Tシャツとサンダルの候

 会社経営から身を引き、テキトーに楽しく過ごすオヤジの日々

44年ぶりの宇治平等院で積年の心残りを晴らす?

2016-10-29 | スワロー飛ぶ

この旅での2度目のパンツの在庫切れである。

もう数日で帰宅ではあるが、仕方がない。

1時間ほど、コインパーキングで鼻毛などを抜いて過ごす。

 

この近くでは、浅井氏の小谷城跡なども行った事はないのだが、少し引き返すことになるようだ。

また次回にする事にした。

琵琶湖湖岸を長浜へ行く。

長浜城に到着するも、何かのイベントがあっており、臨時駐車場も含め空いていない。

警備のお巡りさんが無線でいくつか問い合わせてくれたが無理のようだ。

 

断念して、宇治を目指すことにした。

途中の彦根や甲賀、信楽などは実は今年の初め、家内とスワローで旅した時に、観光したばかりだ。

ずんずんと、通過するのみだ。

なんか帰りは、すっ飛ばし気味で、あんまりゆっくりとする気が失せてきている。

 

ただ、ここだけは立ち寄り、やらなければいけない事があるのだ。

10円玉で有名な平等院。

藤原氏ゆかりの寺院である。

 

なぜここに、私は来なければいけなかったのか。

 

それは、

44年前の2月、高校時代の修学旅行まで、さかのぼらなければいけない。

ここには、修学旅行二日目に来た。

 

初日の夜、

私は、京都のホテルを抜け出し、悪友と数人でアーケード裏通りの小料理屋の暖簾をくぐった。

 

高校生の分際で小料理屋とは何事だ!

 

と、お怒りはごもっともだが、まだ怒るのは早いのだ。

その小料理屋のカウンターの中には、おかみさんと『キヨミちゃん』という、すこぶる美人の娘さんが立っていた。

幸い客は私ら小僧だけ。

キヨミちゃんはギターを引っ張り出してきて、私らのために一緒に歌ってくれた。何曲も。

元祖カラオケである。盛り上がらない訳は無かろう。

しこたま飲んで、それでもこっそりとホテルの部屋に帰った。

 

帰った後も酒宴は終わらない。

途中酒屋で買ったサントリーレッドをその数人で、全部開けてしまう。

バカとしか言いようがない。

 

翌日、バスの中では女子たちに「酒臭い!」と露骨に嫌な顔をされるほどの二日酔いである。

バスに揺られて平等院に着いた時は、さらに最悪の状態になっていた。

 

平等院の裏に回ってみた。

たしか・・・

 

あ、あそこだ。

 

あの時の記憶が鮮明に蘇ってきた。

今、バケツが並べてある辺りの物陰で、玉砂利に向かって、

私は・・・

 

 

ゲロした。

 

思いっきり。

 

もし、私が生きている間にタイムマシーンが出来たとしたら、

44年前の2月のここに戻り、赤い顔をしてふらふらしている高校生の私の胸ぐらをつかみ、

 

往復ビンタを真っ先にしたい!

その節は、国宝を穢してしまい、

 

 

どうも申し訳ありませんでした!!

遠く平等院にお辞儀をしながら自撮りする私を見て、中国人たちが薄気味悪がっている。

 

もう止める。

 

さあ、本当にこれから帰路に就くことにしよう。

高速をすっ飛ばして、今広島の高坂PAだ。

今日はここで泊まりである。

 

明日、帰着だ。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 雨の帰り道。美濃から近江へ。 | トップ | 自宅到着 犬猫に出迎えられる。 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。