民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1751 去年の今日

2011-11-14 12:09:09 | 民謡夜話
2010年11月14日は、生涯を記念すべき大会であった。
成功とか不成功を越えた心の記念日でもあった。
「たった五人のお弟子で良くもまぁ」・・この思いは、意識のある限り続くだろう。
なかんずく、八面六臂の働きをした一人は特筆に値する。
諸事応援はいつもの中好し連中であった。







2010年1月・・「民謡であそぼ」に特別参加をしてくれた時の写真。
今は亡き「茶山守廣隠岐三味線名人」である。
「あそぼ」の柿(こけら)落しにわざわざ出向いてくれ、在阪の歌手も招聘・・

この写真は、葬儀にも偲ぶ会にも用いられた、奥様大気に入りの一枚
偶々カメラマンが来ていて良い写真が撮れた。







「この笑顔に参っちまうんだよなぁ~」・・日本中のファンがそう思っていた。
「アノ音色に参っちまうんだよなぁ~」・・日本中のファンがそう思っていた。

「惜しい人を無くした」・・何と言う力のない文言だ・・
そんなもんじゃない・・と・・日を追うごとに強く感じる。
彼が居ても居なくても時は流れる・・それがまた哀しく切ない。







それから11カ月・・彼の「舞台」としては「朝雲会」が最後の舞台。
術後にも拘わらず、いつに変わらぬ雰囲気で楽しませてくれた。
翌週、東京で倒れ・・入院生活となる。

ブログを書くと、きっちりコメントを呉れる・・返す・・毎夜の事であった。
因みに仙人のブログは、彼のブログを読んで影響され今日に至っている。









大勢の仲間、友人に助けられ、万来の観客を魅了した記念大会は終わった。
後にも先にも「もうこれで終わり」なのだ。

「隠岐民謡宣伝カー」・・チームの功績は大きかった。
偉大な船頭を無くした水夫(かこ)達はどんな思いなのだろう。
それより「過去」となって行くご本人の気持ちは察するに余りある・・。
時間はそんな思いも薄くし、隠岐は益々遠くなる。




今年は36回目の年・・27日、ささやかに「おさらい会」を寿司屋の二階で催す。
万感の思いを込めて、楽しい時間にしたいと思う・・
ご一緒に・・「民謡であそぼ!」






コメント (4)
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