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米軍USM-32オシロスコープの修理記録(その1)(平成27年7月8日)

2015年07月08日 08時11分25秒 | 09真空管式オシロスコープ

米軍USM-32オシロスコープの修理記録(その1)(平成27年7月8日)

本機は、十数年前のハムフェアの会場にて入手したものです。
U取手が片方なく、ジャンクとして売買されていた記憶があります。
内部装置を確認するといかにも米国のエレクトロニクスの頂点に立っていた頃の電子機器製品に見えます。
1950年後期から1960年前期の全真空管式の製品です。
というよりも、真空管さえあれば、どんな電子機器をも製作できるというような自信にみちた製品に見えます。
一方、日本では弱小ながらチャレンジ精神旺盛で、この時期からプリント基板とトランジスター化に挑戦しています。
どちらが、勝利したかは歴史が証明していますが、また、皮肉にも歴史は繰り返します。
それは今日の日本とアジア諸国のエレクトロニクス業界での関連でしょう。

内部を観察すると真空管、抵抗器とコンデンサーを濃密な配線で結合されています。
将に高密度部品実装技術の粋を示す製品であり、美しい美術品のようにおもえます。
真空管の取り外しにも工夫がみえます。
ここで、電源トランスの商標マークをみるとカタカナで「ツチヤ」とあります。
全部品は米国産の軍用機器と思っておりましたが、一部このように日本製の部品が使われています。
1965年ごろから日本製電子部品の進出が加速したことがうかがわれます。
残念なのは、かなり使いこなされているためチリが付着して保存状態の悪いことです。
それほど、機器修理などで使用されたいうことでしょう。
なお、本機の修復については、米国への敬意を払い小生としは最後のオシロスコープ修復として実施する予定です。

 


 

 ツチヤの調査
インターネット検索するとツチヤ電機株式会社がヒットしました。
当社は創立が1965年で電子部品専門商社とあります。
詳細が不明なので関係は正確にはわかりません。
http://www.tsuchiya-denki.com/



広島戦時通信技術資料館及び広島手製本倶楽部は下記のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/

 

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