夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『胸騒ぎのシチリア』

2016年11月26日 | 映画(ま行)
『胸騒ぎのシチリア』(原題:A Bigger Splash)
監督:ルカ・グァダニーノ
出演:レイフ・ファインズ,ダコタ・ジョンソン,マティアス・スーナールツ,
   ティルダ・スウィントン,オーロール・クレマン他

勤労感謝の日は水曜日でレディースデー。
大阪ステーションシティシネマはポイントを貯めてもドリンク等に交換できるだけ。
ほんとは映画鑑賞券に換えられるほうがありがたいから、
なんばパークスシネマまで行こうと思ったのですが、前日飲み過ぎ。←またかよ。(^^;
ちょっとでも近いステーションシティで手を打ちました。

イタリア/フランス作品。
アラン・ドロン主演のフランス映画『太陽が知っている』(1968)のリメイクです。
オリジナルはロミー・シュナイダーやジェーン・バーキン共演という豪華キャスト。
それに比べるとこのリメイクのキャストは控えめに思えるけれど、
その分、俳優たちの演技がすべて。面白かったです。

世界的な人気を誇るロック歌手マリアンは、声帯の手術を受ける。
静養のため、年下の恋人ポールを連れてシチリアのパンテッレリーア島へ。
プールもある別荘でふたり静かに過ごすはずが、
元彼でカリスマ音楽プロデューサーのハリーから突然連絡が入る。
ハリーは最近自分の娘だと判明したというペンを伴い、別荘に押しかけてくる。

とにかく騒々しいハリーに、マリアンとポールはすっかりペースを乱される。
しかしマリアンは陽気な元彼と過ごすことがまんざらでもない様子で、
そんな様子を見てポールはイライラを抑えるばかり。

一方のペンはポールに興味を引かれたらしく、しきりと誘惑を仕掛ける。
ちっともなびかないポールだったが、
ある日、マリアンとハリーが買い物に出かけた折り、別荘にはポールとペンが残され……。

キワモノ的な役が多い女優ティルダ・スウィントンが主人公のマリアン。
ハリーにはいつのまにか悪役が増えたレイフ・ファインズ
どちらかといえば貧乳のダコタ・ジョンソンは脱ぐのに抵抗ないようで、
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(2015)の後もペン役でまた脱いでいます。
ベルギー出身のイケメン俳優マティアス・スーナールツがポールに。

この4人が繰り広げる愛憎劇の面白いこと。
それもこれも4人の演技力ゆえ。堪能できます。

最愛の恋人と元彼がいちゃつくのをどうしてポールは許しているのか。
冒頭から不思議で仕方ないその理由は、徐々に明らかになります。
若くて(貧乳だけど)セクシーな女性から言い寄られたら飛びつきそうなものなのに、
徹底して無視するポールに、女ならば喝采を送りたくなることでしょう(笑)。

心のうちを表には出さない4人の腹の探り合い。
しかもそのうちの1人は声帯手術後のマリアンで、声に出そうにも出せません。
そんな彼女が唯一声を張り上げる「叫び」のシーンも秀逸。

シチリアの景色と併せて楽しめます。

……こうして全部書いてから、あらためてダコタ・ジョンソンの画像を見たら、
やっぱり貧乳でもないかしらん。そこそこある!?←どうでもええか。(^^;
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