路地町家

再生保存した小さな町家のお話です。
それに京都のこと。感動したこと。時には猫も登場したり。。。

「錦織りなす紅葉」発見!

2011-11-18 | あれこれ
もう立冬も済んだのに、嵐山はまだ、鮮やか色に染まらず・・・
少し紅葉を求めて散策!
赤く染まりかけて、葉先が枯れている木が目に付きます。
その中で。。。

黄葉はハッとするほど綺麗! 赤はまだこれからなのでしょうか?

     
     ツワブキは盛り     あたかも晩秋のよう〜  


嵯峨「清涼寺(釈迦堂)」に立ち寄りました。

 
凛としてある「多宝塔」。 なぜか塔を見ると惹き付けられます。

広い境内にも紅葉は見当たりません。
ところが、本堂右手にある阿弥陀堂の更に奥、庫裏のそばまで行くと。。。
(無料で拝観できる境内の一角)
緑の木立の間から、見え隠れする鮮やかな色!

ほら、こんなに鮮やかな「錦織りなす紅葉」!
 ←クリック


この一角は木立が多い庭園になっており、手入れも行き届いています。
湿度が高く水分が充分行き渡った所は温度も下がり、紅葉が綺麗なのではないでしょうか。
源融(みなもとのとおる)もこんな紅葉を愛でたのでしょうね〜〜

※「清涼寺」は、「源融の山荘」内に、唐から持ち帰った釈迦如来像を安置したのが始まり。



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ワビスケが咲いた!

2011-11-17 | 今日の路地町家


障子を開けると、ワビスケが咲いていた。
今年はやっと咲いてくれた。
でもやはり、昨年の過剰剪定が祟って枝振りが疎らなままだ。
今年のお礼肥えは、もっとたっぷり与えることにしよう。



ワビスケは「ツバキ」と「チャ」の雑種だという。
ツバキのように華やかに咲き誇りことはなく
控えめに謙虚に花をつける。

そんなところが気に入っている。


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「天空の白鷺」。。。姫路城

2011-11-07 | 古き佳き物
2009年〜2015年予定の
姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺」へ行ってきました。


すっぽり見学棟で囲まれた近代的な修理風景

見学棟へ行く道すがら
これまで一度も公開され無かった「りの一渡櫓」の内部が
修理期間中に限り公開され、資料が展示されていました。



1364年、赤松貞範、姫山に城を築く。
1580年、秀吉、姫路城を築城(大改修)開始。
その後池田輝政、本多忠政、酒井忠邦と城主が替わり
それぞれの紋が改修箇所に使用され、多種の紋瓦が残りました。
 
  
大変保存状態の良い甲冑が見事にライトアップ展示され、とても綺麗!


       そしてこれが修理中の大天守!


瓦が下ろされイメージが湧きませんが
この上にシャチが載る最上層の大屋根です。
瓦下地が緻密にびっしり敷かれている様子が見られます。


最上層の漆喰壁が剥がされ、まるで白木造りのお社のよう。
もう2度と見られない内部の構造をしっかり見学。

ただ、もっと近くで見られるものと想像していたため
ガラス越しのこの距離は、少々不満が残りました。

ショックだったのは、この2枚の写真!!
  〜明治の大修理前の姫路城〜

まるで天守の幽霊のよう。

かくも頑丈な建築物も放置すれば、なんとこの有様。。。
白鷺の如き優美な姫路城の、かつての苦難の様相を初めて知りました。
       良くぞ命を存えたものよ!


創建以来の保存の苦労は計り知れません。
初見です! こんな浮世絵まであるのですか〜〜

  
昭和の修理で美しくよみがえった「西の丸」百間廊下と、畳敷きの化粧櫓で憩う千姫と勝姫人形。

 
下城途中、忍者が現れ、襲われてしまいました〜〜(笑)



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路地町家≪楽学≫4 のご案内 

2011-11-04 | インフォメーション
 
路地町家≪楽学≫

    〜 時は戦国 〜
         「 姉川合戦の逸話 と わが先祖 」
                                     さぎさか まさみ
    講師 : 姉川の合戦再見実行委員会 史跡部会副部会長 向坂 正美さん


日時 : 11月11日(金) 18:30〜20:00(開場18:00)
会費 : ¥1500(茶菓付き)
会場 : 路地町家 有(京都市中京区新町錦上る)
     ※要申込
内容 : 姉川の合戦に参戦したある武将の子孫にあたる向坂さんに
     合戦の逸話をお伺いします。
     戦乱の世、命を賭けた武将の生き様に想いを馳せてみましょう。
     合戦図屏風を読み解くと、そうだったのか! が見えてきます。
     さて合戦図に見られるその武将とは?
     後半は、膝を交えてご一緒に語り合いましょう。

ヒント: 徳川方で活躍、合戦後、井伊氏と共に彦根に入った人物です。



<お申し込み>
このブログの“メッセージを送る”から
お名前、お電話番号を明記の上ご連絡下さい。
折り返し詳細とアクセスをお送りします。
10日まで、お申込みお待ちしています。


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2011年 正倉院展、初日

2011-11-02 | 古き佳き物

今年は、初日正午に狙いを定めAM10:00に京都を出発。

           
               狙い的中!10分と待つことなく入館。


今年の本展は「金銀鈿荘唐太刀」が目玉と謳われていますが
かなり精緻で華やかな宝物が数多く出展され、雅な雰囲気。

それにしてもこの大刀、うっとりするほどの細工。手仕事の極地。
なのに作者名が不明だなんて・・・
錺細工の精度の高さに驚き、単眼鏡の世界にのめり込んでいて
「動きましょうよ〜」と後ろのおじいさんに促される始末。すみませんでしたwww

そう、今年は「単眼鏡」持参しました。もうこれは必携品です!!


「黄熟香」=東・大・寺の文字を含めた「蘭奢待」(らんじゃたい)の別名を持つ大きな香木は
        足利義満、織田信長、明治天皇が切り出し使用した跡が、古の時を伝える。
ここも人だかりでしたが、この香木、端の方など擦り減っていて
名だたる方の使用の他にも、何らかの目的で削られた箇所があるように見えました。


こちらも話題の「七条織成樹皮色袈裟」


一見地味な裂地と映りますが、本来の袈裟の様に端切れを集めた物ではなく
織成と呼ばれる綴織に似た布地で、この袈裟のために織られたもの。
聖武天皇が出家した後、身につけたとされる遺愛品。

今回はその模造品が作られ展示されています。
模造品って贋物のような印象を受けましたが・・・

正倉院では、「復元」=「模造品」 と表現されているそうです。
模造品には2種類あり、1.「現品摸造」 = 宝物の現在の状態を再現した模造品
               2.「復元摸造」 = 創られた当時の状態を再現した模造品

今回のは「七条織成樹皮色袈裟」の「現品摸造」かと思われます。
そしてこの復元に使われた絹糸は、皇后様がお育てになった小石丸から作られた糸。
復元に使用され余った糸は、使用量を差し引き、きちんと計量されて返却されるそうです。
製作の裏には、まだまだ物語もあるのでしょうね。



秋だというのに暑い日で、鹿もこの通り。



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L'OCCITANE

2011-11-01 | 今日の路地町家

ロクシタンのキャンドル、ラベンダー
この間の、フランスからのお客様から戴いたお土産の一つ。
日本ではまだ販売されていないとか。。。
ちいさな藍美術館で購入の「シンディゴ絞り」の敷物がぴったり!
町家の中が、素敵な香りでいっぱいです〜

      
ロクシタンが続きます。
スペインから帰国した長女夫婦のお土産の一つ。


大好きなVERBENAの香り・・・さっそく浴室に。と思ったら
先に戴いた、ミモザの香りのツルツルになるお気に入り石鹸が入っていました。
これを使い終わってからにいたしましょう。

ロクシタンのプレゼントとても嬉しいです。

どれをとってもいい香りで、なにか幸せな気分になりますね〜♪



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三井寺の夕暮れ

2011-10-27 | 遠くへ行きたい


今月はじめに訪れた三井寺の五重塔。
沈み行く夕日を背に、大きなシルエットとなって
天に向かって立っていました。

ところがその数日後
同じ境内にあった金堂から、小鬼の像、二体が盗まれたとのニュース。

こんなにのどけき三井寺に来て、邪悪な心など起こさないでほしい!



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細川家の至宝〜珠玉の永青文庫コレクション〜

2011-10-27 | 古き佳き物
10月8日の開催以来、何度か横目でスルーしていた博物館。
時代祭りが順延になった22日やっと行くことができました。

およそ美術展というものは、撮影禁止。
よって「百聞にしかず」と画像に語らせる手法が使えないのが辛いところ。
実際に見て、この記事の正誤をあれこれ詮索してもらうのが良いかもしれません。



この展覧会は「美の世界では、天下人」と副題が付けられているように
細川家という一つの家が収集し伝えられて来た品々が、超一流の文化財であり
しかもその数たるやただ事ではなく、一点出品されるだけでも嘗ての「ミロのビーナス展」の如き
長蛇の列となり得るような作品が、何点も含まれているのです。

このような機会はそう無いと思われるので、前期、後期、共に鑑賞することに決め
前期は、前もって何の情報(みどころや解説など)も入れずに
ただ対象の前で、心に響き迫り来る感覚を味わうことにしました。

まず驚愕するのは、家宝を約600年間に渡り代々受け継いで守ってこられたこと。
初代:細川藤孝(幽斎)二代:細川忠興(三斎)と文武両道に優れた人物の、血が受け継がれてきた由縁か!
と単純に思いましたが、帰宅後資料を調べてみると案外当たっていて
欲を掻かず人との距離感に絶妙なバランス感覚を持ち
戦乱の世を巧く切り抜けてこられた両者の精神は、代々受け継がれて来た様子。
生き方の本質を見失わないことこそ、大切なのだと感じました。

さて作品ですが、もう美的水準はどれをとっても申し分ない中
僭越ながら、特にビン!と響いてくる作品の前に張り付き堪能させていただきました。
こんな贅沢ってあるでしょうか? 誰にも迷惑はかからないからヨシとしてもらいましょう〜

まず目を奪われたのは
「黒糸威二枚胴具足」:頂辺に山鳥尾の頭立てを挿す。その姿の美しいこと!
              頭頂部に立つ、シナルでもなくナビクでもない山鳥尾の凛としたフォルムは
              武将の精神を象徴するが如くに見えました。
              とても桃山時代のものとは思われないほど保存も良い。

なぜか惹きつけられたのは
「粉引茶碗 大高麗」: 元々片口として注ぎ口が付けられていた器の、口を落とし
              土で埋め、茶碗に仕立てられたもの。
              たっぷりとした丸みを持ち、象牙色にも似た粗目の肌に
              包み込まれるような、えもいわれぬ温かさを感じました。

もう一つ挙げるなら
「南蛮芋頭水指」: 戦場にも持ち込まれたと銘の横に説明があったと記憶していますが
            芋頭とはよく付けた銘だと変に納得。
            何処から見ても愛着を感じるフォルム。
            ふくよかな張りのある丸みが蓋をしたときに完成する。
            肌の景色も味わいがあり、ふっと抱えてみたい衝動に駆られました。

作品目録に印を入れながら途中まで来ると、ビデオが流れている一角があり覗いてみました。
今回の代表作品として先程の「黒糸威二枚胴具足」と「粉引茶碗 大高麗」が映し出されているではありませんか!
心の中で、小さく“ガッツポーズ”をしてしまいました〜!

「ガラシャ消息」のガラシャ直筆の筆跡には緊迫感が漂い
ガラシャ最後の様子を書き記した「霜女覚書」(そんなものが残っているなんて!)
の侍女・志も(霜)の達筆なこと。(残念ながら読み下せませんでしたが・・・)
また能面も、じっと惹き付けられ目が離せなくなる程の優れた作品が並び
実に素晴らしい保存状態。美の極みでした!
近代のものでは菱田春草の「落葉」が群を抜いて迫って来ました。
後期で「黒猫」に会うのが楽しみです。。。

といった所で、感受性が飽和状態になって会場をあとにしました。
見応えのある展覧会です。
後期は、あらゆる下調べをしてから出掛けることにしましょう。

皆様も、どうぞお見逃しなきよう〜〜






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更新が遅れるわけ

2011-10-23 | 猫たち
PCに向かって記事を書くのは、夜の方が集中できてよいのですが。

材料が溜まりがちになる理由。。。その1



 「退いてちょうだい〜」  「・・・・・」
         
       「退きなさいっ!」   「・・・・・」




       「どうしてここに座るの?」   「・・・・・」





      
    「はやく寝よぉ〜」     
  
               「これ終わってからね・・・」





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フランスから「虎屋茶寮」へ

2011-10-23 | あれこれ
もう2週間も前のこと。
フランスからの個人的なお客様を案内して「虎屋茶寮」へ行きました。



お客様は、息子がフランス滞在の折、一年近くお世話になったご夫妻とそのお友達。(+日本側から5名)
京懐石の昼食でおもてなしをしたのですが、やはり食後はスイーツが欠かせないお国柄。
そこで、洋書も閲覧できる「虎屋茶寮」へ。



お箸使いもお見事で、安倍川餅・葛きり・季節の生菓子などを美味しそうにご賞味、評判は上々。


中央:ベージュのジャケットの方がお正客。

お友達は、フランスの出版社から発刊されている「京都の写真集」を手に
「国ではあまり見かけたことも無い素晴らしい本がセレクトされている!」と感激。
彼らは本の名前と出版元をメモ「帰国後ぜひ購入したい」とのことでした。

スイーツのみならず、良い出会いとなったようです。

ご一行は、小樽・白川郷・京都・奈良・福岡・長崎・と約20日間の旅を終え帰国されましたが
「日本の風土や生活に触れ、また長崎で原爆についても考え、より日本を理解することができた。
帰国後、多くの人に伝えたい。」と後日談で語ってらっしゃいました。

ともあれ一人通訳でクタクタになった息子よ、お疲れさまでした! 
少しご恩返しができましたね。



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京都人、大阪へ

2011-10-21 | 遠くへ行きたい
大阪に所用があり出かけました。
阪急電鉄で特急に乗れば、40分足らずで梅田に着く近さですが
街の様子は、周知の通り全く異なります。

梅田の新装なったデパート群も、ニュースで話題になって以来初めて。
地味な京都に比べると、目も眩むような近代都市です。

 
こんなに大きな建物たてて「ほんまに必要なんやろか?」
とは大きなお世話でした。
ありんこも顔負けするくらい、何処へ行っても人が湧いてきはります。


因みに、デパ地下を梯子してみたら
混み具合は、阪神、阪急、大丸の順でした。

やっぱり大阪は何時来ても、エネルギッシュな街どす。(古風な表現n!)
これで東京へ行った日には、もう別世界。

京都はやっぱり田舎どすわ。
そやけど、なんや一番ほっとするのは
私が京都人やからどすやろか?(「どっしゃろか」と発音する)





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高山寺 遺香庵

2011-10-17 | あれこれ

栂尾・高山寺は、茶の発祥の地といわれ「鳥獣人物戯画」で有名な古刹。
その中にある「遺香庵庭園」が、修復完成を記念して公開されている。


露地庭園は7代小川治兵衛の作で簡素で分かりやすく
飛び石の配置に絶妙なバランス感覚が窺える。


珍しく銀木犀が、広間の前に配置されていて印象深かった。

 
鐘楼を兼ねた待合。屋根裏が美しく、高所にあるため見晴らしが良い。


寺院の茶室らしく華頭窓が使われている。


小間のにじり口。
四畳台目小間と八畳広間、二つの茶室を合の間で繋いだつくりで、水屋は一つ。       


広間の欄間に趣向が凝らされている。


広間には地袋も設けられ、多くの人を接待したと伝える。

高山寺入口で入山料 ¥500
今回の「遺香庵庭園」公開 ¥400
「鳥獣人物戯画」のある石水院 ¥600
訪れた人は一様に呆れ顔。

そういえば、ここの駐車場は無料でしたが(追記:11月から有料)

寺院の駐車場は有料のところが多く
神社の駐車場は無料のところが多いのはなぜでしょう?

神社贔屓になってしまいそうです。。。



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ラフォーレ琵琶湖 レイクビューの「初茜」

2011-10-14 | 美味しいもの
佐川美術館へ行く前に昼食を。
リゾートホテル ラフォーレ琵琶湖の最上階にある「初茜」へ。

「素晴らしいレイクビューを楽しみながら食事ができる」
と、薦める夫の案内で行ってみました。

ホントに琵琶湖一望です!


ヨットが風を受け、気持ちよさそうに走っています。


北の方にはあの「竹生島」が!
さすがに竹生島は霞んで見えないことがあるそうですが
この日は快晴。その姿を現わしてくれました。
(ズームで撮りましたが、実物はもっと小さく見えます)


お料理は、四季の素材と郷土の食材を使った「神無月御膳」
手を掛けた、とりどりのお料理が盛り付けられて
目でも楽しみ美味しく頂きました。
もちろん、ご飯は近江米。


最後はお抹茶に抹茶カステラとわらびもち。
ほっとする甘さでした。



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佐川美術館 「没後150年記念 歌川国芳展」

2011-10-14 | 遠くへ行きたい
多忙な日が続き、ブログ更新すべき記事が溜ってしまいました。
遅れ馳せながらアップしていきます。


快晴の10月1日、滋賀県守山にある「佐川美術館」へ出かけました。
狭い京都に居ると、琵琶湖周辺の広々した風景が無性に見たくなることがあるのです。


滋賀県へは何度もドライブに出掛けていますが
佐川美術館は、今まで通りすがることはあってもなぜか縁がなく・・・

でも今回、守山に住む友人が、余っているからと招待券を送ってくれたのです。
頂き物があるまでいかないなんて、不心得な話ですが
わざわざ郵送してもらったのも嬉しく
これは「縁があった」というもの。 即出掛けました。


豊富な財力をもって美的感性を駆使した、素晴しい美術館です。


折りしも特別展「破天荒な浮世絵師 歌川国芳展」が催されていました。
作品撮影は禁止ですから、お見せできないのがとても残念です。

子供好き、家族想いの「国芳」ならではの愛情が
描かれた子供たちの表情から読み取れます。
軽妙洒脱な筆裁きも小気味良く「巧いなぁ〜」と思わず・・・
会期は11月6日まで。お薦めです。

楽吉左衛門館も見応えのある展示で異空間が堪能できました。


外に出るとうろこ雲、やっと秋ですね〜



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六波羅蜜って?

2011-10-13 | あれこれ
先日の≪楽学≫修験道の資料から、忘れない内に少し書いておきます。

        
修験道とは、今から約千三百年前、役行者(えんのぎょうじゃ)によって開かれた「山岳宗教」で
        神仏一体観の信仰。
        山岳崇拝の精神を基とし、険しい山岳を歩いて困苦を忍び 心身を修練し
        蓄髪肉食妻帯のままで、悟りを開いて仏果を得る。
        在家菩薩道即身即仏の優婆塞(うばそく)宗教である。

  つまり : 「頭を丸めることなく肉食も許され、妻帯も許可された状態で修行ができる
        神仏一体の山岳宗教である。」ということでした。

        そして修行には、「入峰修行」と「常時の修行」があり
        「入峰修行」= 諸国の霊山に登って修行すること。
        「常時の修行」= 常に登山の時のような清らかな心持ちになることに努め
                   日常にも六波羅蜜の実践を生かし
                   上求菩提、下化衆生の菩薩としての心を現わす。
          
  つまり : 「修験では生活即修行」であって「一生が人生の修行」なのだそうです。


出てきました「六波羅蜜」!
不勉強の私には何のことやら解かりませぬwwww
やはり聴講者がお一人質問されました。
「六波羅蜜っというのは、あの六波羅蜜寺の。。。?」
「そうです。六波羅蜜寺の六波羅蜜です。」
皆さんは頷かれ、理解された様子。

でも、私にはまだ何のことか解かりませぬ・・・
六波羅蜜寺は、踊り念仏の空也上人が開かれたお寺で、平清盛のお墓がある平家ゆかりのお寺。
また鎌倉幕府が六波羅探題を置いた所でもある。と言うこと位しか思い浮かびません。

六波羅蜜の実践を生かす。とはどういうことか?

こうなったら、もちろんネット検索です。
調べて納得!

この世に生かされたまま、仏様の境涯に到るための修行を「波羅蜜」といい
     1.布施(ふせ)波羅蜜
     2.持戒(じかい)波羅蜜
     3.忍辱(にんにく)波羅蜜
     4.精進(しょうじん)波羅蜜
     5.禅定(ぜんじょう)波羅蜜
     6.智慧(ちえ)波羅蜜
という六種の修行があるため
在家のままで行うこれらの修行を、「六波羅蜜」と言うのだそうです。
そういえば、お寺の法要で方丈さんから伺ったことがあったような〜(右から左でしたわ)

六波羅蜜寺=元は西光寺といい、空也上人没後 寺を中興した比叡山の僧「中信」によって改称された。
名称は仏教の教義「六波羅蜜」に由来するといわれる。(地名六原から来ているとの説もある)

最近、同級の友人を亡くし、命には限りがあることを改めて実感しました。
「生活即修行」「一生が人生の修行」と悔いなく日々を過ごしたいものです。


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