保健福祉の現場から

感じるままに

感染症危機管理

2017年05月15日 | Weblog
キャリアブレイン「エボラ出血熱、国内発生に備え手続き確認を 厚労省が都道府県に事務連絡」(https://www.cbnews.jp/news/entry/20170515105058)。<以下引用>
<WHO(世界保健機関)がコンゴ民主共和国でエボラ出血熱が発生したと13日に発表したことを受け、厚生労働省は都道府県などに対し、注意喚起の事務連絡を出した。2014年に国内で疑似症患者が相次いだ際、自治体と医療機関の連携や情報公開などで混乱が起きたことを踏まえて作成した手引きを参考に対応するよう求めている。厚労省や外務省などによると、コンゴ民主共和国の北東部でエボラ出血熱が発生。血液サンプルの分析で陽性が出ており、感染の疑われた患者の死亡も報告されている。こうした状況を踏まえ、厚労省は都道府県と保健所設置市、特別区に対し、エボラ出血熱に感染した疑いのある患者が出た場合に備え、感染症指定医療機関の搬送の手続きなどを確認するよう要望。患者や疑似症患者が発生した際の情報公開に加え、退院の基準や搬送・治療に伴う廃棄物処理などを記載した「行政対応の手引き」に留意して対応するよう促している。厚労省は「疑わしい症状がある場合には、早期に医療機関を受診し、適切な診断、治療を受けることが重要」としている。>
 
WHO(http://www.who.int/en/)から「Statement on Ebola in the Democratic Republic of the Congo」(http://www.who.int/mediacentre/news/statements/2017/ebola-drc/en/)が出ており、「海外における一類感染症等の発生状況」(http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=442581&name=file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000163171.pdf)が更新されている。エボラ出血熱(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola.html)の対応で、以前の厚労省通知(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20141128_01.pdf)で「消防機関との事前の協定等の締結が必要」とあったが、現在、どうなっているであろうか。一類感染症に関する検討会(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-kenkou.html?tid=298445)の資料(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000101826.pdf)p5にあるように、これまで国内で疑い事例は度々発生している。エボラ出血熱の国内発生を想定した対応(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000117058.pdf)、「ウイルス性出血熱への行政対応の手引き」(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20160629_01.pdf)は周知しておきたい。感染症の行政検査は保健所、地方衛生研究所、国立感染症研究所で行われているが、感染症法に規定される感染症(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/kekkaku-kansenshou11/01.html)の行政検査をどこが行うか、ガイドライン策定が急務と感じる。また、遺伝子検査等感染症検査は高度化しており、予算・人員についても配慮されなければならない。明確なルールがない現状では脆弱と感じる方が少なくないかもしれない。国際的なビッグイベントでは感染症対策も重要と感じる。国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kokusai_kansen/)の動向も注目である。仮に、エボラ出血熱が、第一種感染症指定医療機関(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou15/02-02.html)がない宮城県、石川県で発生した場合はどうなるのであろうか。
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