友々素敵

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数学が出来ない私が数学を教える

2017年06月29日 18時05分49秒 | Weblog

 何の因果か、巡り合わせか、明日は大学生に数学を教えに行かなくてはならない。「それは無理だ」と言うと、「数学ではなく、算数ですから」と言われ、引き受けることになった。天才棋士の藤井聡太君は「答えのない美術よりも数学を解くのが好き」と言うが、私は逆で、「答えの分っているものを解くこと」に興味が湧かなかった。

 算数も数学も面白いと思って勉強したことがない。中学までは試験の範囲が決まっていたから、何度か繰り返してやっていけば、試験ではよい点が取れた。しかし、高校は「理屈が分からない」から覚えられない。それでも、やはり範囲はあったから1・2問くらいは回答出来、追試を受けなくてもよい最低点は取れた。

 進学校だったので、「文系に進む者は数学は捨ててもよい」風習はあった。それでは、高校は大学入試のための予備校である。「数学の楽しさを教えて欲しい」と数学の先生に訊ねた。その時、先生から「数学は、仮定や条件のもとに推理していく論理学」と言われ、妙に納得してしまったがやはり興味は持てなかった。

 そんな数学出来ない人間の私が果たして教えられるのかと不安だったので、数学教室を開いている知人に教えるコツを聞いた。「文章問題は整理が重要。何が分かっているのか、どういう関係なのか、何と何が等しいのか、これが理解できていないと解けない」。なるほど、そんな風に考えずに計算し答えを出していたことに気が付いた。

 さて明日、私の理解を越えた質問が出たらどうしようと考え、「それは次回の課題にしておこう」とセリフまで用意した。それにしても今の大学生は、小学校の高学年から中学校で学んだことをもう一度学習するのか、親切と言うべきか、可哀想と言うべきか、と思う。なんだこう考えればよいのかと、彼らにも私と同じように思ってもらえるような授業をしなくては‥。

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