友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

ドラマ『僕たちがやりました』

2017年09月23日 17時30分10秒 | Weblog

  夕食の後は決まってやることもないので、何を見たいということもなく観たテレビドラマがあまりにも馬鹿々々しいものだったのに、最終回はどうなるのだろうと思って観てしまった。連続ドラマの途中から観たので、前のストーリーはよく分からないが、観終わってみれば単純なものだった。『僕たちがやりました』は高校生が主人公のドラマで、少年コミックが原作という。

 高校生が主人公なのに、あまりにも現実離れしているように感じたが、私が現実を知らないのかもと思うようになった。高校生でSEXするの?とか、キャバクラへ出入りするの?とか、ビックリしたがそういうこともあるのかも知れない。私たちの時とはあまりにも違いすぎる。主人公の友だちがヤバ高の不良に殴られ、復讐のためにヤバ高に爆弾を仕掛けるのもあまりに突拍子だ。

 いたずら程度の爆弾のはずが、なぜか大事故になって何人もの死傷者を出してしまう。主人公のボケ高の3人と、20歳になるのにいまだに高校へきて後輩の3人と遊んでいる先輩は、3人に金を渡して逃亡する計画を立てる。先輩も含めた4人の逃亡は結局うまくいかない。そこに真犯人が現れ、安堵するが、主人公は自分たちが真犯人だと名乗り上げようと言い出す。

 「そこそこでいい」が口癖だった主人公は、罪を隠しては生きられないと考えた。いつまでも「人を殺した」罪を背負って生きることは自分には無理だと悟った訳だ。刑務所に入り、10年後に社会に復帰して働きだすが、先輩を除いてあとの2人は大きく変わっていた。主人公が好きで、SEXした女子高生は、「私はいつまでも待っている」と言ってくれたのに、街で会ったら、結婚し妊娠した主婦になっていた。

 そんな最終回だったが、いったい何が面白かったのだろう。ドラマは何を伝えたかったのだろう。学校の運動場から少年野球を指導するコーチの鋭い声が聞こえてくる。明日は、小2の孫娘の運動会。ダンナの両親も応援に来るはず、久しぶりの再会である。「帰りはどこかでいっぱいやりましょう」ということになるので、明日のブログは休みます。

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