JA4GGCのブログ 田舎暮らし

真空管式ラジオ、軍用無線機やアマチュア無線機の修復の記録
手製本と製本教室の活動の記録
田舎暮らしの日常生活の記録

九四式対空二号無線機(二型)受信機の修復作業報告 その2(2015年8月24日)

2015年08月24日 14時53分31秒 | 01陸軍無線機器

九四式対空二号無線機(二型)受信機の修復作業報告 その2(2015年8月24日)

電気的修復は完了しましたが、受信機全面パネルの見てくれがよくありません。
BFOのネームプレートはなく、つまみもオリジナルではありません。
今回は、地2号受信機のBFOのネームプレートを複写し、対空2号のものを偽造しました。
つまみは、オリジナルに近いものと交換しました。
これで、見てくれもよくなったと思い、修復作業としては完了とします。
課題のBFO発振の不良については、回路変更を含め抜本対策を考えています。
とりあえず、終結とします。

 

過去の作業記録
定期点検報告(2013年10月8日)
本機は、九四式対空二号無線機(二型)受信機です。後継機種としは、ほぼ同一仕様の地2号無線機受信機・ム-62受信機となります。
10年以上前に整備したまま、ずっと保管していましたので、今回定期点検する次第です。
通電すると無音状態であったことから、いろいろな個所の故障を疑い、挙句の果て中間周波トランスまで分解してみましが、異常はありませんでした。
エージングをかけることにより、状況がかなり変動することから、少し時間あけて調査することとしました。
エージングの結果は、結論としては正規の動作をするここが確認されました。
ただし、かなり感度不足が確認されたので、まずIFTの調整をおこないました。
中間周波数は、九四式対空二号無線機(二型)受信機が400Kc、地2号無線機受信機・ム-62受信機が450Kcです。
調整の結果は、ほとんどずれはありませんではた。
捲線(コイルパック)はNo6番の2,500~4,500Kcのバンドのものですが、低域のバンドの感度が悪いことからトラッキング調整を試みました。
ところが、ダストコアー・可変コンデンサーともエナメルが塗り固められており、動かすことができません。
このため、捲線(コイルパック)を分解を試みましたが、分解できません。
10年前の記録では、確かに分解したのですが、今回はできません。何故かわかりません。
もう一つの課題は、BFOの発振ができません。プレート電圧を高めに設定したところ、かろうじて発振しましたが170Kc近辺となりました。
定期点検としては、課題はありますがひとまずこれで終了とします。

修復作業報告 その1(2015年8月11日)
トラッキング調整を実施しました。
周波数変換のUt-6L7Gのエミッションが低下していたので交換しました。
対空2号受信機の銘板を偽造しました。


広島戦時通信技術資料館は下記のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/

 

 

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 九四式対空二号無線機(二型... | トップ | 地2号受信機の修復作業報告... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL