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【第185報】東北地方太平洋沖地震

2011年06月30日 17時14分00秒 | 実況
◎【第185報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(6月30日12時00分現在)

前回からの主な変更点は以下のとおり。

●原子力発電所関係
○東京電力(株)福島第一原子力発電所
・1から3号機について、原子炉への処理水供給ラインのホースに微小な孔(ピンホール)を確認したため、処理水側からの給水を一時停止(6月29日10:59から13:33)
・3号機について、燃料プール冷却浄化系から使用済燃料プールに淡水(約30t)を注水(6月29日14:45から15:53)
・4号機の原子炉建屋5階に入域し、使用済燃料プールの代替冷却工事の事前調査を実施(6月29日13:28から14:21)
・5号機の残留熱除去系(RHR)ポンプを付属機器の電源切替のため一時停止(6月30日10:02から11:48)
・リモートコントロール重機によりがれき(コンテナ3個分)を撤去(6月29日8:45から16:15)
・淡水化処理装置の処理水(濃縮塩水)受タンク下部のドレン部により漏えい確認(6月29日9:30頃)。閉止キャップを取り付け、漏えい停止(同日10:30)。閉止フランジ下部より漏えい確認(同日17:40頃)。止水処理を実施し、漏えい停止(同日23:17)。処理水(濃縮塩水)の処理のため、淡水化処理装置を一時停止(6月30日9:00)
・サイトバンカー建屋において、漏えい警報が発生したため、水処理装置を停止(6月29日14:53)。その後、運転再開(同日18:45)するも、装置の協調運転に不調が発生し停止(同日18:54)。設備に異常がないことを確認し、運転再開(同日21:15)。



<被ばくの可能性(従業員等の被ばく)>
6月29日午前11時45分頃、水処理装置の点検のため、協力企業作業員が免震重要棟の外に出た直後に前面マスクのチャコールフィルターが装着されていないことに気づき、免震重要棟内に引き返した。その後、当該作業員の線量評価をした結果、身体へ影響のないレベルであることを確認。

 
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◇緊急時情報ホームページ
(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/

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※このメールには返信できません。お問い合わせの際は、お手数ですが下記の連絡先までお願い致します。

◇原子力安全広報課
電話:03-3501-1505
   03-3501-5890

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原子力安全・保安院


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