きょうの給食は
ごはん・ミルク
ひじきの煮物
五目汁
梅干し でした。
給食の梅干しは、梅、塩、しそだけを使用したものです。
奈良県の業者で作られたものを長年使用しています。
一般のお店では、減塩のもの、はちみつ漬けの甘いもの、
その他の味付けがしてあるもの、色がつけてあるものなど
いろいろな梅干しがでまわっています。
しかし、味覚の発達の真っ最中の子どもたちには、
梅のもつ酸味としょっぱさと、
しその美しい紅色や香りなど自然の味を
目や鼻や舌で味わって、
味覚をよりとぎすまして覚えていってほしいと願っています。
子どもたちはこの給食の梅干しが大好き。
保護者の方からも「どこで売っていますか?」
とお問い合わせをいただくことも多いのです。
残念ながら、同じものは近くのお店では手に入らないようですが、
裏の表示をみて、原材料が「梅、塩、しそ」だけを使っているもの
が近い味であろうと思います。
6月の梅の実が出回る頃におうちで手づくりするのもよいですね。
校庭や近所の公園では梅の花が咲いてよい香りがしています。
「春は名のみの風の寒さや」(早春賦より)ですが
きっと春はそこまできているのですね。