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英語教師のママが綴るDWEの英語育児日記
~ゆーくん&あやちゃんの成長記録とママの心に残った出来事を綴ります♪~

【DWE・歌詞分析 122-1】 The Octopus : 「関係代名詞」の用法 (主格・目的格の区別) に注目!!

2016-11-23 | DWE・歌詞分析 【イエロー】
ゆーくん、4歳 8か月 1日
あやちゃん、2歳 6か月 29日
DWE歴は、4年 0か月 18日になりました
   
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います

今回は、Sing Along! 11 のDVDに収録されている
"The Octopus" について取り上げてみます
DWEソングの歌詞分析、122曲目です

歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください 
   
この曲は、8本足のタコが水中で泳ぐ様子を描いた歌です

この曲で取り上げられている文法事項は、以下の通りです
  3人称単数・現在形 : The octopus has eight long legs that he moves as he swims through the water.   など
  関係代名詞 that(目的格) : The octopus has eight long legs that he moves as he swims through the water.   など
  3人称単数・現在形の否定文(doesn't) : The octopus doesn't work. / The octopus doesn't play.   など
  不定詞・名詞的用法 : The octopus loves to swim, so that's what he does all day.
  関係代名詞 what : The octopus loves to swim, so that's what he does all day.


今回は、「関係代名詞の用法(主格・目的格の区別)」 に注目したいと思います


歌詞で言うと――

     The octopus has eight long legs that he moves as he swims through the water. 
     The octopus has eight long legs that he moves as he swims all day. 


という部分で登場しています



現在の中学校の教科書に出てくる「関係代名詞」は、
「関係代名詞の主格」である "who" , "which" , "that" の 3種類です。
場合によっては、「関係代名詞の所有格」である "whose" が登場することもあります。

私が中学生だった頃は、

  関係代名詞の主格   : who (人)  /  which (もの・動物)     /  that (すべて)
  関係代名詞の所有格 : whose (人) /  whose [ of which ] (もの・動物)
  関係代名詞の目的格 : whom (人)  /  which (もの・動物)     /  that (すべて)  

という使い分けまで丁寧に教わった記憶があるのですが、
"whom" は、高校英語で紹介される程度で、最近はあまり教えなくなりました。

「関係代名詞の目的格 whom」は、省略されることの方が多くて、
あまり実用的な単語ではないので、学校で扱うことも減ってきたのだと思います。

「関係代名詞 whom」が 実用的ではないことは、十分承知なのですが、
「関係代名詞」の文法を習うとき、
「主格」・「所有格」・「目的格」の区別を意識するために、
個人的には、すべての表現を 知識として 知っておいてもいい気がします。


ここで、関係代名詞の主格と目的格の区別の仕方 について、おさらいしておきます

   関係代名詞の主格 : 関係代名詞の後に、助動詞動詞が来る。省略できない。

   【例1】 He has a sister who has long hair.   関係代名詞 + 動詞
        (彼は、長い髪の妹がいます)

   【例2】 Look at the house which stands on the hill.   関係代名詞 + 動詞
        (丘の上に建っている家を見て)

   【例3】 I know a woman that can speak Cinese well.   関係代名詞 + 助動詞
        (私は、中国語を上手に話せる女性を知っています)



   関係代名詞の目的格 : 関係代名詞の後に、「主語+動詞(他動詞)」が来る。省略可。

   【例1】 Is he the novelist whom you spoke of?
        (彼が、あなたの言っていた小説家ですか?)

   【例2】 This is the book which my uncle gave me.
        (これは、私のおじがくれた本です)

   【例3】 I like the picture that you painted.
        (私は、あなたが描いた絵が好きです)



以上のことを踏まえて、もう一度歌詞を見てみます。

     The octopus has eight long legs that he moves as he swims through the water. 
     The octopus has eight long legs that he moves as he swims all day. 


      タコには、自分が水中で泳ぐときに動かす 8本の長い脚があるよ
      タコには、自分が一日中泳ぐときに動かす 8本の長い脚があるよ


この歌詞は、「目的格の用法」ですので、関係代名詞 that は省略可能ということになります。


ちなみに、DWEソングには、関係代名詞の「目的格の用法」の省略型も登場しています。
思いつくままに列挙してみます。

   The Wishing Song (ブルー)
   Donald's Dream (グリーン)
   The Juggler's Jig (ライム)
   The Fat Lady (ライム)
   The Tall Man (ライム)
   The Alarm Clock Song (イエロー)


興味がある方は、歌詞を確認して探してみてくださいね。
 ※ 「目的格の用法」が登場する該当歌詞は、
   それぞれの曲の歌詞分析の記事に載っていますので、当記事では割愛します。


関係代名詞を習うのは、中学校3年生以上ですが、
関係代名詞の「主格の用法」だけではなく、「目的格の用法」まで
DWEソングに登場するなんて、本当に丁寧に構成されていると思います






最後まで読んでくださり、ありがとうございました
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