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崎山電気工業 ミニグラフ Type-GAオシロスコープの修理記録(その2)(平成27年7月7日)

2015年07月07日 13時34分52秒 | 09真空管式オシロスコープ

崎山電気工業 ミニグラフ Type-GAオシロスコープの修理記録(その2)(平成27年7月7日)


修理記録(その1)においては、本機の修理に関する考察は以下のとおりです。
①配線図が付随しているので、修復は可能です。
②戦後になると米国の技術への傾倒もあり、ST管からGT管への切替が盛んに行われておりました。
 本機も、同様にGT管が採用されております。
 内部を見ていないので修復については当面踏み込めません。
③フロントに電源ケーブルがありますが電源プラグがありません。つまみなどはすべてオリジナルのようです。
④警察の無線通信機器の保守に使用されたものと思われます。

まずは、カバーを外し内部装置を確認します。
各部品・真空管とも程度は大変良好のようです。
昭和20年中期以前のオシロスコープは、のこぎり波発生回路として専用のサイラトロン管(66G-GT)を使用しています。
垂直・水平増幅にはGT管の6SD7が各1本使用されるという大変シンプルな構成です。
電源プラグを直し、危険ですがとりあえず電源起動します。
びっくりしたことに、ブラウン管にほのかですが薄く緑色のスポットが発生しました。
スポットといっても、焦点がぼけており緑色の雲が薄く見える程度のものです。
電源断時のわずかの瞬断による過渡現象では、加電圧が発生するようで、瞬間的ではありますが、はっきりとしたスポットが確認できます。
陰極線管まわりの高圧回路では、コンデンサーの容量抜けなどで正規電圧まで達成せず、電子ビームの加速やビーム収束がなされていないようです。
もう少し様子をみて部品交換を行うこととします。


広島戦時通信技術資料館及び広島手製本倶楽部は下記のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/

 

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