Tシャツとサンダルの候

 会社経営から身を引き、テキトーに楽しく過ごすオヤジの日々

妄想の宝満山

2017-02-21 | 山を行く

宝満山に登った。

 

いつものコースをてくてくと登っていると、楽しそうに話している30代半ばのカップルに追い付いた。

耳をそばだてて会話の内容をよく聞いていると、どうやら夫婦ではあるらしい。

 

楽しく話しながらの山登りは結構なことだ。

それについてとやかく言うつもりはないが・・・

 

 

 

男が気持ち悪いほど、相手に優しいのだ。

 

頻繁に

「あ、そこ危ないよ。気をつけてね。」

と言う。

 

そんなとこが危ないなら、横断歩道だって渡れやしないぞ。

と、

私も度々、心のうちでつっこまねばならない。

 

あるいは、

 

道の右側と左側のどちら側を歩くかで、段差が違ってたりして登りやすさに違いがありがちだが、

前を行く彼女が楽な方を選んだだけで、

 

「あ、さーすが。正解!」

 

いやいや、幼稚園児だって、そっち側を選択するって。

(この岩の支えは絶対に信用できない、と思っているのは私だけだろうか?)

 

お互いが話しをすると言うより、一方的に男が心配したり、褒め称えたりしているのだ。

 

「あ、そこからは歩きにくいから、そこで待っててね。僕が先にいくね。」

 

ウヒャー、鳥肌が立ってきたぜ。

気持ち悪いやっちゃなー。

 

あ!

わかったぞ。

さては・・・

 

 

私の妄想は止まらない。

 

 

なーんか隠してんな。

 

 

このやろう!

浮気したか!

 

奥さん、こんな男信じちゃいけませんぜ!

 

なんて言葉が、自分の口をついて出てこないか、心配になってきた。

一人歩きの退屈しのぎで、超スローペースのカップルの後を登っていたが、とっとと追い越した方がよさそうだ。

 

今日は、山頂近くの分岐は、いつもと違う女道という方を選択した。

何故かというと、こっちにはキャンプ場があり、トイレがあるからだ。

女道という名前の割には、遙かにこっちの方が難所が多い。

 

それはいい。

いや、それどころではない。

スローペースな浮気男の後について歩いていた辺りから、オシッコをもよおしてはいたのだ。

愛敬の岩

目を閉じて岩まで行けたら恋が成就するのだそうだ。

つーか、

目を閉じて岩まで行ったら、かなりの確率で崖から落ちるぞ。

生き残った奴だけが、恋が成就するってか。

理には適っているけどな。

 

と、またも心で呟くも、

 

 

い、いかん!

本当に、にっちもさっちもいかなくなった。

 

急げ!

山城跡の石垣の上にキャンプ場はある。

トイレに駆け込んだ。

 

 

フーーーー

 

セーフ 

足取りも軽く頂上を目指す僕ちゃんであった。

 

この鎖場をよじ登れば頂上である。

 

またかよ!

と、言いたい気持ちは分かるが、自撮りは、私の頂上についてのルーティンである。

 

辛抱してもらおう。

何よりの楽しみ、山頂コーヒー。

今日は、浮気男との出会いあり、切羽詰まった尿意ありと、大変だったぜ

 

下り道。

途中からいつもの山道ではなく車道で下りた。

 

車道で下りたお目当ては、カエルの階段ではなく、こっちを見ておきたかったのだ。

この地に最澄建立の宝塔があったと言う。

最澄と宝満山は実は関係が深いのだ。

 

 

下山。

 

 

 

今日の結論。

浮気男の行く末を案じたい。

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