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『ジョーカー・ゲーム』

2015年02月21日 | 映画(さ行)
『ジョーカー・ゲーム』
監督:入江悠
出演:亀梨和也,伊勢谷友介,深田恭子,小澤征悦,小出恵介,
   山本浩司,渋川清彦,田口浩正,千葉哲也,光石研,嶋田久作他

TOHOシネマズ梅田本館から別館アネックスに移動して、
前述の『ビッグ・アイズ』とハシゴ。
ジョニー・デップのヒゲ男とどちらを観に行くか迷ったと書きましたが、
正確には本作とヒゲ男のどちらを観るかを迷ったのでした。
どちらもハズレの可能性大、ビミョーでしょ。(^^;
結論、ヒゲ男を観ないことには何とも言えません。

原作は柳広司の同名連作短編集。
友人が「めっちゃ面白かった」と言っていましたが、私は未読です。
最近注目株の入江悠監督の作品も過去にまだ観たことがなくて、
私にとっては新しいものだらけ。

第二次世界大戦前。
陸軍士官の嘉藤(亀梨和也)は仲間をかばい、誤って上官を殺してしまう。
銃殺刑の執行直前に現れたのが陸軍中佐の結城(伊勢谷友介)。
結城は周囲の反対を押し切って嘉藤の身柄を引き取り、
自身が創設した秘密組織“D機関”のスパイに嘉藤を抜擢する。

嘉藤はほかにスカウトされた民間人とともに過酷な訓練を受ける。
その間、嘉藤に対して敵意あらわな三好(小出恵介)と諍いになり、
発砲した三好がD機関を追放されるという悶着も。

そんなこんなの日々が過ぎ、やがて初めての任務に就くことに。
それは国際都市“魔の都”に駐在する米国大使グラハムが隠し持つ、
機密文書“ブラックノート”を奪い取って来いというもの。
同じく訓練を受けた小田切(山本浩司)、実井(渋川清彦)と一緒に魔の都へ向かうのだが……。

かなりショボいご都合主義で、ええんかこんなんでと思わなくもないですが、
そのご都合主義に笑わされて、そこそこ楽しめます。
お金はかかっているのでしょうが、なんでしょう、このチープ感。
これを観ると、やっぱりトム・クルーズってすげぇなと思います。

個人的には、
ちょっと気になる渋川清彦も見られ、
『イヌゴエ』(2005)以来注目している山本浩司もいつになくよく映っていた。
・伊勢谷友介の側近を演じる小澤征悦のますます暑くなった顔も見られた。
・大根だと思いつつ、深キョンは相変わらず可愛かった。
・裏切り者かと思いきや、小出恵介くんはやはりいい人役だった。あ、ネタバレ。
……ってことで十分です。

ほいでこれ、続編があるんでしょうかね。
また乗せられてしまいそう。(^o^;

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