英語教師のママが綴るDWEの英語育児日記
~ゆーくん&あやちゃんの成長記録とママの心に残った出来事を綴ります♪~

【DWE・歌詞分析 69】 Pull, Pull, Pull the Rope : "might" と "let go" と "hold on" の意味に注目!!

2015-02-23 | DWE・歌詞分析 【グリーン】
ゆーくん、2歳 11か月 1日
あやちゃん、生後 9か月 29日
DWE歴は、2年 3か月 18日になりました
   
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います

今回は、Sing Along! 6 のDVDに収録されている
"Pull, Pull, Pull the Rope" について取り上げてみます
DWEソングの歌詞分析、69曲目です

歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください 
   
この曲は、「綱引き」で一生懸命、綱を引いている歌です
ミッキーと仲間たちが、相手チームに負けないように、
必死に綱を引っ張っている様子が描写されています

この曲で取り上げられている文法事項は、
命令文 : Pull the rope.   など   です

今回は、この曲の歌詞に登場する 以下の3つの表現――
    might
    let go
    hold on
に注目したいと思います


歌詞でいうと――

    Pull with all your might! 
    Don't let go! 
    Hold on very tight! 


という部分で登場します


では、それぞれの英語表現について、詳しく見ていきたいと思います

    Pull with all your might!

   この歌詞に出てくる "might" という単語ですが、
  学校英語で出てくるときは、ほとんどの場合、
  「助動詞」 の意味で登場します。
   その場合、 "may" の 直説法過去・仮定法過去としての用法や
  発話時の可能性・推量を表す独立用法として使われます。

   「助動詞」の場合――

    ・(ひょっとして)~かもしれない
    ・~してもよい(のに)
    ・【Might I ~? の形で】 ~してもよろしいですか


  などの意味を持つのですが、
  この歌詞の場合、「助動詞」 の意味では使われていません

   では、どんな意味で使われているかというと、
  この歌詞の "might" は、「名詞」 の意味で登場しています。


   「名詞」の場合――

    ・(肉体的・精神的に大きな)力  腕力
    ・権力  実力  勢力


  といった意味を持ちます。

   つまり、「あなたの力のすべてで (ロープを) 引きなさい
  歌っているわけです




    Don't let go!

   "let go" という形で、「(~から)手を離す」 という意味になります
  "release" の意味に近い表現です。

   学校英語では、使役動詞として "let" を扱うことが多くて、
  このような熟語が登場することは、ほとんどないと考えてよいと思います

   熟語の意味からも分かるように、
  「(ロープから) 手を離すんじゃないぞと歌っているわけです




    Hold on very tight!

   "hold on" という熟語には、様々な意味があります。
  代表的なものを挙げてみると――

    ・電話を切らないでおく
    ・【通例、命令文で】 待て
    ・頑張る  持ちこたえる  耐える
    ・(雨・習慣などが)続く
    ・~を固定しておく


  などの意味があります。

   これらの意味の中から、この歌詞の意味をとってみると
  「しっかり(ロープを)つかんでいるのよ
  「きつくつかんで、持ちこたえるのよ

  と歌っていることが分かります



「英語の歌は、英語で楽しむ」というポリシーの私ですが、
今回の曲は、シンプルな英単語の割に、
意外に和訳が難しいと思ったので、歌詞の対訳を作ってみました

    ロープを引いて、引いて、引いて 
    力の限り 引くのよ 
    一生懸命に 力の限り 手を離さないで 
    しっかり つかんでいるのよ 


この歌詞で使われている英単語自体は、とてもシンプルですが、
学校英語では扱うことが少ない意味で使われているものが多く、
いざ和訳をしようと思うと、意外に難しい曲の1つだと思います

ただ、DWEの映像と英語は、とても分かりやすいので、
意味をとるまでもなく、内容が理解できてしまうんですけどね

そういう意味で、いつも、DWE教材はスゴイなぁと思います






最後まで読んでくださり、ありがとうございました
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