いつか どこかで

本、映画、その他、そして小田さん。

『武士道シックスティーン』

2007-09-03 10:33:05 | は行の作家
今日読んだ本は、誉田哲也さんの『武士道シックスティーン』です。

子供の頃から剣道一筋、武蔵オタクの香織と日本舞踊から剣道に転身、独特の足捌きをする早苗。
二人は中学最後の市民剣道大会で戦います。
そして、香織は早苗に負けてしまいます。
「あたしはなんで負けたんだろう?」と納得のいかない香織は早苗と同じ高校に進学。
早苗をライバルだと思っている香織とお気楽な早苗、剣道を通じて描かれる二人の青春物語。

香織と早苗、それぞれの立場から話が語られます。
口調はちょっと乱暴で周りはみんな敵と思っている香織と勝負にはこだわらず剣道を楽しもうとする早苗、二人のちょっとちぐはぐなやり取りが楽しい。

香織は早苗を見ているうちに、自分がなぜ剣道をやっているのかわからなくなり練習を休んだり、父親との確執に悩んだりします。
一方、早苗も母と離婚した父のことが気になっていて…。

読み終わって、ひたむきな二人の姿がさわやかでした。

奥付を見ると、著者初の、人が一人も死なない青春エンターテインメント、だそうです。
誉田さんの本は初めてなので他の作品は知らないのですが…。


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6 コメント

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Unknown (藍色)
2007-09-06 03:02:05
こんばんは。
香織と早苗。
二人の個性の描き方にメリハリがありました。
ちぐはぐな会話が楽しかったですね。
読後、とってもさわやかでした。

そうそう、私も誉田さん初読みだったので、あの
「人が一人も死なない青春エンターテインメント」に

じゃあ普段の作品は人をどれだけ死なせているの?(怖い)って恐る恐る突っ込んでました(きっとmintさんも?笑)。
Unknown (mint)
2007-09-06 12:26:31
こんにちは。
そうそう、対照的な香織と早苗の描き方がおもしろかったですね。
ツッコミタイプの香織とボケタイプの早苗という感じでしょうか。
二人とも清々しいし、読後感もさわやかでした。

誉田さんの他の作品、気にはなるんですが…。
人がけっこう死ぬんでしょうかね?

Unknown (しんちゃん)
2007-09-10 10:05:04
はじめまして。
誉田さんはかなりグロく殺す作家ですよ。
「ジウ」なんて、何人死んだかわかりません。
でも誉田さんの刑事ものは良いですよ。
Unknown (mint)
2007-09-10 18:04:18
しんちゃん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。
やっぱり誉田さん、かなり殺す作家さんなんですね。
「武士道シックスティーン」が初めて読む本でよかったかも?
刑事もの、探してみますね。
Unknown (藍色)
2007-09-12 05:16:41
誉田さんってやっぱり…ですね。
刑事ものでも危険度がかなり高そうなので、
私はたぶん読めないでしょう。
Unknown (mint)
2007-09-13 11:59:50
え、そんなに危険度が高いの?
刑事ものでも藍色さんが読めないとなるとたぶん私も……かなぁ。