保健福祉の現場から

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医師10万人調査と医療計画

2016年12月20日 | Weblog
M3「具体的な政策提言、「医師10万人調査」の結果待ち 「中間的な議論の整理」は理念や方向性の提示」(https://www.m3.com/news/iryoishin/487573)。<以下引用>
<厚生労働省の「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」(座長:渋谷健司・東京大学大学院医学系研究科国際保健政策学教室教授)は12月19日の第6回会議で、第5回会議に続き12月22日に取りまとめ予定の「中間的な議論の整理」に向けた議論を行った。「中間的な議論の整理」は、目指すべき医師の働き方等の理念や方向性の取りまとめにとどまる見通し。非公開のビジョン検討会後にブリーフィングした厚労省医政局担当者によると、渋谷座長は、具体的な政策提言は、井元研究班の調査結果を踏まえて、入れ込むべきとの考えだという。井元研究班とは、東京大学医科学研究所ヘルスインテリジェンスセンター健康医療データサイエンス分野教授の井元清哉氏が主任研究者を務め、厚労省が実施する「医師の勤務実態及び働き方の意向等に関する調査」で、10万人以上の医師と約1万2000施設の病医院を対象に、1週間のタイムスタディなども取り入れた勤務実態調査だ。同調査の結果は、年明け1月の本ビジョン検討会に報告される予定。本ビジョン検討会は、(1)地域で市民と患者の生活を支える、(2)専門性の追求と人生の選択の両立、(3)生産性と質の向上、(4)経済活力(イノベーション・国際化)への貢献――という4つのビジョンを柱に、議論を重ねてきた。「中間的な議論の整理」の柱がこれら4つのままか、変更等を加えるかは検討中だという。「専門医の募集定員設定を」三重県知事提言 19日のビジョン検討会では、構成員の一人、三重県知事の鈴木英敬氏が提出した「医師の地域偏在解消対策について」と「医療と介護の連携強化」という二つの資料についても議論した。「医師の地域偏在解消対策について」は、(1)地域ごと、診療科ごとに設定する専門医研修プログラムに係る募集定員に関して、国と都道府県が協議して定員数を決められる仕組み、(2)医療計画に、地域・診療科ごとで確保すべき医師の目標値を設定するため、地域ごと、診療科ごとの医師の配置数の現状を都道府県が把握できる仕組み、(3)専門医研修プログラムに1年程度の地域医療研修(へき地での診療)を組み入れるよう、法的に位置付け、(4)医師の偏在対策を推進するため、地域医療介護総合確保基金の活動など、医師確保・育成に向けた都道府県の財源確保――を提言した内容だ。(3)について、鈴木氏は「法的に位置付け」にはこだわっておらず、何らかの形で地域医療研修の仕組みが構築できればいいとの提案だ。ただし、構成員からは「本当にこうしたやり方がいいのか」との意見も出たという。「医療と介護の連携強化」では、(1)専門医研修プログラムに在宅医療の研修を一定期間組み込む、(2)医療・介護分野の資格を複数取得しやすいようにする、(3)看護職員の処遇改善および介護現場への就職促進・出向支援システムの構築、組織的活動がしやすいように介護施設に看護管理者を配置――を提言。>
 
非公開の「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei.html?tid=384675)では、12月22日に「中間的な議論の整理」の取りまとめがなされ、「医師の勤務実態及び働き方の意向等に関する調査」結果が来年1月に報告されるという。今年6月3日に出ていた「医療従事者の需給に関する検討会 医師需給分科会 中間とりまとめ」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000120207_6.pdf)の最終とりまとめは果たしてどうなるのであろうか。医療計画(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/iryou_keikaku/index.html)に係る医療法(http://www.ron.gr.jp/law/law/iryouhou.htm)第30条の3第1項に基づく「医療提供体制の確保に関する基本方針」、第30条の8に基づく「医療計画作成指針」、「疾病・事業及び在宅医療に係る医療体制構築に係る指針」(http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/iryou_keikaku/dl/tsuuchi_iryou_taisei1.pdf)の改定は今年度末であるが、どうなるのか、医療部会(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho.html?tid=126719)の動向も注目される。
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