図書館をあそぶ

街は図書館 人は本。本と人が出会う場の企画を通して、図書館の未来の姿を発信していきたいと思います。

【報告】なごやレファレンス探検隊に参加しました。

2009-11-22 22:23:28 | Weblog
なごやレファレンス探検隊
に参加してきました。

図書館司書の勉強会なので、一般市民には専門的で、そこまで知る必要もない・・・というものかもしれませんが、「レファレンスって何だろう」とか、知る、調べる楽しさを知るには、よかったなと思います。

 事前にお題が出され、それの回答をしていくというものでした。
 
 すごーく分厚い本、専門的な雑誌、古い本、一つのことを知るのに、こんなにもたくさんの資料があるなんて!

 図書館司書という仕事は、物事の好奇心が旺盛な人だなと思いました。
 
 今回は、最後ににんげん図書館の取り組みの紹介もさせていただいて、興味を持ってくださった司書さんもいました。

 図書館の外にある、市民とつながり、面白い企画をして、そして、図書館が元気になっていくようなそうした場なのかなと思いました。

 
  

なごやレファレンス探検隊

2009-10-11 10:22:38 | Weblog
 こんにちは。「レファレンス」って知っていますか?
 図書館のお仕事の一つです。
 
 私は、本屋さんで働いていたころ、それに似たお問い合わせに応える仕事をしていました。
 「卒論でこんなことを調べている・・・」
 「介護保険について知りたい」
 年末調整の時期になると「年末調整の本を探している」
 など、学術的なことから、調べものまで、人の知りたい、学びたいに応えるために、資料の提示や、調べ方を教えるサービスです。
 
 図書館のお仕事理解の一つとして、「なごやレファレンス探検隊」という勉強会に出てみようと思います~。
 「図書館の人は本の整理と、貸し出し業務をしている人」というイメージを変えていくのも、私の思いです。
 
 図書館の職員は、日々難問に出会います。
 どんな資料を使って答えにたどり着いたのかを共有し合う勉強会です。
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○日時:11月12日(木)19:00
○場所:名古屋市鶴舞図書館 第一集会室
○参加費:300円
○内容:実際のお問い合わせの答えを図書館の資料を駆使して、調べてくるという
宿題があります。(下記内容)
その回答までのプロセスを共有します。
・犬山城が白帝城と言われる意味(由来)が知りたい。(大人の方の質問)
・靖国神社法案について、知りたいです。まず、法案そのものがみたい。また、この法案にどういううつりかわりがあったのかを知りたい。
http://reftan.web.fc2.com/index.html

○参加希望の方
山本までご連絡をください。
mirai-tosyokan@mail.goo.ne.jp


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課題に市民チームでトライアルしよう!というプチイベントをしますので、またお知らせします。


にんげん図書館 本の周りのお仕事

2009-08-23 23:00:23 | Weblog
 8/23(日)名古屋の西原珈琲店で本の周りのお仕事を知ろう!ということで、図書館で働く職員の方に図書館のお仕事についてお話してもらいました~。

 参加者は、
 小学校の先生、岐阜の図書館の司書さん、ライター、NPO法人職員という構成でした。
 図書館にはどんなお仕事があるの~?ということで、請求番号の付け方から、本を選ぶ仕組みや、「へぇー」と、知らないことばかりでした。

 一番驚いたのは「物流」を考えるということ。
 市民には、外に見えている部分でしか、図書館を知らないけれど、本を運ぶ物流にもコストがかかっていること。当然ですね。

 ネットで予約ができるとか、貸し出し冊数が増える、他館の本が借りられる・・
 市民にとっては便利になることも、本を図書館から図書館へと運ぶのに、お金と人がいる。
 
 市民の求めること、ニーズに答えていくためにこうした取り組みを始めるならば、きちんとした予算と、人をつけてほしいなぁと思いました。

 図書館で働く人にしわ寄せがいってしまう。。

 そうした実情は利用している市民には見えていない部分だし、見えていないから、批判や、規範が失われたりするのかもしれないと思いました。
 
 
 
 
 

にんげん図書館@サマーセミナー みんなの夏ドク

2009-06-11 08:20:08 | Weblog
こんにちは。
もうすぐ夏休みですね。
夏をテーマにして、本をチョイスして紹介しあいっこ
してみませんか~。

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にんげん図書館@愛知サマーセミナー
~みんなの夏ドク~

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様々なフィールドで生きる人を本の案内人として、
お招きして、本を通してその人を知り、
本との出会いを創る企画がにんげん図書館です。

夏は文庫フェアがあったり、長い夏休みがあったりと、
本を読みたくなる季節。
旅の本、大学生の長い夏休みに読んだ思い出の本。
「夏」というテーマで、お好きなテーマで本やマンガや雑誌を
持ち寄って紹介しあいます。
好きな本、マンガ、雑誌、絵本・・を持って集まれ-!
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日時:7/20(月)14:40~16:20

場所:同朋高校及び豊正中学(現在場所は調整中)
(中村公園駅よりバスで10分)

定員:15人

参加費:無料

もちもの:好きな本、マンガ、詩のフレーズを紹介するための本
(なくてもOKです。)

申し込み:mirai-tosyokan@mail.goo.ne.jp 山本
ブログ:http://blog.goo.ne.jp/mirai-tosyokan/

にんげん図書館@古書 五っ葉文庫 ~ほんのひとこと~

2009-05-13 23:45:15 | Weblog
にんげん図書館犬山でのイベントのお知らせです~。
ぐっときた本のフレーズを紹介しあうイベントです。


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にんげん図書館@古書 五っ葉文庫
~ほんのひとこと~

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様々なフィールドで生きる人を本の案内人として、
お招きして、本を通してその人を知り、
本との出会いを創る企画がにんげん図書館です。


今回は,『語る』がテーマ。

好きな本のフレーズ、マンガの台詞、詩など、あの日、あの時
出合った心に残る一節を声に出して、そっと置いてみませんか。

文章がくれた感情の変化が、『語る』ことを通して、また人へと
伝わっていくでしょう。

*こちらの企画は、7月にオランダのストーリーテラー
ウィム・ウォルブリングさん のストーリーテリング
(昔話の語りのようなもの)のイベントのプレイベントとして行われます。
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日時:6/6(土)17:00~21:00
☆当日、15:00より会場を『今日だけ図書館』にして、
言葉、語るをテーマに本を展示して、手に取って読む
ことができます。こちらも是非ご参加を!


場所 古書 五っ葉文庫(キワマリ荘内)
愛知県犬山市犬山薬師町11-4 キワマリ荘

地図はこちらです。
http://www.mapion.co.jp/m/35.37394_136.94467_8/
定員:15人

参加費 1000円(軽食つき)

もちもの:好きな本、マンガ、詩のフレーズを紹介するための本
(なくてもOKです。)

申し込み:mirai-tosyokan@mail.goo.ne.jp 山本
ブログ:http://blog.goo.ne.jp/mirai-tosyokan/

100人と本の話をしよう3人目

2009-05-10 09:36:11 | Weblog
こんにちは!
100人と本の話をしよう3人目です。
浜松まで今回は足を伸ばして、おしゃべり。

図書館司書志望のりかちゃんです。
私も大学生の頃には、図書館司書を志したことがあります。
子どもと本をつなぐという立場で考えていたので、大学は保育系で、児童教育を学んでました。りかちゃんは国文学科出身で、国文科といえば、根っからの本好きが集まるツワモノの集団というイメージ・・。自分とは、違った角度で、それもまた新鮮でした。

~りかちゃんの本の軌跡~

●子どもの頃は絵本が大好き

●小学校になると『りぼん』を愛読

●大学では、国文学科
マンガ研究会、村上春樹研究会に所属。
国文学科=純文学を評論しあっているツワモノが揃うイメージですが、そのような感じのようです。
村上春樹研究会は、『村上レシピ』から料理を作ったりもしたそうです。
マンガ研究会(なぜかりかちゃんはとても申し訳なさそうに言っていた)
仲間と浦沢直樹の『MONSTER』を徹夜で読破したり、マンガ50冊を友達に貸したりしているらしい・・。図書館の団体貸し出しみたい。笑
最近はマンガのジャケ買いで、マンガを見る眼がつき、ヒット率が上がってきた!

~本嫌いを本好きにする~
『本は嫌い』と言う、彼氏さんを本が好きになるような本を選んでオススメして、最後は本屋に行き、自分で好きな本を選べるまでになったそうです。

最初は村上由佳、あさのあつこのような読みやすいもの、それが慣れてきたら、宮部みゆきのような、しっかりとしたミステリー、そして、村上春樹・・。

本って面白い!と、思ってもらえるってとても嬉しいことで、私もよく分かります。
本を読まねばならない、教養として必要だという前提ではなく、『本があることで人生が豊かになる。知る楽しさ、知らない世界、物語の中に入る楽しさ』のために、本を読むのだと思います。だから、本は読まなくても生きていけると思う。
でも、人が最後に救われるのは、物語、昔の人の生きていく智慧によると思う。
そうした想いで、本を人に薦めたいねと話していました。

~りかちゃんオススメマンガ~
マンガをなぜか、読む習慣がないので、オススメマンガを教えてもらいました!

『どうにかなる日々』志村貴子

『エマ』森薫

『もやしもん』石川雅之

『やさしからだ』安永知澄

『ソラニン』浅野いにお





















にんげん図書館@働く理由 

2009-05-04 21:54:03 | Weblog
 にんげん図書館(この名前が気にいったので、今後この名前継続していこうかと思います。
 以下、次回のお知らせです。
 

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にんげん図書館~働く理由~

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様々なフィールドで生きる人を本の案内人として、
お招きして、本を通してその人を知り、
本との出会いを創る企画がにんげん図書館です。

今回の案内人は、ライターの戸田智弘さん。
戸田さんは、これまでに『海外リタイア生活術』、
『狙われる日本人』、『職在亜細亜 職はアジアにあり
!』、『元気なNPOの育て方』、『働く理由 -
99の名言に学ぶシゴト論。』、『続・働く理由 
99の至言に学ぶジンセイ論。』など10冊の本を書
いています。

http://tinyurl.com/czdaq8

なかでも2007年に出した『働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。』は13万部のベ
ストセラーになりました。古今東西さまざまなシーンで生まれてきた名言を引き、その名言から「ぼくらはなぜ働くのか?」を読み解くという本です。。

本がこの世に存在するだけ、本の中にいる人々の人生があり、
その人が生きる場所があると思います。

今回は、戸田さんによる本の紹介と共に、本の中に、様々な人の
働く人の姿を発見してみませんか?

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日時:5/30(土)18:00~(開場 17:30)

場所 PSサポート(本山駅より徒歩5分)

地図はこちらです。http://www.ps-support.jp/us/060/

定員:10人

参加費:1000円

申し込み:mirai-tosyokan@mail.goo.ne.jp 山本
ブログ:http://blog.goo.ne.jp/mirai-tosyokan/


100人と本の話をしよう 2人目

2009-05-04 20:34:34 | Weblog
こんばんは。
100人と本の話をする企画2人目!
このペースだと、100人いくのに、10年はかかりそうですね。笑


メイクセラピストの米津さちこさん米津さんのHPに本をオススメ&本のおしゃべりをしてきました。

米津さんは、その人が生き生きと生きられること、自分に自信が持てることを、メイクを通して、お手伝いしています。

米津さんに何を持っていこうかな??
顔の絵本にしよーと、思って、2冊ご紹介。

『ふゆめがっしょうだん』福音館書店

『みんなのかお』福音館書店

 以下インタビュー
 Q:好きな本は?
 子どもの頃、同級生の本屋さんで、本を買ってもらっていました。
 アンデルセンシリーズとか。
 その人がどんな人かを知って読むことが楽しくて、後ろの年表から読んでいました。
 人には理解してもらえませんが。笑

 教科書に載っているような読み物も、その人がどんな人だったかを知り、同じ人間として、どんな気持ちで本を書いたのかを想像しながら読むことが好きでした。

 Q:オススメの本は?
 浅見帆帆子さんの本!
 浅見帆帆子さんのHP
 読むとモチベーションが上がる、元気になる本。
 
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 年表から読むというのは、初めて聞きましたが、その人の人となりを知るとより楽しくなるというのは分かるような気がします。好きな著者の本を読んでみようと思ったり、著者が影響を受けた本を読んだり、講演会に行ったりするのも、著者をより身近に、日々を生きてる人間として、どんなことを考え、感じているのかを知りたいということだな~と、思います。ありがとうございます! 
 
 
   
 
 

にんげん図書館@犬山終わりました!

2009-03-29 20:23:18 | Weblog
 先日、犬山でのにんげん図書館が終わりました。
 本を通して人と交流しよう!
 せっかく場所を借りるなら、そこに住む人とも交流したら面白いのでは?そんな発想から、思いついて、初の試みでした。
 企画の内容と進行については、初めてということもあり、盛りだくさんで、次に生かしていきたいところも多かったです。

 イベントについて以下の通りレポートします~。
 午前中犬山散策
 犬山しみんていの斎藤さんによる犬山案内。
 『これが好きな道なんですよ~』と、地元の人だからこそ知る、のどかな小道を通り、木曽川まで行きました。桜と犬山城を眺める。
 
 その後、城下町で五平餅を食べたり、犬山祭りの準備の場に遭遇して、地元の声がシブイおじちゃんと交流したり、そして、最後は見事なしだれ桜を見物して終わりました。

 お昼休憩をはさんで、14:00よりにんげん図書館開始。
 犬山祭りの様子を描いた見事な自作の絵本を見せていただき、お祭りの話、完成するまでのお話をしていただきました。

 なんと、完成まで、5年がかかり、お祭りを理解して、表現するために能管(笛)も始めたとのこと・・・。

 『本はずっと残るものだから・・』と、何度もお祭りに関わる人に意見をいただいて、つくったそうです。
 
 ずっと残るものだからこそ、お祭りを伝えるツールとして、存在していてほしいと思いました。

 その次は『お祭りの音を聞いてみよう!』
 提供してくださったのは、音に関するワークショップをしているおぎやん。
 お祭り当日の音を聞いて、写真を見せてくれました。

 そして、もう一つの犬山の名物、『厳骨飴』をなめながら、『厳骨庵』の森川さんに飴の紹介をしていただきました。

 最後には参加者で、好きな本を紹介しあって交流して終わりました。

 ご参加いただいた方、ご協力いただいた方、ありがとうございました!
 写真は後日アップします。
   
 
 

100人と本の話をする 1人目 

2009-03-12 22:33:44 | Weblog
 100人と話をします!と、宣言したので、一人目を行いました。
 前々から、人に本を紹介したりということをやっていたので、その延長である感じです。

 今日は、企業のCSR報告書作成、環境教育の教材・プログラム開発、コンサルなどをしている会社にお勤めの方。
 
 事前に、“休日に陽だまりで読みたくなる本”をと伺っていました。
 もしも、お客さんでそんな本を探している人がいたら、何を紹介しますか?

 今日はこの3冊

 『イエペはぼうしが大好き』
 イエペは帽子が大好き。
 帽子がないと元気が出ない。
 ドイツで作者が出合ったかわいい男の子の写真絵本。
 『はるにれ』 姉崎一馬 福音館書店
 北海道に実存する一本の樹を定点観測した写真絵本。
 写真集でなく、絵本であるのは、樹が物語りを語っているからだと思います。
 言葉もないけど、樹の言葉が見える。
 
 『いしころ とことこ』古賀充/福音館 こどものとも年少版 2008年7月号
 不思議な形をした、かわいらしい石の行列。
 抽象画を写真にしたような絵本だなぁと思います。
 
 紹介をしつつ、お酒を飲みつつ、本の話をアレコレしました。
 
 本は普段あまり読まないけど、何かを求めている、疲れているときに本屋さんについつい行ってしまうそうです。
 あーそんな気持ち、分かりますね・・・。
 私もものすごく疲れるとモチベーションが上がるような本を手にとってしまいます。
 
 好きなジャンルは、仏教の本と、赤ちゃんの本とのこと。
 仏教は私も未開拓なので、読んでみようかなと思いました。
 赤ちゃんの本は、マリー・ホール・エッツの『赤ちゃんのはなし』を見せてあげたい!
 
 次は赤ちゃんの本
 生きているってスゴイ
 生命の不思議を感じる
 そんな本や絵本を持ってまた、会うことになりました。

 ありがとうございました。