保健福祉の現場から

感じるままに

ネクストリボンと女性がん検診

2017年01月30日 | Weblog
朝日新聞「がん治療と仕事両立「難しい」6割超 内閣府世論調査」(http://www.asahi.com/articles/ASK1X3SFJK1XULFA004.html?iref=com_apitop)。<以下引用>
<がんの治療と仕事の両立は難しいと考える人が6割超に上ることが、内閣府の世論調査でわかった。両立には、短時間勤務や柔軟な休暇制度が必要と考える人が5割程度いた。調査では、がんの治療や検査には、2週間に1回程度通院の必要があるとした上で、現在の日本社会は働き続けられる環境と思うかどうかを尋ねた。「そう思わない」(29・3%)、「どちらかといえばそう思わない」(35・2%)で、計64・5%が否定的だった。両立が難しいと考える人に最大の理由を尋ねると、「代わりに仕事をする人がいない、いても頼みにくい」(21・7%)が最多。「職場が休むことを許してくれるかどうかわからない」(21・3%)、「両立が体力的に困難」(19・9%)と続いた。両立に必要な取り組み(複数回答)は「治療や通院のために短時間勤務が活用できること」(52・6%)が最も多く、「1時間単位の休暇や長期の休暇が取れるなど柔軟な休暇制度」(46・0%)、「在宅勤務を取り入れること」(38・6%)が上位を占めた。政府は「働き方改革」を掲げ、両立支援に向け、治療休暇制度の普及や、出社せずに自宅で働けるテレワークなど柔軟な働き方を広げる方針を打ち出している。医療機関と企業、産業医・心理カウンセラーの3者が連携して、患者を支える仕組みづくりも進める。調査は昨年11月17~27日、全国の18歳以上の男女3千人を対象に実施。1815人が回答した(回収率60・5%)。>
 
内閣府「がん対策に関する世論調査」(http://survey.gov-online.go.jp/h28/h28-gantaisaku/index.html)が出ており、通してみておきたい。厚労省「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン~がんなどの疾病を抱える方々の治療と職業生活の両立を支援する企業に向けて~」(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000113365.html)が出ているが、「がんと診断された時からの緩和ケア」(http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/pdf/kanwakea.pdf)や患者さんの「生きる」を支える部門のアピアランス支援センター(http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20130731.html)がそれぞれの地域でどうなっているかも踏まえたい。朝日新聞「ネクストリボン がんとの共生社会をめざして」(http://www.asahi.com/ad/nextribbon/)も参考になる。さて、がん情報サービス(http://ganjoho.jp/public/index.html)の「全国がん罹患モニタリング集計 2011年罹患数・率報告(平成27年3月)」(http://ganjoho.jp/data/reg_stat/statistics/brochure/mcij2011_report.pdf)p64~「表32 全国推計値 年齢階級別罹患数; 部位別、性別」では、勤務世代で圧倒的に多いがんは「乳がん」、次いで「子宮がん」であることは強く認識したい。「がん検診のあり方に関する検討会」(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-kenkou.html?tid=128563)の資料「全国健康保険協会におけるがん検診について」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000127256.pdf)p8「がん検診の受診率(被保険者)」では、26年度の乳がん検診19.9%、子宮頸がん検診16.0%に留まっている。どうもマスコミでは中学生に対するHPVワクチン(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/)ばかりが強調されているように感じるのは気のせいであろうか。ネクストリボン(http://www.asahi.com/ad/nextribbon/)とともに、勤務女性に対する乳がん検診、子宮頸がん検診をもっと積極的に推進したいものである。3月の「女性の健康週間」(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/woman/index.html)は絶好の機会であろう。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 医療的ケア児支援の情報公開... | トップ | 難病医療体制に注目 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。