民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Day.2605 散歩・・・後編

2014-03-17 02:18:00 | お散歩日記
いま仙人が唄い込んでる歌に「佐渡甚句」と言うのが有る。
毎年5~6曲はお弟子とともに集中稽古をする・・・そのうちの一曲である。

ハァ~~~花にさそわれヒバリにゃ呼ばれ 今日も出ていく春の山~~~」
そんな陽気にさそわれて思い立った散歩であった。
とは言いながら4時間くらいの余裕が無いと思い切れない。
これからは汗をかくことになるからだ。

一年半ぶりと言うのには訳が有って・・・2012年の11月30日に
島で、重いものを持ったまま尻餅をついた。
所謂、腰椎圧迫骨折と言う奴だ・・・「年寄りの尻餅」と言う奴は厳禁だそうな
痛み止めだけを呑んで1年数か月・・・少しは楽になったが起き伏しの際には痛む。
そんな訳で、長距離の散歩は控えて居った・・・雪のシーズンもキケンガアブナイ

あの道しるべの付近の山中に椎茸の原木が・・・良い環境だが、盗難もあるそうな・・・
猪とアライグマに脅かされ、おまけに頭の黒いたぬきに狙われたのではやりきれなかろう



ここは仙人の「定点撮影の桜」・・・この地ではまだひと月は先になる。



バス道・・・仙人チの前の府道が通行止めになった所為でこの道の通航量が凄い事になっていた。
余野方面へ抜けるにはこの道しかない。
やおらバス通りから山道に入る・・・道脇に真新しいジュラルミンのネット・・・
「何で?・・・」の疑問はすぐに溶けた。
不法投棄を抑制するためのフェンスであった・・・山深く谷深いこのあたり・・・
不法投棄の凄い事と言ったらない・・・電化シロモノからテレビ・車まで・・・山の持ち主はたまったモノではない。
電化製品の「廃棄料」が拍車をかけたと言われる。
フェンスをしたから防げると言うものではない・・・良心が無ければ「屁のツッパリ」



テクテクテク・・・

例の土砂(残土)崩れの反対側が散歩道・・・ショベルカーの右・・・彼らの事務所も
崩壊に半分うずまっている・・・人影もなく、なす術もない様子。
仙人の印象はまるで「ボタ山」・・・昭和新山ならぬ平成残土山である。
地区の有識者も税随分抗議していたらしいが、無為に時間が過ぎたと言う事を聞いた。

残土は向こう左へ崩れた・・・いたるところで自然崩壊が見える。
左手の四角い建物は所謂水源地・・・峠の向こうの住宅地に水を送る基地である。
此処が押しつぶされたら二次災害三次災害と広がったろう・・・
今にも崩れそうな「山」は、見ていてもゾッとする。

ゆっくり歩いてみると、いろんなものが良く見える。
良しか悪しかは別問題である。

1時間45分くらいのコースであるが、今日は2時間半かかった。
当然、所用時間は問題のほかである。

先の不法投棄防止ェンスも残土ボタ山も、誰かが得した事実の裏側である。



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Day.2604 散歩・・・前篇 | トップ | Day.2606 お散歩・・・後記 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
散歩 ((花))
2014-03-17 14:00:39
仙人さんの家の近く散歩した、気分に成りました
此れから桜も咲くしのどかで良いですねーーー
花さん・・・ (仙人)
2014-03-17 19:48:42
花さんは都会にお住まいでしょうから・・・
仙人チ、のどかっちゃぁ~のどかですよ
何せ、喫茶店もコンビニもスーパーも30分かかりますから
長い冬を耐えました・・・桜が楽しみです

コメントを投稿

お散歩日記」カテゴリの最新記事