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松下電器 2インチオシロスコープCT-50Eの修理記録(その3)(平成27年7月14日)

2015年07月14日 13時41分06秒 | 09真空管式オシロスコープ

松下電器 2インチオシロスコープCT-50Eの修理記録(その3)(平成27年7月14日)


修理記録(その1)による本機の修理に関する考察は以下のとおりです。
①回路図、説明書の入手は困難です。
②電解コンデンサー数本に液漏れがあり交換する必要があります。
③全てオリジナルの部品であり、程度も良い。

修理記録(その2)による本機の修理に関する考察は以下のとおりです。
まず、②電解コンデンサー数本に液漏れがあり交換する必要がありますので、不良電解コンデンサーを交換します。
電源系とSWEEP系の30μF50WVの電解コンデンサーを交換します。
このような状態で電源起動すると、スポット(輝点)は、きれいに表示しました。輝度、焦点。上下、左右とも正常です。
垂直入力に手をあてると(100Vの交流を人体経由で注入)みごとに増幅します。
ただし、水平掃引回路は不良のため、輝線はでません。
水平掃引用のマルチバイブレータの発信定数と思われる0.2μFを交換しても、輝線は出ません。
他の発振定数のコンデンサーを交換するため配置を確認するとなんと陰極線管(CRT)の直下にあります。
とりあえず陰極線管を取り除く必要があります。

修理記録(その3)
まず、陰極線管を取り外します。ブラウン管をみると2BP1でした。
陰極線管(CRT)の直下の発振定数のコンデンサーと思われる0.1μFを2本交換しました。
通電するとスポットのままで、輝線は発生しません。
問題は解決していないので、更にSweep系の発振定数のペーパーコンデンサー2本を交換します。
再度通電するも、全く効果はありません。
回路図がないので的確な判断はできにくいのですが、基本的な受動素子の交換では効果ないということです。
最終判断として、能動素子である水平掃引部の真空管12AU7を交換することとしました。
再再度、通電すると、やっと輝線が発生しました。
中古のオシロスコープは使用頻度が少なく、真空管のエミ減など少なく故障個所との判定がなかなか下せません。
試に、交流信号を垂直入力から入れると正弦波とは思われない不気味な波形を表示しました。
あわてて、正規のオシロスコープで水平掃引部を観測すると「のこぎり波」が異常です。
なかなか簡単には修理は終わりそうにありません。

 

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1 コメント

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Unknown (うんちく)
2015-07-18 06:05:10
東通のキーワードで検索してて辿り着きました。
 2BP1は懐かしい響きですね、私が高校生の頃SSB送信機を自作するのにどうしてもシンクロスコープが必要になり、去りとて市販品を買う資力も無く自作すべく入手したB管がRCA製のそれでした。
 誠に残念ながら完成した自作オシロは今はもうその姿さえ有りませんけどね。
 処でこのオシロの不具合ですが?トリガ波は正しく出てますか?もしかしてトリガ発信は2D21でやってませんか?
 確か押入れの奥底に未だ新品同様のそれが有った様な???

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