Diabetic Cat and Alcoholic Cat

アメリカに暮らす糖尿病猫、虹の橋に旅立ったキャットニップ中毒猫、そして新たに加わったチビたちの日常の記録です。

そろそろ覚悟が必要か

2017-06-21 21:30:42 | 糖尿病闘病記
今朝の段階では、目が見えないながらも、水を飲みに行った後、一人でソファに飛び乗っていたみぬ。



昼頃、知人からメールが届いた。
この知人には昨日みぬの体調が悪いことを報告したのだが、
その返信として、移動獣医のサイトへのリンクを紹介してくれた。
しかし彼が紹介してくれたリンク先を見ると、予約を取らなければならず、少なくとも来週月曜日まで待たなければならないようだ。

夕方帰宅してみると、みぬは歩くのもやっとの状態になっていた。
ソファに横たわるみぬを触ると、体温が低いのが分かる。
水もなかなか飲みに行けないようで、あまり減っておらず、
やっと水のある所にたどり着いても、なかなか飲めていない様子。
せめて輸液をしてあげたいけど、ホリスティック獣医のD先生からは相変わらず連絡がない。

そこで、ネットで検索したところ、他にも家まで来てくれるローカルの獣医が何人かいることが分かった。
しかし、時間は既に夕方六時を過ぎている。この時間で見つかるだろうか…。

一人目は連絡が取れなかったが、二人目のA先生という方に連絡すると、すぐに電話に出てくれた。
腎不全で体がかなり弱っていることを説明すると、時間外なので、100ドルのチャージが必要と言われたが、お願いすることにした。


40分ほどして、A先生が到着。
生理食塩水のバッグと針、元気が出るようにビタミンB12の注射、そして体重計と聴診器を持って来た。

まずは早速皮下輸液の開始。

A先生:ビタミンB12を入れますので、明日の朝には少し元気になるかもしれません。どこか生理食塩水のバッグを高く懸けておく場所があればいいのですが…。ないのでしたら手で持っておくしかないですね。ご自分でされるときは誰かに手伝ってもらうとよいでしょう。

まま:一人暮らしなんですけど…。
A先生:ご家族や友達もいませんか?
まま:誰もいません。

家族はいないけど、友達といわれても毎晩家まで来てもらうわけにはいかない。

A先生は、輸液をしながら方法について詳しく説明してくださった。
A先生:まず、背中に針を刺します。皮膚をつまみあげてテント状にした後、針を刺してください。このダイヤルを回すと、液が出てきます。
…液が入ってくると、皮膚がタプタプしてきます。触ってみてください。


弱弱しいながらも、抑えられるのは不快なようで何度か逃げようとしていたみぬ。
やがて、100mL 入ったところで、輸液は終了。
A先生:終わったら、針を刺した部分の皮膚をつまんでください。そうしないと液が漏れてしまうことがあります。

その後、A先生による診察が始まった。
体重は、9.08ポンド(4.1Kg)。一番元気な時は5.6Kgほどあったので、かなり減ってしまったことになる。

A先生は、みぬの口を開け、中の状態を確認。
A先生:口臭はそれほど悪くないですね。腎不全の末期になるとかなり口臭が強くなることもありますけど。

一通りの診察を終え、A先生は診察票に結果を書きながら、説明してくださった。

A先生:食事は摂れてますか?

まま:昨日までは、トリートだけは食べていたのですが、今は食べなくなりました。
A先生:固形物が食べられなければ、チキンブロスを上げるという方法もありますけど、普段は何を食べさせていますか?
まま:手作りの生肉ご飯です。
A先生:それは素晴らしいですね。

獣医の中には手作りご飯、しかも生肉などというと、反対する人もいるが、A先生は好意的で安心した。

A先生:かなり弱っていますし、もう食事も取れていないのなら、残念ながら、持ってあと一か月、早ければ一週間かもしれません。どうしてもという場合には安楽死という選択もあります。
まま:はい。もうそろそろだと、覚悟はできておりました。
A先生:その時が来ましたら、遺体を灰にしてくれるサービスもありますよ。
まま:はい。前に飼っていた子のときにそのサービスを利用したので、存じております。(壁に懸けてあるフローラの写真を指さしながら)この子です。8歳で亡くなってしまったんです。
A先生:それは早かったですね。可愛い子でしたね。お名前は?
まま:フローラです。大腸がんだったんです。

A先生:最期が来たら、家具の陰等に隠れるなど、その兆候を見せるので、わかると思います。

まま:フローラは、死ぬ前夜に私のベッドに来たんですよ。普段はあまりそういうことはなかったんですけど。
A先生:それは素敵な最期でしたね。実は私が前飼っていた猫もそうでした。

まま:実は今他にも二匹いるんですよ。
A先生:みぬちゃんとは仲良しなんですか?
まま:はい。とても。みぬは体をなめてあげるのが好きなんです。二匹も、もうみぬがなめてくれなくなって、早くも寂しがってますよ。

施術が終了し、会計を済ませると、A先生は900mL残った生理食塩水のバッグと針9本を置いて、
「また何かありましたら連絡してください」と言って帰って行った。

A先生が帰った後、やっとD先生から電話が来た。

D先生:すぐに連絡できなくてごめんなさい。実は今姪と一緒にサンフランシスコにいるんです。
まま:実は今日移動獣医の先生に来ていただき、輸液をしていただいて、自分で輸液する方法も教えてもらいました。
D先生:それはよかったです。先生はどなたですか?
まま:A先生です。
D先生:A先生、知ってますよ。とてもいい先生ですよ。
まま:みぬは今かなり厳しい状況で、A先生からは、恐らくみぬはあと一週間程度と言われたんですけど…。
D先生:それは輸液がどれだけ奏功するかにもよりますね。
まま:もう歩くのもやっとで、ほとんど食べてもいないんですけど…。
D先生:それは辛いですね。尿は出ていますか?
まま:出ているみたいです。さっきトイレに入っていました。
D先生:尿が出ているのはいいことです。ままさんのところには、金曜日のお昼にお伺いする予定でしたけど、みぬちゃんの状態にもよりますね。もう覚悟を決めなければならない状態になっていれば、私の治療にお金を払う意味もないですから。
まま:そうですね。あと二日様子を見ます。



ここ数日のみぬの様子を見て、もう後が長くないことは覚悟ができていたけど、
やはり平気でいるのは難しいです。
それでも、
「もう16-17年も生きたんだから、十分長生きしたよ。糖尿病になって10年も生きたなんて、すごいことだよ」
と自分に言い聞かせつつ、乗り切っています。
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4 コメント

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Unknown (睦のおかさん)
2017-06-22 17:15:10
辛いですね。
苦しい。
あぁ、なんて苦しんでしょう。

この苦しさに耐えているままの心情を、こころからお察しいたします。

皮下補液をした後のみぬちゃんの様子は、いかがで
しょう。
改善がみられたでしょうか?


ここから下は余計な話になると思うので、読むか読まないか選択してください。
治療方針は家族が決めることですから、基本的にその部分に他者は口を出すことを控えるべき、と考えています。
ただ、みぬちゃんの身体を少しでも楽にしてあげたいし、もし今回が本当にお別れの時だとしても、ままに助けられて穏やかに送ってあげたいと願っています。
いつかは必ず迎えねばならない時、ですから。

毎晩みぬまま家にお手伝いに行きたいくらいです。
ですから、少し言わせてください。


もし今回入れた100mlがちゃんと吸収されていたら、朝晩の補液を試しみてはいかがでしょう。
補液は延命にはなりませんが、脱水状態が改善されれば身体が楽になります。
猫さんは体重1㎏当り70mlの水分が必要です。
みぬちゃんが水も摂れていないとすると、酷い脱水症状に陥っているでしょう。

みぬちゃんが補液中に静かにしていられない場合、大きなクリップや洗濯ピンチのようなもので首元を挟んだり(母猫に運ばれる時と同じ状態)、洗濯ネットに入れる、頭部にタオルをかけて目隠しをする、等の方法を試します。
また、シリンジを使用すれば30秒以内で注入することも出来ます。
リンゲル液を吊るす方法でも、加圧パックを使って時短も出来ます。
体がだるくてあまり動けないのも、好都合かもしれません。
4日間の約束で、保定をしてくれるお友達を呼んでもいいのではないですか。
一生続くことではありません。


「食べられなくなったら最後」や「生き物は自然の摂理に任せる」
その考えも肯定します。

どんな選択や方法であれ、みぬちゃんはままの選んだ道を喜んで賛同してくれるでしょう。
同じ気持ち、と寄り添ってくれるはずです。
ままの所に遣わされたことを、幸せに思っていますよ。
Unknown (ちーちゃん&オス君飼育者)
2017-06-23 07:19:17
ほんとみぬお兄ちゃんは病気と闘い乗り越えて長生き凄くやっぱな偉い姿ですよ‼️
まま様もご自愛のほど頑張ってくださいませ‼️
Unknown (みぬまま)
2017-06-23 14:27:31
>睦のおかさん様

今日は、自分一人で輸液をやってみました。
みぬはもう体力がないので、逃げようともせずおとなしくしていたため、簡単にできました。
結局輸液をしても、少しでも調子が良くなっているのかよくわかりませんが…。

意識がなくなっても一日でも長く生きてもらうためにチューブを付けて延命治療をするか、自然に任せるか、安楽死を選ぶか…。
これは、飼い主によっても、また猫の状態によっても、正解はありませんね。
今のところは自然に任せるつもりでいますが、生き続けることがあまりに辛そうなら、他の選択もありかもしれません。
Unknown (みぬまま)
2017-06-23 14:28:39
>ちーちゃん&オス君飼育者様

みぬも、これまで色々ありましたが、よく頑張ったと思います。
結果がどうなっても、みぬにとって最善の選択をしたいと思います。

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