JA4GGCのブログ 田舎暮らし

真空管式ラジオ、軍用無線機やアマチュア無線機の修復の記録
手製本と製本教室の活動の記録
田舎暮らしの日常生活の記録

受信機JBC-312Cの修復作業記録 その1 (2016年08月08日)

2016年08月08日 23時18分41秒 | 04戦後の軍用無線機

受信機JBC-312Cの修復作業記録 その1 (2016年08月08日)

本機の銘板を見ると、受信機本体には 無線機JSCR-193C 構成品名 受信機JBC-312C 製造年月1959年6月とあり、付属のスピーカには 中無線機JSCR-193-C 筐体名 高声器JLS-3 製造年月 昭和31年5月とあります。
いずれも、製造メーカーは東洋通信機株式会社です。
この情報をもとに、防衛年鑑 1960年版の通信電子機器の陸上自衛隊主要通信電子装備一覧を参照すると、HF無線機の用途として、固定用送信機、固定用受信機、軽無線機、中無線機、車載無線機、重無線機に分類されています。
この中の「中無線機」には、JAN/GRC-9とJSCR-193の本機の記載があります。
この時代は、旧軍の用語が依然使用されたようで、特に高声器などの用語は、現在ではパソコンの辞書にもありません。
本機は、米軍のWWⅡからの整備品でテクニアルマニュアルでは、真空管は金属管を使用していましたが、本機ではMT菅に換装されています。
特徴としては、筐体は大変コンパクトなのですが、大変重い受信機です。
修理などのため、電源部は蝶番により開くことができる構造となっています。

本機は、2004年に購入したとの記録がありますが、購入時に出品者から下記のコメントがありました。
商品の情報
1959年製、自衛隊マーク入り受信機JBC312Cです。
RF2段、IF2段、プロダクト検波付10球シングルスーパーです。
他にCW用シングルクリスタルフィルターと AC100V電源が内蔵です。
受信周波数は1.5~18MHZでSSBも結構いい音で聞こえます。
今のところ故障箇所は見あたりません。
さすが軍用受信機ですね。
自信と根気の有る方、レストア(パネル、ケースの再塗装)しませんか?綺麗になると思います。
付属品はスピーカー JLS-3と電源コードです。
配線図はケース内に貼り付けています。
パネルとケースの止めねじは5個のうち2個は飾りです。
内部は殆どオリジナルですがコンデンサーは数カ所交換と利得調整ボリュウムを追加しています。
重量は約35Kgで2口の発送になります。出来ましたら直接の引き取りを希望いたします。
不明な点はご質問下さいませ。NC,NRでよろしく

購入してして10年以上経っていますが、とりあえず無チェックで電源起動します。
少し通電すると無事受信音が聞こえます。
とりあえず、全バンドとBFOの機能確認を行いましたが、特に問題はありません。
まだまだ現役で使用可能です。
少し改造部分が気がかりですが、とりあえず修理作業はありませんでした。

参考資料

本機も南極で使用されていました。

南極 昭和基地での無線設備(昭和31年~32年)

 

広島戦時通信技術資料館及は下記のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 短波受信機RH-901型の... | トップ | 周波計JFR-N7とニキシ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL