友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

坊主になった街路樹のナンキンハゼ

2016年10月19日 18時33分26秒 | Weblog

 街の高校へ続く東西の道の両脇にはナンキンハゼが植えられている。小さな街なので街路樹のある通りはこの道の他は2本しかない。高校生たちがよく茂ったナンキンハゼの下を通う姿は絵になっていた。ところが先日、見事に丸坊主にされていた。北側から伐採が始まっていたので、私が通りかかった時は南側の街路樹はまだ茂っていたので、車を降りて写真を撮った。

 作業員の人が、「ジジイがいちゃもんつけに来た」という顔で見ていた。「どうして伐採してしまうのですか?」とたずねても、「市の方から言われている」と答えは決まっている。私は市に文句を言う気もないし、ましてや作業員を咎める気などさらさらない。ナンキンハゼの街路樹は紅葉がとてもきれいだ。ところがもう10年以上前から、紅葉する前に坊主にしている。街路樹の近くに住む人から、「落ち葉で足を滑らせて危ない」と言われ、夏の終わりに坊主にするようになった。

 行政は苦情に弱い。それはいい面でもあるが、過剰に反応してしまうことも度々ある。「子どもの声がうるさい」と言われて、保育園が建設できないことにも通じる。落ち葉にしても保育園にしても、もっと地域が協力して解決できる方法を探してもよいはずだが、市民の側も自分の権利ばかりで聴く耳を持たないのは情けない。都市郊外の街だから個人の敷地は広くない。「だったら道幅を広げて街路樹を植えましょう」「公共施設の敷地を何%緑化する条例を設けましょう」と提案するが、「理想論」と言う。

 理想を求めなければ街づくりにはならない。現実の処理だけなら議会も必要ない。だから、地方議会の議員は議会を休んでヒマラヤ登山に出掛けたり、東京で豪遊したのに「視察だ」と政務活動費を遣い平然としている議員が生まれてしまう。どういう街をつくり上げていくのか、首長も議員も職員も真剣に考えないで済んでいる。

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