DWEのフルセットを購入して、
1歳の息子と一緒に、毎日英語を楽しんでいる私ですが、
今日は、「私が英語育児に力を入れたい理由」について書こうと思います
「英語の音をすべて聞きとれますか?
英語の発音に絶対的な自信がありますか?」
私を含め、多くの日本人は"NO"と答えるでしょう――
その理由の1つとして挙げられるのは、「英語の音の多さ」です
日本語の「あ」のように聞こえる音は、英語では実はこれだけあります
最近の分類では、もっと増えているかもしれませんが…
/α/ father, spa, hot(アメリカ英語)
/æ/ cat
/Λ/ cut
/a/ car(アメリカ英語)
/∂/ about, bird(アメリカ英語)
英語では、日本語の「あ」のように聞こえる音がこれだけあっても、
日本語では「あ」だけなのですから、日本人に「区別して聞き取ること」や
まして「区別して発音すること」は至難の業です
区別して聞き取れない以上、まったく同じ音を発音することはできません
聞き取った音と類似した発音をするのは可能ですが、
それはあくまで日本語の音を基準にした類似音に過ぎません
英語教師でも、これら全部の発音を区別して発音できる方は少数派だと思います
英語の音の多さに加えて、日本語と英語には「周波数の差」があります
英語は子音で終わる「息を出す音」が多いため、
声の振動が違い、それが周波数の差となって現れます
日本語: 125 ~ 1,500Hz
英語: 750 ~ 5,000Hz (イギリス英語は、2,000 ~ 12,000Hz)
と言われています
日本人には、英語の高い子音の周波数帯の音が聞き取りづらいのは当然かもしれません
私は、高校時代・大学時代に、映画等を見て、dictation(言葉の書き取り)をしたとき、
たとえ内容を理解していても、完璧に書き取ることができなかったという経験をしたことがあります
訓練を積み重ねましたが、正確な音の聞き取りは8~9割に留まっています
これは、日本語の環境に慣れた脳が、自動的に、子音の高い周波帯域をスキップして、
日本語母音の低い帯域だけを拾ってしまうためだと考えられます
脳は使わないと徐々に退化するので、
集中して言葉を聞きながら脳に刺激を与えることは、
英語習得には大切なプロセスです
人間の脳の臨界は10歳くらいで、基本的聴覚はその頃までに出来上がると言われています
幼児期に耳を鍛えることは、大人よりはるかに容易だと言われるのは、そのためです
ちなみに人間の耳が聞き取れる周波数は、16~16,000Hzもあるそうです
私が英語を始めたのは、小学校6年生の3学期でした
「臨界期」の説が正しければ、私は、英語の周波数の音を聞き取れないということになります
私は、英語の美しい発音に魅せられて、毎日、英語に触れていたので、
「英語で考え、英語で話す」という英語脳の回路はできましたが、
日本語にない音については、習得・矯正に莫大な時間がかかりました
私は、ゆーくんにバイリンガルになってほしいと思って、DWEを始めたわけではありません。
いつか、ゆーくんが英語に興味を持ったときに、
少しでも多くの音が正しく聞き取れたり、発音できたりする力をプレゼントしたかったのです
英語力を身につけるのに、遅すぎるタイミングはない――
ただ、英語にしかない音を身につけるのは、今しかない――
ゆーくんの耳が日本語の環境に染まる前に、英語の美しい音に親しめたら…と思い
DWEの英語育児を始めたのでした
最後まで読んでくださり、ありがとうございました
1歳の息子と一緒に、毎日英語を楽しんでいる私ですが、
今日は、「私が英語育児に力を入れたい理由」について書こうと思います
「英語の音をすべて聞きとれますか?
英語の発音に絶対的な自信がありますか?」
私を含め、多くの日本人は"NO"と答えるでしょう――
その理由の1つとして挙げられるのは、「英語の音の多さ」です
日本語の「あ」のように聞こえる音は、英語では実はこれだけあります
最近の分類では、もっと増えているかもしれませんが…
/α/ father, spa, hot(アメリカ英語)
/æ/ cat
/Λ/ cut
/a/ car(アメリカ英語)
/∂/ about, bird(アメリカ英語)
英語では、日本語の「あ」のように聞こえる音がこれだけあっても、
日本語では「あ」だけなのですから、日本人に「区別して聞き取ること」や
まして「区別して発音すること」は至難の業です
区別して聞き取れない以上、まったく同じ音を発音することはできません
聞き取った音と類似した発音をするのは可能ですが、
それはあくまで日本語の音を基準にした類似音に過ぎません
英語教師でも、これら全部の発音を区別して発音できる方は少数派だと思います
英語の音の多さに加えて、日本語と英語には「周波数の差」があります
英語は子音で終わる「息を出す音」が多いため、
声の振動が違い、それが周波数の差となって現れます
日本語: 125 ~ 1,500Hz
英語: 750 ~ 5,000Hz (イギリス英語は、2,000 ~ 12,000Hz)
と言われています
日本人には、英語の高い子音の周波数帯の音が聞き取りづらいのは当然かもしれません
私は、高校時代・大学時代に、映画等を見て、dictation(言葉の書き取り)をしたとき、
たとえ内容を理解していても、完璧に書き取ることができなかったという経験をしたことがあります
訓練を積み重ねましたが、正確な音の聞き取りは8~9割に留まっています
これは、日本語の環境に慣れた脳が、自動的に、子音の高い周波帯域をスキップして、
日本語母音の低い帯域だけを拾ってしまうためだと考えられます
脳は使わないと徐々に退化するので、
集中して言葉を聞きながら脳に刺激を与えることは、
英語習得には大切なプロセスです
人間の脳の臨界は10歳くらいで、基本的聴覚はその頃までに出来上がると言われています
幼児期に耳を鍛えることは、大人よりはるかに容易だと言われるのは、そのためです
ちなみに人間の耳が聞き取れる周波数は、16~16,000Hzもあるそうです
私が英語を始めたのは、小学校6年生の3学期でした
「臨界期」の説が正しければ、私は、英語の周波数の音を聞き取れないということになります
私は、英語の美しい発音に魅せられて、毎日、英語に触れていたので、
「英語で考え、英語で話す」という英語脳の回路はできましたが、
日本語にない音については、習得・矯正に莫大な時間がかかりました
私は、ゆーくんにバイリンガルになってほしいと思って、DWEを始めたわけではありません。
いつか、ゆーくんが英語に興味を持ったときに、
少しでも多くの音が正しく聞き取れたり、発音できたりする力をプレゼントしたかったのです
英語力を身につけるのに、遅すぎるタイミングはない――
ただ、英語にしかない音を身につけるのは、今しかない――
ゆーくんの耳が日本語の環境に染まる前に、英語の美しい音に親しめたら…と思い
DWEの英語育児を始めたのでした
最後まで読んでくださり、ありがとうございました