保健福祉の現場から

感じるままに

ブログランキング

2012年09月30日 | Weblog
このブログは7年前から始めており、毎日の出来事で感じたことや資料として使えるものをまとめている。外で話すときは、このブログに書いたことばかりである。gooブログランキングによると、先週、2012.09.23 ~ 2012.09.29は、1292 位 / 1768557ブログ であった。それなりに見られているようであるが、あくまで自分のボケ予防と資料集のために作成している。先日、某研修会場で、見知らぬ他人から「ブログ見てますよ」と声をかけられて、ドキっとしたことがあった。しかし、閲覧されたら、という意識はなるべく持たないようにしているので、どうぞ、ご勝手に、の世界である。それにしても、ネットランキング会社のブログランキング(http://www.lisme.jp/dir/blogs/24089/)とgooランキングはあまりに違っている。表に出るランキングは馬鹿馬鹿しいと最近感じるようになった。ランキング会社にもいろいろ事情があるのかもしれない。そういえば、大手マスコミ報道にも疑問を感じることが少なくないが、きっかけになったのは、平成17年の郵政解散(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%B5%E6%94%BF%E8%A7%A3%E6%95%A3)である。その頃、保健福祉の現場では、同年10月からの食費・居住費の保険給付対象外への変更や障害者自立支援法(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E8%87%AA%E7%AB%8B%E6%94%AF%E6%8F%B4%E6%B3%95)が大きな話題になっていたが、ほとんどのマスコミが、刺客を囃し立て、生活に密着した事項をスルーしていた。今回も某知事が、突如アメリカに行って、実効支配島の購入計画を発表したことがきっかけ(http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/30461207.html)(http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/30468199.html)(http://www.olive-x.com/news_ex/newsdisp.php?n=131694)(http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/30515139.html)になって以来、大手マスコミではワイドショーも含めて総力を挙げて外交を煽っているが、消費増税や社会保障の中身に関心が及ばないようにしているが如きである。本当に不気味な感じがしてならない。

東京新聞「秘密裏に着々 次の主戦場はTPP 政府のネット規制」(http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012093002000137.html)(http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-7017.html)。

ブログランキング支持政党投票(http://blog.with2.net/vote/?m=va&id=99667)。
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がんと被ばく

2012年09月30日 | Weblog
厚労省から「胃がん・食道がん・結腸がんと放射線被ばくに関する医学的知見の公表~労災請求を受け、疫学調査報告を分析・検討して報告書を取りまとめ~」(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002koo1.html)が出ているので見ておきたい。ここでは「原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)は、被ばく線量が100から200mSv以上において統計的に有意なリスクの上昇が認められるとしている。また、国際放射線防護委員会(ICRP)は、がんリスクの増加について、疫学的研究方法では100mSv未満でのリスクを明らかにすることは困難であるとしている。」「ICRPの勧告では、最小潜伏期間は5から10年程度」とされる。さて、昨年末の政府「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」(http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/info/news_111110.html)の報告書(http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/info/twg/111222a.pdf)p9では、喫煙は1,000~2,000ミリシーベルト、肥満は200~500ミリシーベルト、野菜不足や受動喫煙は100~200 ミリシーベルトのリスクと同等とされており、まずは、生活習慣の改善やがん検診等による予防が重要である。しかし、労働者だけではない。先般、福島市「放射能に関する市民意識調査」結果(http://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/7/kouchou12090501.html)によると、「今回のアンケート調査で、市民の多くが放射線被ばくによる健康への不安を感じ、さらにその不安が、時間の経過とともに大きくなっていることがわかりました。」(http://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/7/kouchou12090702.html)とある。ネット記事(http://tanakaryusaku.jp/2011/05/0002365)(http://tanakaryusaku.jp/2012/09/0005068)をみれば、政府が「100mSv未満でのリスクを明らかにすることは困難」と強調してもなかなか安心にはつながらない。「リスクは不明=健康影響はない」とはいえないからである。少なくとも今後、都道府県別・年齢階級別にデータ公開が期待されるのは3つある。一つは、小児慢性特定疾患治療研究事業(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/boshi-hoken05/index.html)(http://www.nch.go.jp/policy/shoumann.htm)による、小児がんの診療件数である。二つには、がん診療連携拠点病院の院内がん登録集計(http://ganjoho.jp/professional/statistics/hosp_c_registry.html);都道府県別データ(http://ganjoho.jp/data/professional/statistics/hosp_c_registry/2009_report.pdf)、拠点病院別データ(http://ganjoho.jp/data/professional/statistics/hosp_c_registry/2009_hospital.pdf)である。そして、がん診療は拠点病院に限らないため、期待されるのは、精度の高い地域がん登録であるが、厚労省「がん登録に関する資料」(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001scv3-att/2r9852000001sd0t.pdf)に出ているように、現状では、精度の高いがん登録が行われているのは一部の自治体に留まっている。日本再生戦略(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/iryou/5senryaku/siryou01.pdf)p11では「平成25年度中にがん登録の法制化を目指す」とされており、精度向上が期待されるが、がん登録の法制化の施行前に、早めに登録率を徹底的に高めておく必要性を強く感じる。今後、法制化によって間違いなく、がんの登録率が上昇する。そうなれば、統計上、がん罹患数は増えるが、それが「原発事故による大規模集団の被ばくが原因」と直結されてはたまらないであろう。ところで、被ばく影響については、「胃がん・食道がん・結腸がん」よりも甲状腺がんや白血病などが気になる方が大半であろう。
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