詩と写真 *ミオ*

毎日は砂浜のように。
きらきら光る粒を探して歩く。

すぐに忘れてしまうドラマ

2017年07月05日 | 
あ、なにかがこぼれる

受けとめなきゃ
考えるより前に体が走り出して
しまいそうになったのを
気持ちが押しとどめた
だから結果的には気持ちだけ
先走っただけだった

こぼれたものは
一瞬でいのちを得
落ちる前にじぶんのちからで
体勢を持ち直し
音符の下のスラーになった

小さく丸っこい質量
こぼれたものはすずめに姿を変え
次の枝へ飛び移ったのだった

わたしはただ歩いているだけだった
きっと誰にも気づかれなかっただろう
この驚きを
この動きを
ただ歩いているだけだった

仕事の合間
ひとりでランチを食べに出かけた
その帰り道
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