保健福祉の現場から

感じるままに

大手マスコミ報道

2012年02月14日 | Weblog
先日、他県の保健所長と話す機会があったが、以前の採血器具の使い回し問題(http://blog.goo.ne.jp/miraikibou/e/00b8c039b805ee64a6f7be6058a16bcb)が話題になった。当時、連日、新聞紙上を賑わしていたことが思い出される。「針を交換せずに複数の人に使用していたごく一部の医療機関」が問題の発端だったが、その後、「微量採血のための穿刺器具(針の周辺部分がディスポーザブルタイプでないもので、針は交換されていた)」が脚光を浴び、さらに、一般の「真空採血管ホルダー」まで報道が波及した。これらは全く「リスクが異なる」のであるが、「採血器具の使い回しは危険極まりない」という報道の洪水のような状態によって一緒にされたことに戸惑いを感じた保健医療従事者が少なくないはずである。日本感染症学会から「微量採血用穿刺器具の取り扱いについて」(http://www.kansensho.or.jp/topics/080717_biryo.html)、「真空採血管ホルダーの取り扱いについて」(http://www.kansensho.or.jp/topics/pdf/shinku_holder.pdf)、「真空採血管を用いた採血業務に関する安全管理指針について」(http://www.kansensho.or.jp/topics/040206_saiketsu.html)が出されて、急速に冷却化したのであるが、リスクの中身を踏まえない報道の洪水は、まさに「洗脳」のようで、本当に恐ろしいものがあった。一方で、大手マスコミで全く報道されないが、ネットに出る情報が少なくないように感じる。例えば、福島第一原発事故で避難されている町長への取材内容(http://www.olive-x.com/news_ex/newsdisp.php?n=123919)である。これは事実かどうかわからない。しかし、政府の「東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会 中間報告書」(http://icanps.go.jp/post-1.html)(http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_366026)をみれば、ありえない話ではないように感じてしまう。突然大きく報道されたり、あるいは全く報道されなかったり、いろいろ忙しいかもしれない。
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検証委員会 原子力発電所 医療従事者 ディスポーザブル
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