MINOKICHI JP   Tokyo Japan

毛玉生活満喫中?
濃すぎるポーリッシュ・ローランド・シープドッグのお話。

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目撃者M その2.

2016-08-16 14:29:35 | 日記
「何で自分で経験したことを忘れてさも他人事のように話してたのよ。意味わからん。」
「だって突然フラッシュバックしちゃったんだもん。
2日間悩んで周囲に相談してみると皆一様に唖然としていたが、自分の証言に責任が取れるのならば警察に行くべきだと進言してくれた。

お国の為にならなんとやらじゃないが、それくらいの決意で受話器を取ったのだ。

「はい、こちら中野警察捜査本部です。」
「あの。。。〇〇さんはいらっしゃいますか?例の劇団員殺人事件の聞き込みで〇〇店にいらしたと思うのですが、そこのマスターからお名刺を拝見いたしまして。。。実は私、見たんです。。。〇〇公園であの日の晩にいた男を見ました!」



そんな流れがあって、聞き込み班が次の日に建設中のおニューディンゴにやって来たわけ。
作業している大工さん達に「中野警察ですが、箕浦さんはいらっしゃいますか?」とか聞いちゃっているし。職人さん達は自分達のクライアントに何で警察なんか来ちゃうわけ?的戸惑いアリアリで、「いえいえ違うんです。そうじゃないのでご心配なく。何の問題もないんです。刑事さんとにかく早く上に上がって来てください。」等と言い訳にもならないことを言うしかなかったわけである。
自分たちの職業が誤解を招きやすい職業である認識が薄い・・・ってのが刑事さん達だ。

「早速ですが、見たんですね。」
「見ました!すごい目でしたよ。今までの人生で生きている物にあんな恐怖を感じたのは初めてってくらいの目でした。背筋が凍って、ぞーっとしました。」
「箕浦さんと同じ夜の同じ時刻に見た年配の男性がいるのですが、その方も同じことをおっしゃってました。ぞーっとしたから振り返ることもできず、逃げるように駆け抜けたと。」」
「その人もそんな風に感じたんですね。確かにあれは尋常じゃない雰囲気でした。どうだったとかの説明は上手くできないんですが、普通じゃない!って目でしたね。」
「要するに。。。人殺しの目だったんですね。」

そんなのわかるわけないっつーの。
人殺した人なんて側にいないし、それどんな目よ。


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目撃者M その1.

2016-08-07 17:47:49 | 日記
大阪から友人が上京して来て旧交を温めていた晩。遅くに帰宅してフレイとピグモンを散歩に連れ出した。

家を出て右に曲がり、道なりに歩くと小さな公園に行きつく。
24時を回った公園入り口の街灯の下に男性が立っているのが遠目でわかった。ベンチも無い公園の入り口にただただ立っているというのも変で、その姿は奇異に映った。
目を合わせてはいけない。すぐさまそこを通り過ぎなくてはいけないと本能的に思ったくらいだから、男性は体中から異様な雰囲気を醸し出していたんだと思う。
ウキウキと尻尾を振る2つの毛玉を連れ、体をこわばらせて行き過ぎようとする私を凝視し、視線を外すことなく目で追う男。

やめればいいのに見ちゃったんだよね。
通り過ぎる時に横目でその様子を見ちゃったの私。

狂人だった。。。

冷たく、感情の無い怖ろしい目。あれは普通の人間では全く無い。あまりの恐怖に背中は凍りついて、ぞっとするとはこういう事なんだなと思った。

多少の酒を飲んでいた私は散歩の後ぐうぐうと寝て、そんなことがあったことも丸っきり忘れていたんだけどね。



「殺された劇団員の女の子の家から色んな物が無くなってるんだとさ。夜中とはいってもそんな荷物を持って歩いていたら皆変に思うし目撃者だっていると思う。でもそんな話が出てこないって事は、バッグか何かを持っていたのかもしれないね。更にさ、殺された晩に気味の悪い男が目撃されていて、他の目撃者を捜しているらしいよ。」
聞き込みの刑事から漏れ伝わる捜査状況の交換がご挨拶がわりになった中野新橋。

「ねえねえ、あの〇〇公園に変な男がいたらしいよ。それを見た人はおじさん1人しかいなくて、警察は他の目撃者を捜してるんだって。」
私もご多聞に漏れずそんな噂話に毛が生えたような話を嬉々として話していた。ところが同じ話を4-5人目に話している時にハタッと気が付いた。

あの子が殺された晩・・・っていつだったっけ?・・・まじかっ!?大阪の友達とお寿司食べた日だ。。。
〇〇公園・・・男・・・荷物を運ぶ???・・・荷物・・・はっ!

記憶がパズルのように組み合わさって行き、どんどんあの日に引き戻されて行った。サムソナイト・・・そうよっ、あの男の横には2台のサムソナイト、サムソナイトがあった!!
あの目、あの服装、あの、あのサムソナイトオオオオオ!

どっ、どういう事だ!?
探されてる他の目撃者ってわたしなのお?



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ただいまー!

2016-08-02 20:34:28 | 日記
忽然とブログから姿を消したみのぽんず。
さて、何をしていたかというと・・・またもや多発性筋炎再燃で闘病。

へんてこりんな熱が出て、体の節々で炎症が起き、痛いやら力が入らないやらの症状が出始めた12月。移転騒動で肉体的にも精神的にも限界が来ていたから仕方がない。主治医の「再燃なんじゃないですかぁ?どー見てもそーなんじゃないですかあ?」という緊張感の全くない告知にもさもありなんとあまり驚かなかったよ。
そんな事よりもっと驚くことが中野新橋にはいっぱいあるんだもの!!



進展の無かった劇団員殺人事件の時も街は喧しくて、あちらこちらでこんな光景が見られたっけ。

「皆が聞かれているのに何で俺だけ何にも聞かれないんだよ!!」
「だからさ、こういう性犯罪は50代は外されんだよ。」
「俺はまだ40代だっ!」

捜査の行き詰まりで、行きかう人々に片っ端から聞き込みをする刑事たち。それでも年配になるとスルーしていたようだ。
見た目で年齢を特定されるのはプライドが許さないようで、飲み屋では親爺たちが気色ばんでいた。

「Tさん達、羨ましいっすよ。俺なんか仕事の関係で帰宅は夜中2時じゃないすか。疲れてるのに、『何でこんな時間に歩いてるんだ?』『何の仕事してるのか?』って毎晩職質受けてうざいんすよ。仕事してちゃだめなんか?って言ってやりたくなりますよ。」
「なんだとー!お前俺がジジイで自分はまだまだ若いって言いてえのかっ!?」
「違いますって、何興奮してんすか。だめだ、こりゃ。Tさん飲み過ぎっすよ。」

捜査が滞り始めると50歳60歳にも職質は広がり、全ての人が対象になっていった。しかし・・・何故だか一人その対象から外れていて、「何で俺には誰も聞いてこないんだよ!どんんだけジジイと思ってんだ!」と不機嫌になっていた諸国漫遊バールのマスターM。
50代後半だがまあ50位には見えるこの御仁がようやく職質を受けたというでないか。

「俺のバイクの後を付けてくる若い男がいてさ。普通の恰好をして普通のヤマハ1300ccのバイクに乗ってるんだよ。で、停止してくれって言うから何かあるのかと思って停めたんだよね。警察手帳を見せてくるから俺にもとうとう職質かと思って『あの女の子の件ですか?』って聞いたんだけどさあ。。。」

殺害現場のマンションのすぐ側でのことだった。何も知らないと言おうと思ったら、その若い男は「違います。15年前、あなたは何をしていましたか?」と聞いてきたそうだ。15年前の2000年の暮れに何をしていたか、と。そして親指の指紋を取らせてくれと言ったそうな。

「ねえマスターさ、そんな若い男だったらそいつだって15年前にはまだまだ子供?って感じだったんじゃないの?本当に警察だったの?2人一組ならともかく、単独行動って変じゃない?それもバイク?何の事件なのさ。」
「世田谷家族殺人事件。。。あれからもう15年も経っちゃったんだね。去年の暮れになって犯人の親指の指紋が出て来たそうだよ。で、何で俺なのかわからないけど、追跡して停車させて・・・指紋だよ。」

聞けば聞くほど不思議な話だ。15年前の犯人の指紋が何故今頃になって出て来たのか?そして何故川島商店街で張っていたのか。。。また何故マスターMなのか。不思議な感じがするする・・・するするするする、そんな中野新橋。



さあ、2016年後半になってようやく生き返ったみのちゃんワールド、始まり始まり~。


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師走だわさ

2015-12-28 16:24:47 | 日記
あっという間の3か月だった。



7月22日に立ち退き要請を受けて9月30日に閉店。10月1日にすぐ近くで開店。実に目まぐるしい日々だった。
ハッと気づけば時は既に師走。あまりにも暖かい師走に一年の締めくくり感は感じられない。

「何でこんなにホテルの問い合わせが多いんだ?」
「それは年末だからですっ。」

ゴールデンウィークのホテルが少ないって嘆いていたのに、もう年末ホテルの時期を迎えるなんて、人生短し恋せよ乙女って。。。ほんとなんだねえ。

そんな乙女が我が家の近くで殺害されたのがこの夏だった。
すぐに犯人は捕まると思っていたら、みるみるうちに川島商店街、更には中野新橋にまで刑事がいっぱい。飲み屋街では「あいつが怪しい、こいつも怪しい」と、噂話が飛び交っていた。



「沖縄弁の男だってよ。」
「ありゃー、そりゃ○○(沖縄料理店)のマスターじゃねえの?女好きだもの。」
「でもま、一番怪しいのは付き合ってた男と階下に住んでる男だろ?」

確かに顔出しインタビューで亡くなった女性の部屋の状況(音)を克明に話してしいた彼は怪しいと評判だった。有名人になってしまい、友人と電車に乗っても、「今さっき地下鉄に入って行ったけど、男があれの後を付けていたぞ。きっと尾行だな。」等と噂されてしまう。白と判定された後、彼はひっそりとこの街を去るしかなかったようだ。
で、私たちは決して顔出し取材をOKしてはいけないって事を学んだわけである。

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新生DINGOのはじまりはじまり~。

2015-10-01 19:59:35 | 日記
本日10月1日、DINGO/WONWON新規オープン!!

昨日午後二時に弥生町の店舗を閉鎖し、本町の店舗に移動。午後四時より本郷氷川神社宮司様に新店舗のお祓いを行っていただいた。関係者各位の中、旧店舗と新店舗それぞれの大家さんがいたりするのが面白い。
「15年もの長いお付き合いなんですもの~。せっかくだから私もお清めしていただきたくってさ。ありがたいわ~。」
旧大家列席理由がとっても下町っぽくて、素敵でしょ。

本当は整頓された中でお清めを行いたかったのだ。それなのに・・・片付け終わらず、そこかしこに漫画本やらトイレットペーパーが散乱する床を掻き分け、宮司様は前進。
「どちらで行いましょうか・・・?」
「はっ、どうぞ、こちらでございます。」
カウンターに山積みされている荷物を床に落として神様の場所を確保するなんて申し訳ないが、これまた仕方がないね。



恭しくお酒・お米・塩をお供えして、大麻(おおぬさ)は振るわれた。
かしこみー、かしこみー。
長いことまともに睡眠を取っていなかったせいもあり、宮司の祝詞を聞いているうちに失神寸前になってしまったよ。あのまま深い眠りに引き込まれていたら・・・戻って来れなかっただろう。ああ、怖い。



終了後はひたすら整理整頓、セールの準備だ。旧店舗は道路に沿って煉瓦の段があったが、新店舗は前に車2台分のパティオがある。
商品を並べてスタッフどんぐりとエスニックが仕分けをする横には・・・牛。新店舗に着任して早2週間のガンジー牛、ラムジーちゃんだ。何で犬屋に牛なのかは別にして、問題なのは羊でない牛の名前がラムジーってこと。ジェシカがいいんじゃないかという私の意見をどんぐりが無視した結果の命名である。
では何故ジェシカと名付けたかったのか?それはね、クロエとジェシカ・・・そんなコンビにしたかったの。



クロエとラムジー、新生DINGOと共によろしくお願い致します。
新規オープンセールは10/1-4まで。皆さんのご来店をお待ちしております。





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