保健福祉の現場から

感じるままに

デング熱国内感染事例発生時の対応

2014年09月13日 | Weblog
毎日新聞「デング熱:公園感染、全域駆除へ 厚労省、マニュアル追加」(http://mainichi.jp/shimen/news/m20140913ddm012040093000c.html)。<以下一部引用>
<感染が広がるデング熱で、厚生労働省は12日、感染拡大を防ぐ自治体向けのマニュアルに、公園で感染が確認された場合に敷地全域で蚊の生息状況を調査し、駆除するよう指示する項目を付け加え、自治体に通知した。当初のマニュアルは海外の事例を参考に住宅地での発生を想定し、公園や緑地が感染源になった際の対応が記されていなかった。>

厚労省「デング熱」専用ページ(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever.html)は連日更新である。とりあえず、「デング熱国内感染事例発生時の対応・対策手引き」(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20140912-03.pdf)はみておきたい。デング熱(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B0%E7%86%B1)は、「世界中で毎年5,000万から1億人が感染していて、そのうち約50万人が入院し、およそ12,500~25,000人が死亡している」とあり、国際交流が盛んな中で、各地でいつ海外からの流入が起きてもおかしくないことを理解したい。不顕性感染者が入国すれば、ベクター(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AA%92%E4%BB%8B%E8%80%85)によって、拡がるものである。「人から人には感染しません」と強調するばかりではいけない。
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