日々是決戦

ベルギー暮らしの日々のあれこれ。

幼稚園へGO

2014-01-14 16:39:02 | ベルギー子育て
先週からいよいよ息子は幼稚園へ通い始めました。

オランダ語では幼稚園の事をKleuterschoolと言うので、一応「学校」という扱い。中身は幼稚園ですが、多くの幼稚園が小学校(Lagerschool)とくっついていてそのまま持ち上がりになるため、幼稚園入園の時点で「Schoolへ行く。」という認識みたい。学年の数え方もKleuterから数えて1年、2年、となるので小学校6年生が9年生という感じになります。ちなみに幼稚園にも進級テストがあるらしい。


これまで行っていた保育所では何でも向こうで準備してくれていたので、毎朝基本的に手ぶらで子供さえ連れて行けば良かったのですが、幼稚園はいろいろ持ち物が多いです。


まずお昼ご飯はお弁当を持参。学校によっては給食を選べるところもありますが、息子の行くところは給食が無いので必ず持参。こっちのお弁当って薄切りパンにハムとかチーズとかはさんだだけの簡単なものなので日本の幼稚園よりはラクですけど。

あと飲み物。水は学校にもありますが、パックの牛乳とかジュース、水筒を持たせなければならない。

そして毎日のお昼寝に使う紙おむつ。息子は日中のおむつは不要になったのですが、寝る時はまだ必要なのでこれも持参の必要あり。

で、午後のおやつ。幼稚園は15時半ごろ終了なので、我が家のように共働きだとその後の学童保育に預ける事になります。ここで食べるおやつも毎日持参。

さらに週に2回は果物を持たせてくださいとのこと。


他にもお昼寝用の毛布や万が一お漏らしした時用の着替えも要るし、それから午前中のおやつ(何故かウチが行かせる学校では「ABCクッキー」指定。大きい袋に小さなアルファベット型のクッキーがたくさん入ってます。)、箱ティッシュにウェットティッシュは毎学期初めに持参との事で、初日は結構な荷物になりました。



肝心の息子は初日朝大泣き。送って行った連れは後ろ髪引かれる想いで立ち去ったそうで、、、

この日は1日中先生のそばから離れられなかったらしく、いつもながらやや不安な出だし。しかし2日目は朝も泣かず、何とか乗り切ったようです。その後1週間様子を見ているとぼちぼち慣れてきているかな?と言う感じ。でも毎晩「今日は何したの?」と訊くと、「泣いたの。」と答えるので、どうやら毎日何かしら泣いているようではありますが・・・

ただ担任の先生のことは気に入っているみたいなので、後は仲良しのお友達が出来れば良いのになぁ、と期待してます。

トイレトレーニングのその後

2013-10-28 19:45:54 | ベルギー子育て
大変、大変ご無沙汰してしまいました。あんまり更新しない間にベルギーは冬時間になりました。今年は暖かい秋なのですが、さすがにそろそろ寒くなってきそうな気配です。


さて、秋の初め辺りから家族の健康運が低下するのはある意味恒例ではあるものの、今年は連れが真剣に病気をしまして、体力、気力ともにブログ更新の余力がなかったのです。幸い今現在は快復して、ようやく日常のリズムが戻ってきたかな、というところ。

更新されない間も訪問してくださった皆様、どうもすみませんでした。


再開に合わせて?良いニュースが一件。


息子がおまるを使えるようになりました~。

先週から保育所でのトレーニングを再開したところ、1週間後の本日、日中は全くオムツなしでオッケーな状態に到達。ブラボー保育所。

この週末は家でもオムツ無しで過ごしたのですが、土曜日に2回失敗した後、日曜は失敗無しで過ごせました。


なーんでこんなに早く出来るようになったのかというと、上手に出来ると貰えるシールの数をお友達と競っているらしい・・・今日帰ってきたらTシャツにいっぱいシールが貼ってあって、あんたは1日に何回オシッコするの、と呆れるほどでした。2歳の子にも競争心があるんだなぁと感心。


というわけでここ数ヶ月の懸案事項は一件落着の模様です。まあこの調子なら来年1月からの幼稚園には余裕で間に合いそうなので、ほっと一息。

トイレトレーニングの巻

2013-09-10 16:36:18 | ベルギー子育て
9月といえば新学期。同僚にウチの息子は今月から幼稚園か?とか聞かれますが、いえいえ彼はまだ保育所に通ってます。来年1月から幼稚園の予定です。

で、幼稚園へ行く前の懸案事項と言えばアレ。トイレトレーニング。

ベルギーの幼稚園は2歳半から入園可能ですが、条件として日中のオムツが取れている必要があります。ウチの親からはこの夏がオムツの取り時よ!とか言われてたんですが、保育所の先生から「まだ早い。9月からで十分間に合う。」と言われたのと、面倒くさかった(こっちがメインの理由。)ので夏の間は放置。おまるに座らせたり、トイレに連れて行ったりは時々していたものの、本気でトレーニングをする気が親の方に無かった。


で、先週。1月から幼稚園へ通う子達が保育所で一斉にトレーニングを開始。息子もオムツを取って、普通のパンツとズボンで午前中を過ごしたそうです。

しかし結果は散々。おまるには座るけど、そこでは出ず。お漏らししちゃっても気にせず遊び続けていたそうだ、、、先生からは、おまるで出ないのは良いけど、漏らしても気にならない状態ではトレーニングにならないと言われてしまった。

他の子は?と訊くと、みんなおまるでも出来たし、漏らしちゃったらそれを教えてくれたそうで。この状態にならないとトレーニングにはまだ早いとのこと。


この事実に連れと私の方が何となくショック。一緒にトレーニングを始めた子たちは月齢も近いのに、ウチの子だけ出来なかったという事実にちょっと落ち込みました。親が落ち込んでも仕方無いんだけど。あと保育所で皆と一緒にやればすぐ出来るかなー、と甘く考えていた自分を反省。仕事してるから、と色々保育所任せにしてきたけど、やっぱり親もちゃんと関わらなきゃダメだと気が付かされたというか。

翌日。もう一度先生方がトライしてくれて、息子はなんと!生まれて初めておまるでオシッコをしたそうだ。おめでとう!!しかしやっぱりお漏らしもいっぱいしたそうだ・・・。


そんなこんなであまり進歩が無いままの週末、トレーニングを継続してみました。が、一回も成功せず。おまるに座っても出ない。というか遊んでると思ってるのか座ってもすぐ立ち上がっちゃうのよね。出かけて外に居たので漏らしても着替えさせればOKという感じで、家の中で漏らされるより始末はラクでしたが。


先生方は一旦トレーニングを休止して、もう少ししてから再開した方が良いんじゃないか、との見解。幼稚園入園までまだ時間もあるし、本人がもう少し成長するのを待った方が上手く行くと言われた。我々としては異論はない。というか何しろ保育所ではトレーニング用の衣服まで用意してくれているわけで、親は何もしてないから口を挟む余地が無いね。

まあもう1週間くらい様子見かなぁ・・・。

2歳4ヶ月の言語能力

2013-08-29 07:50:33 | ベルギー子育て
最近息子がよく喋りますが、出てくるのはもっぱらオランダ語です。仕方ないと思っていますが、悲しくなる瞬間もあります。

例えば息子の言っている事が私には理解できないのに、連れには出来る時。何しろ舌ったらずなオランダ語なので、単語を予想しながら意味を理解せねばならず、蘭語の語彙が少ない私には予想不可能なことがままある。連れも私も誰も分からないなら良いけど、私だけ分からないのはちょっとショック。


そして息子のオランダ語がメキメキ上達しているのを聞いていると、そら恐ろしいというか、言語ってどんなに勉強してもネイティブには到底敵わないと痛感します。だって彼はまだ2歳半にもなっていないのに、現在分詞を使うんですよ!

・・・これを聞いた時、ああ人間は文法から言葉を学ぶのではないんだなぁ、としみじみしちゃいました。まず始めに言葉があって、文法は後から纏められたものに過ぎないのね。


日本語は話さないねぇ。ちらほら覚えている単語はあるけど、2・3語文は全てオランダ語。私に向かって日本語を話さなければと思ってはいるようで、知ってる単語は頑張って日本語を使ってくれるけど、蘭語の文に日本語の単語を当てはめて喋るのでいわゆるチャンポンになってます。

例えば、

「Ik water 飲む」
「わんわ weg」

のような感じ。完全に日本語のみの文というのは残念ながら2語文ですらほぼ無い。言えるのは「お茶飲む」くらいかなぁ・・・。


私や日本人の友人の言う事は理解しているので、日本語が分からないわけではないようです。時々私と話していて、頑張って日本語を言おうとするんだけど、言葉が出てこず、結局オランダ語で言っちゃうという状況があります。そういう時は日本語で繰り返し「こう言うんだよー」と教えてますが、まー絶対的に日本語のインプットが少ないんですね。私の日本語を聞く機会もあまり無いので。

息子を見ていると2ヶ国語環境で両方の言葉をまんべんなく子供に覚えさせるのは結構大変・・・というか親の努力が必要だと感じます。日本語も会話に不自由がない程度まで覚えて欲しいですけど。どこまで私が頑張れるかなー?という。

息子の睡眠とQOL

2013-05-23 16:25:49 | ベルギー子育て
昨年末ごろから息子が夜通し寝るようになって、我々のQOLは飛躍的に向上、というか息子が生まれる前にだーいぶ戻りました。

最近の息子は19時半までに寝て、朝7時半くらいに起きてくる。12時間睡眠ですよ。すばらしい。

先週末、朝9時を過ぎても起きた様子が無いのでさすがに起こしに行きました。そしたらまだグーグー寝てんの。身体を揺さぶってようやく起きてきたという。半年ほど前まであんなに夜中起きてきて我々を睡眠不足に陥れていた同じ息子とは思えない。


夜早く寝るので、その後自分たちの就寝時間まで自由に過ごせるのが良いですね。まあ難点は連れと揃って散歩に出かけたりは出来ないことかな。どっちか家にいなきゃいけませんので。


12時間睡眠の息子は、その上昼寝もしっかりするんです。2時間はぐっすり寝る。あんまり良く寝すぎで大丈夫かい?という感じ。連れ曰く「これまでの睡眠を取り戻しているんじゃない?」とのことですが。


寝かしつけも簡単です。寝袋に入れて部屋を暗くしてベッドに置くだけ、で寝る。その後はウンともスンとも言わずに朝まで寝る。ラクになったもんだわ・・・



Meningkokken

2013-05-22 19:50:13 | ベルギー子育て
保育所のお知らせは全てメールで届く。今日帰って来てメールを読んでいたら「細菌性髄膜炎を発症した子がいるので添付の注意書きを読んで下さい。」って内容で、たまげた。

えーっと、まず髄膜炎菌のオランダ語が分からずウィキったり、理解するのにやや時間が必要だったのですが。
(ちなみにMeningkokkenといいます。)

どこにでもいる細菌なので怖がらなくていいけど、もし10日以内に高熱が出たり体調が急に悪くなるようなら早めに医者へ行け、かつこの注意書きを持参してね、ということ。


髄膜炎という名前は知っているけど、身近に発症例は知らないような。欧州は時々局地的な流行があるらしく、乳幼児の予防接種にも髄膜炎菌ワクチンが入ってたな、そういえば。


お迎えに行った連れ曰く、発症したのは息子より小さい子のクラスと聞いてやや安心。最近ようやく病気の回数が減ってきて一安心とは言え、インフルエンザにしろ何にしろ、感染性疾患には敏感になっちまいますね。


ただこのお知らせも保育所を通して保健所?みたいな組織から送られてきていて、こういう対応は早いんだなぁと感心しました。(発症が確認されたのは昨日。)なんでもこれくらい素早い対応をしてくれたらいいのに、、、

あんまんぱん

2013-05-02 12:25:38 | ベルギー子育て
実家からアンパンマンのDVDを送ってもらって息子に見せたところ、まだたったの2回しか見ていないのに「あんまんぱん!あんまんぱん!!」とすっかりお気に入りになりました。ちょっと間違ってるけど。


それまで最もお気に入りだったBUMBA(ベルギーの幼児番組、BUMBAの主人公?のピエロちゃん。)を凌ぐ勢いであんまんぱん、って騒いでいる。アンパンマンパワー恐るべし、であります。


こどもちゃれんじも送ってもらってしまじろうも持っているんだけど、アンパンマンほど好きじゃない。いや、しまちゃんのぬいぐるみは好きだけど、ちゃれんじのDVDはそこまで見たがらないねぇ。


アンパンマンの魅力って何なんでしょうね?まあ一緒に見ていて面白いとは思うけど、結構つっこみどころも満載なのにな。だって首かぱかぱ外して、取り替えてるのよ?


どこかで子供は「丸いもの」に安心を覚えるし、丸いものが好きだからアンパンマンが好き、と聞いた事がある。確かにアンパンマンって丸だらけ。

そんな事を考えながらアンパンマンをらくがきしてみた。隣にBUMBAもらくがきしてみた。ら、この人たち案外似ている・・・。二人とも超丸顔。なるほど、だからどちらも子供(特に幼児)に人気なのか。



次回帰省時の行き先は神戸にオープンしたアンパンマンミュージアムですな(予定)。



2歳児に命令される日々。

2013-04-30 12:18:40 | ベルギー子育て
どうも仕事のメールが少ないと思ったら、日本はGWですね。ベルギーには日本のような大型連休ってないんですけど、今年は5月に祝日がまとまっていて1日がメーデー、9日が昇天祭、20日が聖霊降臨祭でお休み。気候も良くなってきて、気分的にはすでにバカンスシーズン。

今年は寒さが長引いて4月になっても暖房を使っていたんですが、さすがにそろそろ春ですね。桜やら水仙やら花も咲いて、良い季節になってきました。日も長くなってきて21時過ぎまで明るいので、夕食後まだ散歩に出かけたり出来るのが良いですね。息子は近所の公園を走り回っています。意外に早く走れるので、気がつくとあっという間にいなくなってる。


そんな息子は最近ますます喋るように。オランダ語がメインですが、3語くらいつなげて話せるようになってきました。しかし話せるようになると同時に何故か我々に命令するようになってきちゃったのね。

ソファに座ってテレビを見てるなーと思ったら、自分の隣をバシバシ叩きながら「Mama, ook zitten!!(ママも座って!!)」とか言われる。はいはい、と流しておくと「ママ!ママ!!」と段々怒ってくるので仕方なく座る。連れに「どっちがボスなの?」と笑われてます。なんか自分と同じ事をさせたがるのよー。

逆にまた我々がやっている事を何でも真似します。連れは立っているとよく片手がズボンのポケットに入っているんですが、息子が同じようにポッケに片手を入れて信号待ちしてて面白い。君たち、親子だねぇって感じです。


そんな息子も来週で2歳。だんだん「子供」になってきて面白いですよー。


子供とお風呂に入る手順

2013-04-08 12:39:03 | ベルギー子育て
週末、久しぶりに息子と一緒にお風呂に入った。


こっちのお風呂って日本と違って「洗い場」が無いんです。風呂桶の中で身体を洗うから、一回ずつ水を流す方式。ホテルみたいな感じです。なので子供と一緒にお風呂に入りづらい。入ろうと思うと息子と私が一緒に入って、先に息子を洗って、連れに引き取りに来てもらわなければならない。同時に自分も身体を洗って流して息子と一緒に上がる、って手順に出来ないんですよねー。工夫すれば出来るのか?


なのでいつも息子は息子でお風呂に入れてます。が、たまには一緒に入って遊びたい(私が。)と連れに引き取りを頼んでみたところ、これが楽しい。水鉄砲で遊んだり、タオルを風船にしてぶくぶくしたりすると、最近お風呂イヤイヤ期間で泣き喚く息子も全く泣かずにハッピー。


大変なのは途中で息子を引き取りに来る連れ。今度はお風呂から出たくないと泣き喚く息子を乾かし、パジャマ着せて、寝かし付けまで一人でやらねばならんからね・・・。


風呂場に日本のような洗い場があればベストなんだけど。我が家の改装時にアイデアとしてはあったものの実現は困難と諦めた。なぜなら日本には風呂桶から洗い場までが一体化されたユニットバスという商品があるのですが、ベルギーでは当然手に入らない。もしベルギーで洗い場のあるお風呂を作ろうと思ったら、、、地上階でしっかり防水工事すればなんとか可能か?(うちの風呂場は3階。)でも日本のお風呂を再現出来る職人さんがいないだろうしなぁ・・・



私は日本人なので、やっぱりお風呂で裸の付き合いってのが好きですねぇ。息子のお風呂イヤイヤ対策にもなるしもっと頻繁に息子とお風呂したいもんです。私一人で上手に息子とお風呂に入る手順があれば是非コメントください。


長引く冬の弊害

2013-03-26 12:35:23 | ベルギー子育て
先週末はまた雪。3月も今週で終わろうというのに、まだまだ寒いベルギーです。

日に日に活発になる息子は、外で遊べず退屈してます。寒くてもお天気ならなるべく外へ連れて出るのですが、雪だとねぇ。なので家の中で遊ばせていた週末。退屈してぐずってきた息子の手を取り、歌に合わせてクルクル回って遊んでいました。

ぐるぐるぐる~と手をつないで回るのが面白いらしく、息子は楽しそうだった。が、しかし悲劇はその一瞬後に起こりました。

私がパッと手を離すと、息子は目が回ってフラフラしてる。でもそれが面白いのかフラフラしたまま走り出そうとして、こけた。で、ゴツンと勢いよくドアに激突。


一瞬の静寂。
そして大音量の泣き声、、、


慌てて抱き上げると口をぶつけたらしく、唇に歯が当たって結構な流血じゃないですか。びっくりして連れを呼び、血を拭き取って見ると唇が派手に切れてる。ありゃーもしや縫わなきゃだめか?と雪の中休日診療へ連れて行きましたが、その頃には血も止まって幸い縫わずに済みました。でも全治1週間。


連れからは「家の中でグルグルして遊ばないこと!」との厳命が。・・・はい、すみません。


何が難しいって唇が痛いから、食べたり飲んだりしづらいのね。でもさすが若いだけあって翌朝には傷もほぼ塞がり、ちょっと痛いようですがもう普通に飲食してます。


で、明けて月曜。


連れと共に保育所から帰ってきた息子の顎が派手に青紫色になってた。
どしたの?と訊くと、やっぱり走り回っていてこけて顎を柱に強打したそうな。



エネルギーの有り余っている息子のためにも、早く暖かくなることを祈る毎日です、、、