保健福祉の現場から

感じるままに

胃がん内視鏡検査の自治体間格差

2016年10月12日 | Weblog
キャリアブレイン「胃がん内視鏡検査、自治体8割超が予定なし- 厚労省調査」(http://www.cabrain.net/news/article/newsId/49780.html)。<以下引用>
<市区町村が公共サービスとして実施しているがん検診で、今年度から国が「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」(指針)で推奨している胃がんの内視鏡検査について、8割超の自治体が実施する予定がないことが厚生労働省の調査で分かった。実施しない理由の多くが、施設や設備が整っていないことや、委託できる事業者がないことだった。この調査は、厚労省が5月に1737の市区町村を対象に実施した。胃がん検診についての指針では、問診、エックス線検査に加え、新たに内視鏡検査が「推奨」に位置付けられたが、胃がん検診を実施している1683の市区町村のうち、84.3%(1419市区町村)が「実施予定なし」と回答した。内視鏡検査を「実施予定なし」とした市区町村から、その理由を複数回答で聞いたところ、「検査を実施できる施設・設備がないため」が68.8%で最も多く、以下は「委託できる事業者がないため」(55.1%)、「検査を実施するための精度管理体制が整わないため」(35.7%)などと続いている。>

がん検診受診率等に関するワーキンググループ(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-kenkou.html?tid=360026)が報告書(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000137843.pdf)を出しているが、「平成28年度市区町村におけるがん検診の実施状況調査集計結果」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000137850.pdf)p5検診項目、p7胃内視鏡検査の有無をみれば、市町村によってまちまちであることがわかる。「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000137851.pdf)p6「胃内視鏡検査の実施に当たっては、日本消化器がん検診学会による「対策型検診のための胃内視鏡検診マニュアル 2015年度版」を参考にすること。」とあり、「対策型検診のための胃内視鏡検診マニュアル 2015年度版」(http://www.jsgcs.or.jp/importants/archives/10)による精度管理もネックになっているかもしれない。しかし、例えば、①当該市町村外の検診機関に委託する方法、②検診機関に比較的余裕がある冬期に組み込む方法、③検診機関で昼食抜きの午後に組み込む方法(http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/hotnews/archives/422228.html)、④「経鼻内視鏡検診車」(http://www.ikeda-hp-g.or.jp/pdf/medicalnw51.pdf)を利用する方法、⑤①~④を組み合わせる方法など、工夫の余地はないのであろうか。「実施しない理由は市町村保健センターにある」といわれないようにしたいものである。
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