みなさまこんばんは、箕面市役所の那谷です。
仮想マシンは本当に便利ですね。
VirtualBox のメジャーバージョンが4.0.x になって、仮想マシンのファイル形式が少し変わりました。
3.x系では、単に仮想HDDファイルがあるだけでしたが、4.0ではホームディレクトリ配下に「VirtualBox VMs」というディレクトリがあり、この中に仮想マシン名のディレクトリができて、その中に、ログが格納されるディレクトリや、仮想HDDファイルや設定ファイルなどがあります。![]()
これにともなって、仮想マシンの複製方法も、若干コツがいるように思いますので、今日はそれをまとめておきたいと思います。
現状、私は以下の2通りを確認しています。
●方法1:コマンドで仮想HDDを複製して、新規仮想マシンに割り当てる
●方法2:汎用的な仮想マシンファイル形式であるOVF(拡張子は .ova )でエクスポート・インポートする
(この方法では、仮想HDDのファイル形式が、vdi ではなく汎用的なvmdkとなります。)
●まず方法1です。
1.まず仮想HDDをコマンドで複製します。
仮想HDD複製のコマンドオプションが、「 VBoxManage clonevdi 」から「 VBoxManage clonehd 」に変わっています。
ユーザー名がuser00 、既存仮想マシンが「aiposrv」だとして、
$ VBoxManager clonehd /home/user00/VirtualBox¥ VMs/aiposrv/aiposrv.vdi /home/user00/VirtualBox¥ VMs/aiposrv_1.vdi![]()
2.仮想HDDファイルができています。![]()
3.VirtualBox 上で、新規(N)ボタンを押下して、新規仮想マシン作成ウィザードを始めます。![]()
4.仮想マシンの名前をつけ、OSのタイプを「Ubuntu」にします。
例では「 aiposrv_1 」としています。![]()
5.仮想マシンに割り当てるメモリのサイズを指定します。![]()
6.仮想HDDの指定で、「既存のハードディスクを使用」とし、フォルダアイコンをクリックしてファイル指定画面へ遷移します。![]()
7.先ほど複製してできた仮想HDDファイルを指定します。![]()
8.次へ進みます。![]()
9.完了です。![]()
10.このままでもいいのですが、このままだと、仮想HDDファイルが、仮想マシンディレクトリの外にあることになってちょっと気持ち悪いです。
そこで、仮想HDDファイルを、仮想マシンディレクトリの中へ移動してやります。
そうしてVirtualBox 自体を再起動すると、「仮想HDDファイルがみつからない」というエラーがでます。
このエラーを修正していきます。![]()
11.移動させた仮想HDDファイルが、みつからないのでエラーになっています。![]()
12.いったん「解放」してやります。![]()
13.さらに、「除去」します。![]()
14.複製しようとしている仮想マシンの設定を変更します。![]()
15.「ストレージ」で「ハードディスクの追加」とします。![]()
16.「既存のディスクを選択」を選択します。![]()
17.「仮想マシンディレクトリ」内に移動させた、複製した仮想HDDファイルを指定します。![]()
これで、仮想マシン一式を複製できました。
●次に方法2です。
1.「ファイル→仮想アプライアンスのエクスポート」を押下します。![]()
2.複製したい仮想マシンを選択します。![]()
3.エクスポートする「OVFファイル(拡張子はova)」を保存する場所を指定します。![]()
4.少し時間がかかります。![]()
5.ホームディレクトリ内の、ドキュメント配下にエクスポートファイルができています。![]()
6.次に、できたエクスポートファイルをインポートしてみます。
「ファイル→仮想アプライアンスのインポート」を押下します。![]()
7.「選択」で先ほどのファイルを指定します。![]()
8.「ドキュメント」ディレクトリ内のovaファイルを指定します。![]()
9.「次へ」![]()
10.設定一覧を確認します。
仮想HDDのファイル形式が、汎用的な「vmdk」になっているのが、ちょっと違う点ですね。![]()
11.取り込むのに少し時間がかかります。![]()
以上で、仮想マシンの複製が完了します。
いかがでしょうか。
ご参考まで。
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