詩と写真 *ミオ*

毎日は砂浜のように。
きらきら光る粒を探して歩く。

闇の奥へ進む(足尾銅山へ)3

2017年06月20日 | 雑記
とんでもなく距離のある坑道を、どのように行動していたのだろうか?

なんて。駄洒落はともかく、全長が東京から博多ほども距離があり、高低差も1000mもある坑道ならば、作業の現場へ行くのに時間がかかり過ぎてしまう、という前回の疑問は、このあとに訪れる砂防ダムのある銅親水公園内、足尾環境学習センターの係の方のお話で解消された。

考えてみればそれはそう、で、全長1200㎞もの坑道は一気に掘られたのではなく、もちろん江戸時代なんかは全て手作業だったのだから、そんなに深く掘れるわけはないのだった。実際、明治の頃に一度閉山状態になるが、それも、ある程度掘り進んでしまって良い鉱床がなくなってしまったからのようだ。

恐らくは開国によって、海外からもいろんな技術が入ってきて、機械を使ってより深くより効率的に採掘できるようになったことで、再び良い鉱脈を発見、発展したらしい。人の運搬にも石の運搬にも、トロッコ列車やエレベーターが使えるようになった。

足尾銅山観光では、そのトロッコ列車に乗って暗い坑道内へ入っていける。子どものようにわくわくしてしまう。廃線、トロッコ列車、好きだよなぁ、わたしたち、みんな。なぜかしら。

足尾銅山観光をあとにして、鈴木先生から聞いているその先にさらに進む。しかしながら、なんとなく聞いた記憶だけで来ているものだから、どこがその場所なのだか、正確にはわかっていない。ダムが見えてきた。きっと鈴木先生がお話ししていたダムだ。そこは、一帯に生息している日本カモシカ!をモチーフとした巨大壁画のある公園になっていた。

駐車場に車はとまっているけれど、人の姿は見えないし、クマに襲われないかな、とビビりながら(実はその前に足尾駅でクマに注意☆という貼り紙を見たのだった。とても素敵な駅で、ロケに使いたい!と思ったら※実際に『海街ダイアリー』のロケで使われていたとのこと。ああ、あの場面ね!納得)橋を渡り写真を撮り、していると建物が見えてきて、人がいるのもわかり、少しほっとする。こちらが学習センター。

もっと先の展望台まで、再びクマにはビビりながら、でも日本カモシカを見かけることは期待しながら山を少し登り、あたりを一望したところで、クマが怖いのでそそくさと降りてきて学習センターへ向かった。外に立っている係の方にいろいろ教えて頂く。

つづく

※自分の中でぐっとくる良い場所を見つけると、最大の賛辞は「ロケに使いたい」。もちろん撮影なんてしてないのだけれど、プロモーションビデオとか、映画とかドラマとか、ロケに使いたくなる場所、ありますよね?ただその景色だけで。美しいだけではない、むしろ美しくないときさえある。なんだかとても雰囲気があって、わくわくしてしまう、そんな景色。私に才能があったなら、その景色を使いたいがために、物語を書くだろうに。






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