保健福祉の現場から

感じるままに

デンスブレストの通知

2017年06月13日 | Weblog
保健指導リソースガイド「乳がん検診は今後はどう変わる? 「高濃度乳房」の実態調査を開始」(http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2017/006208.php)。

がん検診のあり方に関する検討会(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-kenkou.html?tid=128563)の資料「乳がん検診における「高濃度乳房」への対応について」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000166903.pdf)では「今後の対応の方向性(案)」として、「高濃度乳房に対しても高い感度で実施できる検査方法について検討してはどうか(その一つとして、乳房超音波検査併用検診の感度等について検証する)、高濃度乳房の判定基準の検討を行ってはどうか、高濃度乳房の実態調査を実施してはどうか、受診者が高濃度乳房を正しく理解できるよう、通知すべき標準的な内容を明確にしてはどうか、検診実施機関において、受診者に対し、あらかじめ乳房の構成の通知に関する希望の有無について把握してはどうか」とあり、デンスブレスト対応の検討には時間がかかりそうである。すでに「川崎市の乳がん検診における乳房の構成に関する通知の現状」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000158050.pdf)のように、デンスブレストに取り組んでいる自治体もある。資料(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000158058.pdf)「高濃度乳房の頻度」の「高濃度乳房=極めて高濃度+ 不均一高濃度」の割合は認識したい。「対策型乳がん検診における「高濃度乳房」問題の対応に関する報告書」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000158057.pdf)の考案では「対策型検診において乳房の構成を一律に通知することは、今後検討が進み対象者に検診後の対策(検査法等)を明示できる体制が整ってから実施されることが望ましい。しかし、一方で、乳房の構成は受診者個人の情報であり、基本的には受診者の知る権利が尊重されるべきである。」とあり、方向が定まっていない。そういえば、厚労省資料(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001tpur-att/2r9852000001tq0j.pdf)で、「現状のマンモグラフィによる40代の乳がん検診では約3割のがんが発見できない」とあった。がん検診のあり方に関する検討会(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-kenkou.html?tid=128563)の中間報告書(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000098765.pdf)p3「マンモグラフィは乳腺濃度の高い乳房では相対的に診断精度が低下するため、高濃度乳腺が多い日本人女性において、特に乳腺濃度の高い40歳代の検診におけるがん発見率の低さや偽陽性率の高さが指摘されている。このため、乳がん検診において、40歳代の女性を対象に、マンモグラフィに超音波検査を併用する群とマンモグラフィ単独群とのランダム化比較試験が実施されており、マンモグラフィと超音波検査の併用群は、マンモグラフィ単独群に比べ、感度及びがん発見率においてその有用性が示されたが、死亡率減少効果については、引き続き検証を行っているところである。超音波検査については、将来的に対策型検診として導入される可能性があり、検査機器の仕様や検査方法、読影技術や診断基準の標準化等、評価体制や実施体制についても、引き続き検討していく必要がある。」とあり、行方が注目である。「がん検診における過剰診断」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000137845.pdf)p15「対策型検診と任意型検診の比較」、p16「利益・不利益バランス」にあるように、任意型のがん検診では個人レベルで判断することになるが、医療技術の進歩によっても、がん検診は変化するように感じる。また、ブレストケアグラブ(http://icst.jp/products/breast/)(http://www.ndy-u.info/beaudrug/dtbs/itm/bcg06.html)のような自己触診補助用具の普及も図りたいものである。乳がんの危険因子(http://www.sutaa.net/nyugan/0001/0104/5.php)も勘案したいところかもしれない。
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