保健福祉の現場から

感じるままに

入院基本料の行方と医療連携・医療介護連携

2017年04月22日 | Weblog
キャリアブレイン「入院基本料、看護配置ではなく機能で評価を 財政審・分科会で財務省」(https://www.cbnews.jp/news/entry/20170420183126)。<以下一部引用>
<財政制度等審議会(財政審)の財政制度分科会は20日に会合を開き、2018年度の予算編成に向けた社会保障改革の議論をスタートさせた。この中で財務省側は、診療報酬の入院基本料について、看護職員の配置ではなく、医療機関が提供する機能で評価する仕組みを目指すべきだとする方向性を示した。>
 
財政制度等審議会財政制度審議会(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/index.html)の資料「社会保障」(https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia290420/03.pdf)p51の改革項目と改革の方向性「診療報酬(⼊院基本料);地域医療構想において、将来の少⼦⾼齢化を踏まえて急性期から回復期への転換が求められていることも踏まえ、7:1⼊院基本料について、重症度・看護必要度など算定要件の⼀層の厳格化を⾏うべき。⼊院基本料ごとに具体的にどのような医療を提供しているか検証したうえで、看護職員配置ではなく、提供している医療の機能(⾼度急性期、急性期、回復期等)により評価される仕組みを⽬指していくべき。」とある。すでに中医協総会(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-chuo.html?tid=128154)の「入院医療(その2)」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000155341.pdf)p31「入院基本料は、入院診療に係る基本的な療養に係る費用(環境、看護師等の確保、医学管理の確保等)を評価するものであるが、現行の一般病棟入院基本料は、主に看護配置等の要件で段階的に設定されており、入院医療については、患者の状態や診療の効率性等の要素も考慮する必要があるのではないか。この点については、医療機関によって様々であり、さらに詳細な分析が必要ではないか。また、患者の状態に応じた評価と機能に応じた評価との整合性も考慮した評価のあり方について、どのように考えるか。」と示されている。経済・財政再生計画 改革工程表 2016改定版(http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2016/1221_2/shiryo_03-1-2.pdf)p3のKPI「地域医療構想の2025年における医療機能別 (高度急性期、急性期、回復期、慢性期)の必要病床数に対する都道府県ごとの進捗率 【2020年度時点での十分な進捗率を実現】」とあるが、2020年度(平成32年度)は「新公立病院改革プラン」(http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/c-zaisei/hospital/hospital.html)の最終年である。経済・財政再生計画改革工程表2016改定版」(http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2016/1221_2/shiryo_03-1-2.pdf)p8「KPI;7対1入院基本料を算定する病床数【縮小】、患者数【縮小】」は無視できないであろう。「入院医療(その1)」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000149651.pdf)p27「医療提供体制の改革と連携した更なる公立病院改革の推進」、p28「新公立病院改革ガイドライン」に示すように、「地域医療構想」(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000080850.html)と「新公立病院改革プラン」(http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/c-zaisei/hospital/hospital.html)は連動していることは認識したい。「入院医療(その2)」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000155341.pdf)p58~DPC「機能評価係数Ⅱ」のp61~「地域医療指数・体制評価指数」はまさに政策医療とのリンクであろう。しかし、「入院医療(その2)」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000155341.pdf)p43「医療機関間の連携による在宅復帰の流れ」をみれば、病院経営は病院単独ではなく、地域の医療・介護全体で考える時代のように感じる。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 地域医療連携推進法人 | トップ | 二次医療圏単位の分析データ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。