今回は視点を変えての、過去話--------。
緒方ユリコという女子が、まだ中学生の頃の夏目と出合った時のお話。
夏目がまだ髪が長くて、親戚中をたらいまわしにされ、いつも一人ぼっちだった頃の事。
赤点を取って、神社にどうしたらいいか神頼みしに行ったユリコ。
だがそこには、境内で眠る夏目の姿が!!
調度髪のところに落ちていた枯葉を取ってやろうと手を伸ばしたところ・・・
急に目を覚ました夏目は、ユリコを見て叫び声を上げ、思い切り足でユリコを蹴ったのだ!!
走り去っていく夏目を、呆然と見ているしか出来なかったユリコ。
一体今のは何だったのか?
女の子を足蹴にするなんて。
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