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日本通信工業株式會社大森支店三陽社製作所管理月報

2015年02月06日 13時41分44秒 | 95今次電波戦の歴史検証

日本通信工業株式會社大森支店三陽社製作所管理月報


案件コメント

当社は、九四式三号甲無線機を主に生産していますが、生産機種は少なかったようです。また、蓄電器も専用で生産していました。戦後は、ボタン電話機を電電公社に納入するなど軍需生産からは手を引いたようです。テレビのCMでは、日通工としてよく知られていましたが、日本電気の完全子会社となり、現在はNECプラットフォームズ株式会社に統合されました。

以下製品事例です。



管理月報(3月分) (昭和十四年三月)

日本通信工業株式會社大森支店三陽社製作所擔任

監理官陸軍砲兵大佐豊田榮司

昭和14年3月求日隔 管理月報(3月分)

日本通信工業株式會社

大森支店三陽社製作所

工場擔任

監理官 陸軍砲兵大佐 豊田榮司

管理月報(3月分)

日本通信工業株式會社 大森支店三陽社製作所

一、一般ノ状況

物資ノ瀏 益々深刻化セラルベキヲ以テ之レガ對策ニ回シ軍民関係者一 投資本部に相会シ本部長主宰ノ下ニ第二回技術懇談会を開催セラレ代用品ノ採用竝ニ規格ノ ニ関シ深刻ナル研究調査アリ ニ 総シテ迅速即滑ナル通信器材 ノ ニ一層 切有致ナル如ク 工夫セザルベカラザル情況ナリ

二、管理業務

1.原材料取得ノ状況

イ、通信機関係、蓄電器関係、通信機及蓄電器共通材料ノ取得状況別表ノ如シ

ロ、通信機用途原材料ノ取得状況ハ前月同様概ネ良好ナリ

ハ、蓄電器用途原材料ノ取得状況ハ困難ナリシ蓄電器用紙モ@ノ斡旋ニテ先行入手セイヲ以テ概ネ良好ナリ 

ニ、本廠長ノ配給証明ニ依ル受配給左記ノ通リ

左記

平鋼

丸鋼

ホ、本官ノ証明ニ依リ購買シタル品左記ノ通リ

電動機 東京市下谷区品門町 マコト商会

2.生産実績ニ関スル事項

イ、生産計画

1.   通信機

(イ)熟練工ノ取得ハ依然トシテ益々困難至ヲ極ムルニリシヲ以テ極力素人工ヲ養成シ各作業ヲ可及的簡易化シ以テ作業力ノ強化ニ労メツツアリ

(ロ)四月中左記納入予定ナリ

師団通信隊用副受信機             五〇個

五吉短波無線機標準無線周波計       二〇個

九四式三号甲無線機 付属品、材料、属品 六〇個

九四式三号甲無線機通信機付属品     七五個

九四式三号乙無線機通信機付属品     一五個

2.蓄電器

各種蓄電器作業ハ概ネ順調ニ進捗シアリ

ロ、下請工場

外注部品中付属品及属品等ハ概ネ二ヶ月余ノ遅延状態ニシテ蓄電器、計器、電線、受話器類及塞流捲線等ハ左ノ如ク四ヶ月余ニ及ブモノアリテ作業能率ニ相当影響スルヲ以テ之ガ速納ニ努力セシメツツアリ

契約工事番号 機体名 員数 注文番号 品名 員数 契約納期 外注先 希望入手日

契約八一五 九四式三号甲無線機通信機 四〇ノ残二〇 R-一四〇五 二号型 一三、一二、一〇 河津電線 一四、四、一〇

3.工場作業状況

イ、工場作業状況調査表 別表ノ如シ

ロ、各部隊別利用状況  別表ノ如シ

4.従業員ニ関スル事項

従業員ノ異動調査表 別表ノ如シ

5.工場設備ニ関スル事項

作業労力増大ヲ因ル為左ノ如ク増設セリ

イ、通信機

電気@@乾燥機 一個  

特殊ファン 一個

ロ、蓄電器

ペンチドリル 一個

誘導@@調整器 一個

電圧計 一個

超高能分濾器A級 一個

容量測定用ブリッヂ 二個

コンパウンド充填器 二個

直流電圧計 一個

6.軍機保護及警備ニ関スル事項 

イ、三月六日    防護分図防火班講和ヲ実施ス 本官臨席ス

ロ、三月二十五日 防護分図防火班講和ヲ実施ス

三、 其他参考事項

イ、三月九日 左ノ通講和ヲ実施ス

一、本官「陸軍記念日ノ意義」

ロ、三月十日 陸軍記念日ニ付左ノ通講和ヲ実施ス

一、監査役「@@ノ天兵奉天ニ勝ツ」

ハ、三月三十一日 陸軍技術本部主任通信器材技術審議会ニ左記ノ通出席ス

左記

一、本官

一、製造部長 針谷@次

一、製造部通信機課設計係長兼工作係長 赤星雄二 

                               以上

 

件名標題(日本語)

日本通信工業株式会社大森支店、三陽社製作所

階層

防衛省防衛研究所>陸軍省大日記>密大日記>昭和14年「密大日記」第14冊

レファレンスコード

C01004719500

言語

jpn

作成者名称

工場擔任 監理官 陸軍砲兵大佐 豊田榮司

記述単位の年代域

昭和14年3月

規模

23

内容

管理月報(3月分) 日本通信工業株式會社大森支店三陽社製作所擔任 監理官陸軍砲兵大佐豊田榮司 昭和14年3月求日隔 管理月報(3月分) 日本通信工業株式會社 大森支店三陽社製作所 工場擔任 監理官 陸軍砲兵大佐 豊田榮司 管理月報(3月分) 日本通信工業株式會社 大森支店三陽社製作所 一、一般ノ状況 物資ノ瀏 益々深刻化セラルベキヲ以テ之レガ對策ニ回シ軍民関係者一 投資本部に相会シ本部長主宰ノ下ニ第二回技術懇談会を開催セラレ代用品ノ採用竝ニ規格ノ ニ関シ深刻ナル研究調査アリ ニ 総シテ迅速即滑ナル通信器材 ノ ニ一層 切有致ナル如ク 工夫セザルベカラザル 況ナリ 二、管理業務 1.原材料取得ノ状況

 

 

 

 

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