ゆーくん、2歳 10か月 7日
あやちゃん、生後 9か月 4日
DWE歴は、2年 2か月 24日になりました
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います
今回は、Sing Along! 5 のDVDに収録されている
"The Fish Eats the Worm" について取り上げてみます
DWEソングの歌詞分析、55曲目です
歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください
この曲は、ドナルドの釣り針のミミズを、魚が食べて泳ぎ去ってしまう歌です
この曲で取り上げられている文法事項は、
3人称単数・現在形(3単現) : The fish eats the worm. / He eats the worm and swims away. です
今回は、「単複同形の名詞」 と 「冠詞」 に注目したいと思います
歌詞で言うと――
The fish eats the worm.
という部分で登場する英文にスポットを当てます
単複同形の名詞
単数形と複数形が同じ形で使われる名詞 (単複同形の名詞) は、
間違えやすいので、代表的なものは、覚えておく必要があります
この曲に登場する「単複同形の名詞」は、 "fish" です
「本来、群れや集団で生活している生物」に、単複同形の名詞が多い気がします
以下に例を挙げてみます
fish (魚) / carp (コイ) / salmon (サケ) / trout (マス)
sardine (イワシ) / tuna (マグロ) / sole (舌平目)
sheep (羊) / deer (鹿) / cattle (畜牛) / bison (野牛) などなど…
日本語は、「単数」「複数」のこだわりが少ない言語ですので、
「単数」「複数」で形が変わるもの や、「単複同形」は
英語特有のものとして 押さえておきたいなぁと思います
冠詞
「冠詞」については、日本語にない概念なので、
「習うより慣れろ(Practice makes perfect.)」の域の文法事項です
私が英語で原稿を書くときに、ネイティブに最もよく添削されるのは、「冠詞」です
一般的な「"a" と "the" の使い分け」を以下に書いてみます
【1】 常識的な共通知識や、話の前後関係から、
1つしかない、1つに絞られる(特定できる)場合は "the" をつける。
【2】 前出の名詞を、2回目以降使うときは、"the" で受ける。
日本語でいう「その~」というニュアンス。
【3】 複数存在するものの中の1つの場合は、"a" をつける。
この曲の歌詞を使って、「 "a" と "the" が持つ意味の違い 」 について見ていきたいと思います
The fish eats the worm.
A fish eats a worm.
"A fish eats a worm." は、魚全般の中の 1匹を引き合いに出して、
「魚とは、ミミズを食べるものだ」 という 「一般論」 を言っていることになります
歌詞で "The fish eats the worm." と表現されているのは、
「ドナルドが釣り針の先につないだミミズ」 と
「そのミミズを食べた魚」 が 1つに特定できるからなのです
「魚が (ドナルドが釣り針の先につないだ)ミミズを食べちゃった」
という意味にするには、やはり、特定する意味を持つ "the" である必要があったのです
本当に、冠詞の世界は、奥が深いですね
最後まで読んでくださり、ありがとうございました
あやちゃん、生後 9か月 4日
DWE歴は、2年 2か月 24日になりました
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います
今回は、Sing Along! 5 のDVDに収録されている
"The Fish Eats the Worm" について取り上げてみます
DWEソングの歌詞分析、55曲目です
歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください
この曲は、ドナルドの釣り針のミミズを、魚が食べて泳ぎ去ってしまう歌です
この曲で取り上げられている文法事項は、
3人称単数・現在形(3単現) : The fish eats the worm. / He eats the worm and swims away. です
今回は、「単複同形の名詞」 と 「冠詞」 に注目したいと思います
歌詞で言うと――
The fish eats the worm.
という部分で登場する英文にスポットを当てます
単複同形の名詞
単数形と複数形が同じ形で使われる名詞 (単複同形の名詞) は、
間違えやすいので、代表的なものは、覚えておく必要があります
この曲に登場する「単複同形の名詞」は、 "fish" です
「本来、群れや集団で生活している生物」に、単複同形の名詞が多い気がします
以下に例を挙げてみます
fish (魚) / carp (コイ) / salmon (サケ) / trout (マス)
sardine (イワシ) / tuna (マグロ) / sole (舌平目)
sheep (羊) / deer (鹿) / cattle (畜牛) / bison (野牛) などなど…
日本語は、「単数」「複数」のこだわりが少ない言語ですので、
「単数」「複数」で形が変わるもの や、「単複同形」は
英語特有のものとして 押さえておきたいなぁと思います
冠詞
「冠詞」については、日本語にない概念なので、
「習うより慣れろ(Practice makes perfect.)」の域の文法事項です
私が英語で原稿を書くときに、ネイティブに最もよく添削されるのは、「冠詞」です
一般的な「"a" と "the" の使い分け」を以下に書いてみます
【1】 常識的な共通知識や、話の前後関係から、
1つしかない、1つに絞られる(特定できる)場合は "the" をつける。
【2】 前出の名詞を、2回目以降使うときは、"the" で受ける。
日本語でいう「その~」というニュアンス。
【3】 複数存在するものの中の1つの場合は、"a" をつける。
この曲の歌詞を使って、「 "a" と "the" が持つ意味の違い 」 について見ていきたいと思います
The fish eats the worm.
A fish eats a worm.
"A fish eats a worm." は、魚全般の中の 1匹を引き合いに出して、
「魚とは、ミミズを食べるものだ」 という 「一般論」 を言っていることになります
歌詞で "The fish eats the worm." と表現されているのは、
「ドナルドが釣り針の先につないだミミズ」 と
「そのミミズを食べた魚」 が 1つに特定できるからなのです
「魚が (ドナルドが釣り針の先につないだ)ミミズを食べちゃった」
という意味にするには、やはり、特定する意味を持つ "the" である必要があったのです
本当に、冠詞の世界は、奥が深いですね
最後まで読んでくださり、ありがとうございました