夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『メアリと魔女の花』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の18本目@なんば)

2017年07月17日 | 映画(ま行)
『メアリと魔女の花』
監督:米林宏昌
声の出演:杉咲花,神木隆之介,天海祐希,小日向文世,満島ひかり,
     佐藤二朗,遠藤憲一,渡辺えり,大竹しのぶ他

フリーパスで観るものが底を突いてついに“アンパンマン”にまで手を出した前週。
この週末から封切りになった作品が数本あり、
日曜日、眠さをこらえつつもいそいそと早起き。
あ、ちなみに昨日ではなくて先週の日曜日の話です。

長年“スタジオジブリ”にアニメーターとして所属していた米林宏昌監督。
『千と千尋の神隠し』(2001)、『ハウルの動く城』(2004)、
『崖の上のポニョ』(2008)など、宮崎駿作品の原画を手がけられました。
この7月で44歳だから、『千と千尋』のときってまだ20代だったのですね。凄い。
初めてメガホンを取ったのが『借りぐらしのアリエッティ』(2010)。
『借りぐらし』の脚本は師匠・宮崎駿が担当しましたが、
監督2作目の『思い出のマーニー』(2014)では脚本もご自分で。
そしてこの『メアリと魔女の花』もやはり自身が脚本を担当。
ジブリのプロデューサーだった西村義明氏が設立した新たなアニメスタジオ、
“スタジオポノック”の記念すべき第1回長編作品として製作されました。

なんだかんだで宣伝しまくりの鳴り物入りだったから、
封切り2日目のこの日も混んでいるのかと思いきや、
朝8時半の回だからか空いていました。
同回に来ていたほかのお客さんもちょっと拍子抜けだったらしく、
「思ったより空いてるなぁ」とつぶやく人ちらほら。

原作はイギリスの作家メアリー・スチュアートの児童文学。

ある夏、田舎町の赤い館村に引っ越してきた少女メアリ。
両親は仕事の都合で遅れてくることになっているから、
しばらくの間、メアリは大叔母シャーロットの邸でひとり世話になる。
優しい大叔母のことは大好きだが、遊びにつきあってはもらえまい。
テレビもゲームもない邸で子どもひとりどう過ごせというのか。
家政婦のバンクスさんを手伝おうにもメアリは失敗ばかり。

天気のいい日、バンクスさんが用意してくれたお弁当を持って出かけたメアリは、
村に住むピーターという少年と出会う。
メアリのコンプレックスである赤毛をさんざんからかわれ、怒り心頭。
凹みながらお弁当を広げていると、メアリの前にピーターの飼い猫ティブとギブが現れる。

まるで森の中へと誘うようなその猫たちの様子に、
好奇心旺盛なメアリがついていってみると、珍しい花が咲いていた。
一輪手折って持ち帰り、邸の庭師ゼベディさんに見せると、
これは“夜間飛行”という、7年に1度しか咲かない花だと教えられる。

夜間飛行はかつて魔女の国から盗み出された禁断の花。
そのせいで一夜限りの不思議な力を手に入れたメアリは、
乗り方もわからないほうきに引っ張られるように空へ。
そして魔女の学校“エンドア大学”へとたどり着き、入学してしまう。
ところがエンドア大学では、校長のマダム・マンブルチュークと
魔法科学者のドクター・デイが驚きの研究を重ねていて……。

途中、睡魔に襲われた部分があったのは、
物語が潔いほどシンプルだったからではないかと思います。

むずかしい話はなく、元気な女の子と男の子がいて、喜怒哀楽はっきりと。
悪だくみする人がいて、魔法をかけられた生き物たちがいて。
ハッとするような目新しさやユニークさは足りないから、
ところどころ寝ちゃったんだと思います。

実写映画で見かけると、時折ウザく感じていた佐藤二朗(すんません)。
彼が声を担当するほうき小屋の番人フラナガンさんはよかったな~。

「ほうき」のイントネーションが標準語の関西弁では全然ちがうのですよね。
これ、「ほうき」という単語が出てくる映画を観るといつも「へ~っ」と思うこと。
本筋にまったく関係の話ですみません。(^^;
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