もこの体調がよくない。
お盆前、
もこは深夜、蕁麻疹を発症し、福岡の夜間救急病院へ、慌てて連れて行ったことがある。
ステロイド剤を注射してもらい、その場は一旦、症状が治まった。
翌日、掛かり付けの獣医に連れて行き、顛末を話した。
色々と問診を受けるも、ハッキリとした原因がわからない。
いずれにしても検査をお願いするも、今はステロイド剤をうっている事だし、
「検査しても、薬の影響が出るでしょうし、2週間後にしましょう。」(獣医師)
しばらく様子を見る事にした。
先日、もこの血液検査を受けた。
「肝臓の値がちょっと・・・」(獣医師)
もこは元々、肝機能の障害を表すGPTの数値がよくない。
数年前から100を超える事が何度もあった。
その度に投薬と肝臓ケア用の食餌を与え、平常値に戻ってはいた。
しかし、
「今回はかなり良くないです。(基準値の)4倍以上です。」
渡されたデーターには、今までに経験したことのない、極端な数値が表示されていた。
ひょっとしたら、3か月ほど前に農薬中毒をさせてしまった事が、ここまで悪化させてしまった原因かもしれない。
だとしたら、完全に私らのせいである。
「安静が一番です。暫くは散歩も控えたほうがいいかも。」
もこが『もう歩きたくない』と、ちょくちょく愚図っていたのは、体調のせいだったのだ。
ごめんよ、もこ。
迂闊すぎる飼い主だよな。
長生き出来ないかもしれぬと思ったら、胸が熱くなった。